大阪府大阪市アシナガバチ駆除室内のアシナガバチ駆除2023年1月18日(水)駆除の御相談を頂きましたのは大阪府大阪市平野区在住の女性。一戸建て御自宅の二階一室にて突然ハチが発生したということでした!そこは寝室だったのですが朝目覚めた瞬間にブーン!突然頭上で羽音!かなり驚いたのですがよく確認したところ,それはハチだったのです!目覚めからかなり最悪な状況・・・かなり突然だったのですぐに寝室を出たのです。冷静になり考えたところ,窓は完全に閉めきった状態だった。そしてその他のお部屋の窓も完全に閉めきった状態だったのになぜ・・・こういうことだったのです。窓を完全に閉めきっているのに気付けば室内にハチの姿がある・・・ということも稀に発生します。それは時期によって様々な要因があるのですが,今回は時期的にハチのシーズンではなく,それぞれのハチの新女王蜂が完全に冬眠に入っている真っ最中の時期になります。その冬眠箇所というのが一般家庭の屋根裏内であったりすることがよくある事態なのです。そして完全な真冬であるこの時期でも稀にかなり気温が高くなることもここ数年ではよくあり,そんな際に一時的に冬眠から目覚めることがありそれらが室内から漏れている明かりを屋外と勘違いし,室内に侵入してきてしまうことがあるのです。ですので屋根裏内などで冬眠しているということは必ず屋外側に侵入出来てしまう箇所が存在し,室内側にも侵入出来てしまう箇所が存在するということになります。今回も恐らくそのような状況であると思われますので調査が重要になりそうです。早急に駆除にお伺い。まずは室内に籠城しているというハチの退治から。室内をくまなく調査したところいました,それはアシナガバチ。フタモンアシナガバチ。やはり屋内側の何処かで冬眠していたということで間違いなし。捕獲し駆除実施。念のため隅々まで調査しましたがこちらの一匹のみであった様子。ここからは侵入口の調査。するとそれはエアコン部分でした。室内機の裏側には完全な隙間が空いてしまっており,簡単に室内にハチが侵入出来てしまう状態だったのです。そして更に屋外側のホース挿入口のパテも何らかの事情で剥がれてしまっていた状態だったのでこちらから屋内に侵入されていたことが判明。それぞれの侵入口から薬剤注入し内部に存在するハチを駆除。すると,微かに羽音が響き渡りましたのでやはり屋内側で複数が冬眠に入っていたということです。屋根裏内までは到達せず今回は壁内部にて冬眠していたのです。これでこれらが春先に巣作りを開始することは防止出来ました。そして最終的にそれぞれの侵入口を完全に閉鎖実施。念のため敷地内全域の調査も実施しまんべんなく薬剤散布し残留処理。これで安心して頂くことが出来ます。ですが周辺が活発なアシナガバチの活動地域となっていることは確かですのでハチが活動を開始し出す春先頃からは定期的に敷地内全域の点検を行って頂く必要があります。今回のように突然室内にハチが姿を現すということも稀に発生し,時期によってはもっと最悪な状況に陥っているということもありますのでそういった異変を感じた際はすぐに対処しておくことをおススメ致します。