城陽市スズメバチの巣駆除トタン屋根のスズメバチ駆除2015年11月13日(金)駆除の御依頼を頂きましたのはとある設備管理会社様。管理されている浄化設備のすぐ側にスズメバチの巣があるのを定期点検に来られた方が発見した！ということだったのですが,実は既に被害が発生してしまっている状況だったのです。なんとその点検に来られた方が作業中にスズメバチに刺されてしまったのです。そんな事があったため,周辺をよく確認してみたところ,なんとすぐ近くのトタン屋根部分に見たこともない程の大きさのスズメバチの巣があったのです！幸いすぐに手当てなさったため,大事には至りませんでしたが,そんなスズメバチの巣を発見してしまったので,設備内は一切立ち入り禁止となってしまったのでした。それは設備横に設置されているトタン屋根に巣作りされており,巣の大きさは恐らく直径60㎝程はあった・・・浄化設備ということもあり,普段人が常駐しているわけではなく,定期点検の際のみ立ち入るという状況だったので,特にハチの標的となりやすかったのです。そして設備内はやはり関係者以外は立ち入り禁止となっていますので更に異変を察知することが困難だったのです。住宅街などと違い,ご近所様も巻き込んでの一大事となることはありませんが,立ち入る人がいないということは,それだけ蜂の巣は発見が遅れ巨大化してしまう可能性が高いということです。正に今回はそのような状況。巣はかなり特大化しているという事なのでハチの種類はスズメバチの中でも地域的にもキイロスズメバチで間違いなし。キイロスズメバチに関しましてはハチの中でも最も巣を巨大化させ,ハチの数も最も増加し最終的には数千匹にまで増加させる恐ろしいスズメバチです。そしてすぐに刺してくるので最も危険なスズメバチなのです。今回も決して巣に近付いたわけではなかったのに,離れた位置でも襲われ刺されてしまったのです。体の大きさはスズメバチの中では最も小さいのですが凶暴性から判断すると最も危険なハチと言えるでしょう。そして巣を巨大化させていくスピードもかなり最速なので,もしも巣作りされているのを発見なさった際はその時点で速やかに駆除しておくことをおススメ致します。完全に立ち入り禁止となってしまっている状況なので早急に駆除にお伺い。現場は京都府城陽市内。該当の設備内を確認しますと,その光景に思わず息をのみました。雨よけのトタン屋根部分に巨大！キイロスズメバチの巣！直径60㎝程に成長した特大のキイロスズメバチの巣があったのです。ハチの総数は恐らく2000匹程。やはりキイロスズメバチは恐ろしい・・・巣作りされているのを放置していると例外を除き巣は巨大化するということです。これがもしも住宅街の一般家庭の敷地内に存在していたとしたら,とんでもない状況に陥っていたことでしょう。状況が把握出来ましたので駆除。慎重に巣に最接近し現時点で内部にいるスズメバチたちを完全に退治。ハチの数が相当数なので時間を要しますがなんとか全てのスズメバチを駆除完了。巣も跡形なく完全に撤去。巣の内部を確認しますと,10層に成長しておりこの時期でもまだまだ幼虫もサナギも多数！そろそろ新女王蜂も誕生する時期で内部にはやはり多数の新女王蜂の姿も。念のためしばらく待機し戻りバチがおればその都度捕獲し駆除。そして設備内その他の箇所も調査させて頂き他では問題無いことを確認出来ましたので全ての駆除作業の完了。これで問題なく点検作業を再開して頂くことが出来そうです。今回のケースに関しては一般家庭とは違い特殊なケースでしたが,このような設備などの場合,普段常駐している方がおられずハチの標的となりやすく,一度標的となってしまうと,巣はかなり巨大化してしまうことがほとんどですので定期的に訪問し状況を把握しておくことが重要です。そして点検の際は想定外の箇所に巣作りされている可能性もありますので蜂に巣作りされているかもしれないということを念頭に置いて頂き,隅々まで点検しておくことをお勧め致します。
