和歌山市初期のアシナガバチ駆除春先のアシナガバチ巣駆除2023年4月4日(火)駆除の御相談を頂きましたのはとある不動産管理会社様。管理されている戸建て物件にて蜂にもしかしたら巣を作られているかもしれない！ということで御連絡頂いたのでした。そちらは賃貸物件になるのですがお住まいの入居者様から相談を受けたということで最近になり,玄関先などで頻繁にハチの姿を目撃するようになったので,何処かに巣を作られているかもしれない！ですが蜂の巣らしき物は見当たらない・・・毎日のように玄関先やベランダにてハチが飛んでいるため,気になって仕方のない状況なのでなんとかしてほしい。こういう事でございました。ハチの種類は分からないということでしたが,詳しくお聴きした結果アシナガバチで間違いなし。この時期というのはちょうどそれぞれのアシナガバチの女王蜂が巣作りを開始し出す正にその時期なのです。ですのでよくハチの姿を目撃するという事はこれから新たに巣作りを開始しようとしている,あるいは既に巣作りを開始しているということになります。この時期に見かけるハチというのはアシナガバチに関しましては全てが女王蜂になりますので,それぞれが巣作りを開始しようとしているということです。その女王蜂というのは,昨年の段階で周辺にて巣作りされていた巣より最終的に誕生した女王蜂という事になりますので,間違いなく以前から周辺にてアシナガバチに巣作りされていたということになるのです。それは同敷地内に実は気付かなかっただけで巣作りされていたということもよくある事態になります。ですので今回ももしかするとそのような状況である可能性も考えられます。この時期というのは完全に巣作りを開始していることもあれば,そうでない事もありますので調査という形でお伺い。まずはお客様宅にて全域のハチの動向調査を実施。すると,やはりちらほらとハチの姿！想定通りアシナガバチ。ですが調査の結果,ほとんどが巣作りを開始しているという訳ではなく,現時点では飛来してきている状況だったのです。ここからは細部まで全域の調査開始。一ヶ所ずつ調査していくと,やはり。敷地内の軒などにアシナガバチの巣。そして別箇所にも。全てが過去に巣作りされていた物でしたがやはり以前から標的となっていたことが判明。今回巣作り及び飛来していたアシナガバチはセグロアシナガバチだったのですがこの蜂に関しましては,気付かぬうちに実は敷地内に巣作りされており,そのまま時が経過し,蜂の巣だらけになってしまうという事態もよく発生しますので注意が必要なアシナガバチになります。引き続き細部まで調査したところベランダの雨避け屋根にも！こちらは間違いなく今シーズンの巣。初期の初期の作り立ての巣になります。一匹の女王蜂を退治し巣も完全に除去。最終的にその他の箇所も調査した結果他では問題ないことを確認出来ましたので全域に薬剤散布し駆除作業の完了。これでとりあえずはご安心頂けそうです。しかし,状況が状況なだけに今後もいつ何時巣作りされてしまうか分かりませんので定期的に全域の点検を必ず行って頂く必要があります。この時期はアシナガバチに関して巣作りを開始しているか,そうでないか微妙な時期になり,巣も小さくハチの数も一匹のみなので気付きにくいですが,この時期に早期に発見し完全に駆除出来れば,それだけ危険性も弊害も最小限に抑えることが出来ますのでこの時期から点検を行っておくことをおススメ致します。
