弊社駆除対応地域である
大阪府,奈良県,京都府,兵庫県
和歌山県内において山間部,都市部に
分かれて生息域に違いのある
スズメバチについて御紹介します。
スズメバチに関しましては一般家庭の
一戸建て敷地内,マンション敷地内
などに巣作りしやすい蜂になり
中には屋内側の屋根裏内や床下
などに巣作りするスズメバチも
おりますので厄介な蜂と言えます。
こちらのページでは数種類存在する
スズメバチに関して簡単に御紹介
させて頂きます。
コガタスズメバチに関しましては
スズメバチの中では最も遭遇率の
高いスズメバチになります。
山間部よりは比較的都市部に
生息しており,まさかこんな所にという
都会でもお目にかかる蜂です。
体長は約3㎝~3,5㎝前後でアシナガ
バチと比べても太さが全く違いますので
すぐにスズメバチと判断出来るでしょう。
巣の形状は基本的にマーブル模様の
茶色やベージュ色になり真ん丸の
形状やラグビーボールのような形状
又は壁面などに巣作りしている場合は
いびつな形の巣のものもあります。
コガタスズメバチに関しましては
巣作りしたての5月から6月上旬頃で
まだ女王蜂が一匹のみの状況では
巣の形状がかなり独特な形状
になります。トックリや一輪挿しの
花瓶を逆さにしたような形状なのです。
コガタスズメバチはスズメバチの
中でも比較的大人しいタイプ
なのですが,やはり放置しておくと
巣はかなり巨大化,蜂の数もかなり
増加することになるので早期に
発見しておくことが重要です。
そしてコガタスズメバチはよく
植木や植え込み内部などに巣作り
することがあり,意外と刺されることの
多いスズメバチになります。
キイロスズメバチに関しましては
スズメバチの中でも最も凶暴で
厄介な蜂であると言えます。
最も巣を大きくしていきますし
蜂の数も桁違いに増加します。
都市部にはほぼ生息しておらず
主に山間部よりの住宅街などに
巣作りされることがあります。
体長は約2,5㎝~3㎝程なので
最も体のサイズは小さくなるのですが
かなり恐ろしいスズメバチです。
巣の形状は基本的にマーブル模様
になり,茶色やベージュ色,中には
こげ茶色の一色のみの巣もあり
真ん丸の形状,バレーボールのような
形状,中にはラグビーボールのような
形状もあります。
キイロスズメバチに関しましては
巣作り,子育てのサイクルが
圧倒的に最速なので一日でも
早期に駆除しておく必要のある
スズメバチです。
特に時期によっては引っ越しする
という事態がよく発生し,その際は
集団で一気に巣作りを行いますので
あっという間に巣が巨大化して
しまうことになるのでスズメバチの
中でも最も要注意な蜂になります。
更には屋根裏内や床下,壁内部
などによく巣作りするタイプなので
かなり厄介なスズメバチになります。
モンスズメバチに関しましては
特に閉鎖された空間,つまり
屋根裏内や床下,壁内部などに
巣作りしやすいスズメバチになります。
生息域は定まっておらず,山間部
都市部に関わらずお目にかかる
スズメバチです。
体長はコガタスズメバチと同様の
約3㎝前後になります。
特徴的なのは夜間でも活動出来て
しまうという点です。
巣の形状は綺麗なマーブル模様で
ベージュ色,茶色になりキイロスズメバチ
などと違い巣の外皮が完全に覆って
いるわけではなく,巣の下部が
がら空き状態となっているのが
特徴となります。
モンスズメバチに関しましても
時期によっては引っ越しし
集団で一気に巣作りを行う
ということもよくありますので
かなりハイペースで巣は巨大化
していくスズメバチになります。
屋根裏内や床下,壁内部
以外にも重機のエンジンルーム内や
簡易トイレのユニット内など
想定外の箇所に巣作りすることの
あるスズメバチです。
ヒメスズメバチに関しましては
スズメバチの中では比較的
巣はそれ程巨大化せず,蜂の
総数も桁違いに増加していく
ということはないスズメバチです。
しかし体長が約3,5㎝前後で
中には4㎝程の個体も
おりますのでかなり大きく感じる
スズメバチになります。
巣の形状はマーブル模様で
茶色,ベージュ色を基本とし
モンスズメバチと同様,巣の外皮が
完全に覆われておらず,サイドと
下部の部分ががら空き状態と
なっており,巣の内部のハニカム
構造の巣穴が丸見え状態と
なっています。
ヒメスズメバチはそれ程巣を
巨大化させないのですが
キイロスズメバチなどと同様に
屋根裏内や床下,壁内部などに
巣作りしやすい蜂なので厄介な
スズメバチと言えるでしょう。
更にはそういった箇所に巣作り
した場合,かなり奥深くに巣作り
することもあり,発見が困難な事も
あるのが厄介な点です。
オオスズメバチに関しましては
蜂の中でも最も凶暴で危険な
スズメバチになります。
基本的に山中に巣作りする
ことが多いのですが,中には
都市部の住宅街などにも
巣作りすることがあります。
体長はハチの中でも最も大きく
約4㎝前後になり,中には4,5㎝
以上の個体もおりますのでかなり
大きい危険なスズメバチです。
巣の形状はマーブル模様で
茶色,ベージュ色,こげ茶色の
巣になり,キイロスズメバチのように
外皮がほぼ形成されておらず
巣の内部の巣穴が丸出し状態
となっております。
オオスズメバチの巣は基本的に
地中に巣作りします。
稀に屋根裏内や床下などに
巣作りすることもありますが
基本的に屋外の土の中に巣作り
することになり,少し斜面となっている
法面部分に巣作りしたり,中には
一般家庭のお庭の地中に巣作り
することもあります。もしも地中に
ハチが出入りしているのを発見
なさった際はそれはオオスズメバチの
可能性が高いので絶対に近寄る
ことの無い様お願い致します。
チャイロスズメバチに関しましては
かなり特殊なスズメバチになります。
他の種類のスズメバチの巣を
乗っ取り,そちらで生活するという
変わった習性になります。
都市部,山間部に関わらず
神出鬼没的にお目にかかる
ことのあるスズメバチです。
体長は約3㎝前後で最も特徴的
なのは体色が全体的に茶色
こげ茶色であることです。
巣の形状は乗っ取るため
コガタスズメバチの巣や
キイロスズメバチの巣になります。
屋根裏内などのキイロ
スズメバチの巣を乗っ取った場合
外皮を破壊し巣の内部が
丸見え状態となっていることも
ございます。
チャイロスズメバチに関しましては
一風変わった習性になるのですが
なかなかお目にかかることのない
スズメバチなのであまり気にする
必要はないでしょう。
チャイロスズメバチが乗っ取りに
やってくるということは元々そちらに
他のスズメバチの巣があったという
ことなのでそういった他の
スズメバチに注意して頂くことを
おススメ致します。