【蜂駆除】屋根裏,床下,壁内部などの特殊作業!
いつの間にか閉め切った室内に蜂の姿があるということはありませんでしょうか?それは屋内側に巣作りされている可能性が高くなります。主にスズメバチやミツバチが駆除対象となる屋根裏などの駆除作業についてご説明させて頂きますので早期発見にお役立て頂けたらと思います。
板倉敦司
板倉敦司

蜂の巣駆除特殊作業について

特殊作業とは?

 

蜂の巣駆除と言いましてもただ単に屋外の
軒下などに巣作りされている蜂の巣を
駆除するのみではございません。

 

ハチの種類によっては一般家庭の屋内側
つまり屋根裏内や床下,壁内部などに
巣作りされてしまうこともあるのです。

 

そういった屋内側の蜂の巣駆除に関しまして
弊社では特殊作業とさせて頂いております。

 

ハチ駆除特殊作業に関しましては
通常の基本料金とは別に特殊作業の
基本料金が適用となります。

 

屋根裏内などに巣作りすることの多い
ハチは主に

  • スズメバチ
  • ミツバチ
  • ドロバチ

となります。

 

スズメバチ

スズメバチの種類の中では主に

  • キイロスズメバチ
  • モンスズメバチ
  • ヒメスズメバチ
  • チャイロスズメバチ

が屋根裏内や床下,壁内部などの屋内側に
巣作りすることが多くなります。

 

キイロスズメバチ屋根裏

 

モンスズメバチ屋根裏

 

ヒメスズメバチ屋根裏

 

もしもスズメバチに屋根裏内や床下,壁内部などに
巣作りされてしまうと,かなりハイペースで巣は
巨大化し,ハチの数もあっという間に増加して
いってしまうので出来る限り早期に発見し
早期に駆除しておく必要があります。

 

月日が経過し巣が巨大化,ハチの数が増加し出してくると,もしも室内側に隙間などが存在する場合はそちらから室内にスズメバチが侵入してきてしまい,とんでもない事態に陥ってしまうこともあるので要注意です。

 

ミツバチ

ミツバチの種類の中では主に

  • 二ホンミツバチ

が屋根裏内や床下,壁内部などの屋内側に
巣作りすることが多くなります。

 

二ホンミツバチ屋根裏

 

二ホンミツバチ床下

 

もしもミツバチに屋根裏内や床下,壁内部などに
巣作りされてしまうと他のハチと違い複数年そちらで
生活することになるので非常事態に陥ってしまう
確率がそれだけ高くなってしまいます。
更にハチの総数が数千から数万匹にまで達し
体長が極小なので室内側に簡単に侵入出来て
しまいますので通常の生活が困難になってしまう
ということもよく発生するのがミツバチです。

 

ミツバチに関してはかなり貴重な存在なのですが
一般家庭住宅の屋内側に巣作りされてしまった
場合は出来る限り早期に駆除しておいた
方が良いでしょう。

 

ミツバチに関しまして最も厄介な事態と言えるのが屋内側の屋根裏内に巣作りされてしまった場合,きっかけがあれば巣が落下してしまうことがあるということです。落下した箇所というのは屋根裏内の足元,つまり室内側の天井に位置しているので巣が落下してしまうと内部に蓄えられていた蜜が一気に漏れ出してしまい,天井板に染み込みいずれ室内に垂れ落ちてしまうことがあるのです。更に巣の大きさ,蜜の量によってはかなりの重量がありますので天井板がたわみ,そして抜け落ちてしまう結果となるのです。そうなると大群のミツバチが室内に一斉に侵入してきてしまうことになるので正に最悪の状況です。決して過言ではないので屋内側に巣作りされてしまった場合はすぐに対処しておく必要があります。

 

何処から屋内に侵入しているのか?

 

スズメバチやミツバチに屋根裏内などに巣作りされて
しまうということは必ず屋外側から侵入されて
いるということになります。
住宅などの構造にもよりますが居住年数が長くなれば
なるほど屋外の様々な箇所に隙間などが発生して
しまうことがあり,そんな箇所を逃さずハチは侵入し
屋内側に巣作りを行うのです。
又は構造上最初から隙間が発生してしまっている
こともよくあり,そんな箇所から侵入するのです。

 

換気口

建物の外壁に設置されている屋根裏内の換気口
床下の換気口部分など屋内側にメッシュが貼られて
いない場合,又は経年劣化により隙間が生じて
しまっている場合はかなりの確率で
侵入されてしまいます。

 

スズメバチ侵入換気口

 

スズメバチ侵入換気口

 

ミツバチ侵入換気口

 

外壁の妻換気口の他,軒天換気口などからも
内部に侵入されることがあります。
軒天換気口から侵入している場合は
ほとんどが軒天内部の空間部分に
巣作りされておりますが軒天内部の
駆除も特殊作業料金が適用となります。

 

外壁の隙間

軒天部分に元々生じていた隙間や
ひさしの根元部分,経年劣化により
外壁に生じてしまった隙間などもハチに
侵入され屋内側に巣作りされてしまう
ことがあります。

 

