【空き家物件】は蜂の標的となりやすいので要注意!
事情により空き家となってしまっている物件を所有されている方もおられると思いますが,かなりハチに巣作りされやすい環境になります。弊社でも空き家物件の蜂の巣駆除はよくございます。そんな空き家物件に関しての注意点などご説明させて頂きますので所有者の方はご注意頂けたらと思います。
板倉敦司
板倉敦司

空き家物件は巣作りされやすい

空き家物件はかなり要注意

 

一戸建て,店舗,マンション一室など
空き家状態となってしまうことは
よくあることで長期間使用されない
状況が続いてしまうとやはりハチに
巣作りされやすくなってしまいます。

 

空き家状態ということは
人の気配が全く無いということで
ハチにとってはかなり快適に
暮らせる環境なのです。

 

そんな状況であれば空き家物件
なのでその物件に関しましては
利用している方がいないので
影響は無いのですが
住宅街やマンションであれば
必ず隣接している住人の方や
入居者の方がおられるということ
なのでその方々に

 

かなり影響が及んでしまう

 

こともあるのです。
ハチに巣作りされてしまった箇所が
お隣様との境目に近い箇所であれば
特に第三者の方の生活に影響が
出てしまうこととなってしまいます。

 

ですので空き家物件というのは
かなり要注意となります。

 

空き家物件といっても様々

 

一言で空き家物件と言ってもそれは
管理状態が様々になります。

  1. 個人が所有している物件
  2. 管理会社の管理物件
  3. 所有者不明の物件

など空き家物件に関しましては
所有権が誰にあるのかでハチに
巣作りされてしまった場合など
対処方法が異なります。

 

1の場合は所有者が個人の方
なのですが,元々そちらの物件にて
お住まいになられていたのですが
事情によりどなたもお住まいになる
ことが無くなり,ご家族の方も
別箇所にてお住まいになられている
というケースになります。
所有者の方が特定出来ている事が
多いので比較的連絡の取りやすい
状況になります。

 

空き家スズメバチの巣

 

こちらの写真の状況は元々お住まいに
なられていたのですが,事情により
長期間空き家状態になってしまって
いたケースになり,つたに隠れる形で
軒下部分にスズメバチに巣作り
されていたのです。
営巣箇所というのが敷地前の
通りに面した箇所に位置していたため
通行人の方々に影響が及んで
しまっている状況だったのです。

 

こちらの所有者の方には現地の
ご近所様で連絡が取れる方が
おられましたので比較的すぐに
対処して頂くことが出来たのでした。

 

空き家スズメバチの巣

 

こちらの写真の状況も元々お住まいに
なられていたのですが,事情により
全ての方が離れた地域にお住まいに
なられていた状況で空き家状態と
なっており,二階軒天内部に
スズメバチに巣作りされており周辺
ではスズメバチが飛び回っていたので
お隣様に影響が及んでいたのです。

 

こちらの所有者の方は現地の
お隣様と連絡が取り合える状況
だったのですぐに対処することが
出来たのでした。

 

2のケースでは個人から完全に
不動産会社に所有権が移転
している状況,あるいは賃貸物件
の空き家となります。
こちらの場合は最もスムーズに
駆除まで対処出来ることでしょう。
もしも空き家物件に蜂の巣が
あるのを発見した場合は
そちらの管理会社様に連絡して
頂ければ対応してくれます。

 

売り物件空き家

 

入居者募集空き家

 

もしも空き家物件を管理会社様が
管理している場合はこちらのような
看板が玄関先などに設置されている
はずですので蜂の巣を発見なさった
際はすぐに連絡するようにしましょう。

 

マンションやハイツの場合は主に
ベランダにて影響が出てしまう
ことになります。ほとんどがお隣との
境はパーティションで仕切られている
だけですのでもしもパーティション
部分などにハチに巣作りされて
しまった場合はすぐにお隣様に
影響が及んでしまうことになります。
マンションやハイツであれば空室は
管理会社様が対処することに
なりますのでお気軽に連絡
して頂ければと思います。

 

最も厄介なのが3のケースです。
近年では所有者不明の空き家物件
というのが増加傾向にあり,そんな
物件であれば蜂に巣作りされてしまう
ことよりも崩壊の危険性があるなど
もっと深刻な状況が問題となって
いるケースもよくございます。

 

そんな物件にはやはりハチも
巣作りしやすくなってしまいます。

 

住宅街などであればお隣様などに
かなり影響が及んでしまいますので
もしも所有者の方がはっきりしない
場合はまずは

  1. ご近所の方々に聞いてみる
  2. 地域の自治会に相談してみる
  3. お住まいの地域の役所に報告する

こうすることによりもしかすると
1,2の段階で所有者の方が判明
することもあるかもしれません。
そして中には稀ですが自治会が
対処してくれるということも
ありますのでご自分ではどうする
ことも出来ない場合は相談して
みることをおススメ致します。

 

そして最終手段としまして3の
お住まいの地域の自治体に
現状を報告することです。
そうすることで所有者の方が
判明しそちらに状況が伝わり
対応して頂けることもございます。

 

しかし自治体でも所有者が全く
判明出来ないケースもあります。
その際の対応はどうなるのか
自治体によって様々なので
お住まいの地域の自治体に
確認して頂く様お願い致します。

 

空き家物件の所有者は注意

 

様々な事情により空き家状態と
なってしまった物件を所有されている
方は注意が必要になります。

 

御自身は遠く離れた地域に住んで
いるので全く問題は無いのですが
空き家状態となってしまっている
物件が存在する現地では思わぬ
事態に陥ってしまっている可能性が
あるということを念頭に置いておく
必要があるでしょう。

 

  • お隣様に影響が出てしまっている
  • 通行人の方々に影響が出ている
  • 第三者の方が刺されてしまった!

 

というような事態が既に発生して
しまっているかも分からないのです。
もしも通行人の方など第三者の
方が物件の蜂の巣が原因で
ハチに刺されてしまったら大変な
事態に発展することもありますので
かなり要注意なのです。

 

もしも空き家状態となってしまっている物件を所有されている方はハチに巣作りされてしまうかも分からないということを前提に出来る限り定期的に訪問し全域の点検を行っておくことが重要です。

 

突然ご近所の方などから連絡を受け
現地が大変な状況に陥っている
ということを聞かされたら大変驚き
切羽詰まってしまうことは避けられない
ので注意を払っておく必要があります。

 

中には現地の自治体から

 

警告の通知が届く

 

ということもあり敷地内に蜂の巣が
あるので早急に駆除をお願いする
第三者の方が刺されてしまった場合は
損害賠償の案件である
といった通知が実際に届いた
お客様もおられました。

 

そんな通知が届くと正に恐怖である
ことは間違いございませんので
そんな事態を回避するためにも

定期的に訪問し点検しておく

ことが必要になります。

 

空き家物件に関しましては
ハチの種類を問わずかなりの
確率で巣作りされてしまうことが
ありますので物件を所有されている
方は想定外の事態にも備えて
おくことが重要でしょう。