ミツバチ侵入庇隙間

 

スズメバチ侵入母屋隙間

 

スズメバチ侵入軒天隙間

 

軒天に張り出している母屋部分と外壁の間に
隙間が生じていることがよくあり,そちらから
屋内に侵入されることが多々ございます。
そしてひさしの根元部分に生じている隙間
からも侵入され壁内部に巣作りされてしまう
ということも。更には外壁の様々な箇所に
経年劣化により崩れてしまい隙間が生じて
しまうこともよくあるため,そういった箇所を
発見なさった際はすぐに補修しておく
ことが必要になります。

 

エアコンホース開口部

ほとんどのご家庭に設置されているエアコン。
エアコンには屋外に室外機が設置されており
その室外機と室内機をつないでいるホースは
ほとんどの場合が外壁に開口された穴より
室内に通すのですがそのホースと外壁の
隙間から屋内にハチに侵入されてしまう
こともよくある事態になります。

 

ハチ侵入ホース開口部

 

ハチ侵入ホース開口部

 

ハチ侵入ホース開口部

 

ホース開口部外壁部分には必ずパテが
装着されているのですが何らかの事情で
装着されていないケースや経年劣化により
落下してしまうこともよくあり,そんな状況で
屋内側に侵入されてしまうのです。
又,エアコンを完全に取り外した際
外壁の開口部が完全に開いてしまって
いる状況もありますので必ず処置して
おく必要があります。

 

ハチ侵入口閉鎖作業

屋内側にスズメバチやミツバチに巣作りされて
しまった場合は必ず屋外側にハチの侵入口が
存在するのですが,そういった箇所の閉鎖作業を
弊社では蜂の巣駆除完了後,必ず実施
させて頂いております。
その時点で出入りしていた箇所の閉鎖作業は
特殊作業基本料金に込みとなりますが
その他の箇所二ヶ所目以降も閉鎖ご希望の
場合は一ヶ所につき追加料金が発生します。

 

ハチ侵入口閉鎖

 

ハチ侵入口閉鎖

 

ハチ侵入口閉鎖

 

換気口の閉鎖作業に関しましては基本的に
屋内側からの作業実施となりますが場合に
よっては屋外側からの作業実施となることも
ございます。換気口の閉鎖作業は
通気性を保ったままの閉鎖となります
のでご安心ください。

 

各侵入口の閉鎖作業は場合によっては近付けない,届かないなどの状況で作業を行えないケースもございます。

 

室内側開口作業

屋根裏内や床下,壁内部などにハチに巣作り
されてしまった場合,予め室内側の天井などに
開口部,点検口などが存在しないケースでは
巣作りされている可能性のある箇所周辺の
天井や壁面を開口させて頂く必要があります。
開口部が存在しても該当箇所に近付けない
こともありますのでその際は周辺を開口させて
頂く必要があります。
開口作業費用は特殊作業基本料金に込みと
なりますが,復旧作業は弊社では行って
おりませんのでお客様御自身にお任せ
させて頂いております。
なお,開口部は最終的に簡易的に
閉鎖させて頂きます。

 

開口部閉鎖

 

開口部閉鎖

 

開口作業に関しましてはスズメバチの種類によっては
想定外の箇所に巣作りされていたという事態も
発生することがあり,一ヶ所のみならず別箇所も
開口が必要になるケースもございます。

 

薬剤散布のみ作業

薬剤散布のみ作業とは屋内側に巣作りされて
いる蜂の巣を撤去せず,薬剤散布のみ実施し
最終的に侵入口を閉鎖する駆除作業
になります。
こちらはあくまでも最終手段となります。

  • 屋外,屋内共に全てがコンクリート構造であるため何処も開口することが出来ない
  • 石垣の内部なので巣を撤去出来ない
  • 事情により室内を開口出来ないなど

こういったケースでは蜂の巣を撤去せず
薬剤散布のみの駆除作業でお受けする
ことも稀にございます。
しかしこの駆除作業では完全な駆除は
出来ておりませんので後々様々な弊害が
発生してしまうこともあるのです。

薬剤散布により成虫はほぼ退治出来ていたとしてもサナギ状態の蜂には薬剤は届ききらないのでそれらが羽化し別箇所の隙間などから出入りし通常の生活を行ってしまう恐れがある
ミツバチのケースでは巣が落下してしまい,大量の蜜が室内の天井などから垂れ落ちてしまうなど

厄介な事態に陥ってしまうことも中には
ございますのであまりおススメ出来ません。

 

ですので屋内側に巣作りされてしまった
場合でも必ず

 

  • STEP
    ハチを退治
  • STEP
    巣を完全に撤去
  • STEP
    侵入口を閉鎖

 

基本的な駆除作業を実施させて
頂いております。

 

弊社でも全く巣の撤去が不可能と判断させて
頂いた場合は薬剤散布のみの駆除作業と
させて頂いておりますが,全てのケースにおいて
薬剤散布のみとなる場合は上記のような
様々な弊害が発生する可能性があると
いうことにご了承頂いての作業実施となります。