和歌山市戸建て住宅室内に大群のハチが発生2022年4月24日(日)部屋の中がとんでもない状況になってしまっているため立ち入る事が出来ない！ということで緊急の御連絡を頂いたのですがそれは突如として発生したということ。前日までは何ら変わりなくいつも通りそちらのお部屋でも生活していたのですが,当日に帰宅された際,そちらのお部屋のドアを開けた瞬間,信じられない光景がっ！それはお部屋の中で見た事もない程の数の虫が飛び回っていたのです！屋外ではなく,そこは完全な室内。なぜ・・・そんな状況だったのでもちろん室内に入る事は出来なかった・・・ご家族の方々も皆騒然となることに。そしてその虫をよく確認してみたところそれはハチかもしれないということで更に危険を感じどうすることも出来なくなってしまったのでした。部屋の中に巣を作られているのか！？ですがほんの数時間前まではそんなハチの姿は無かったので,巣を作られているとは考えにくい・・・一体どういうことなのか・・・こういったお悩みでございました。今回はかなり稀で厄介な事態に陥ってしまっている状況だったのです。部屋の中に大量のハチが居座っているという事なので,通常の生活が完全に送れないことになるので正に最悪の状況なのです。ハチの種類は詳しくお聴きした結果ミツバチで間違いなし。詳しくお聴きしたところ,そちらのお部屋の窓は完全に閉めきった状態だったので窓から侵入して来た可能性は無いという事。ということは別の要因で室内に侵入してきたという事になり,窓以外に屋外からハチなら容易に侵入出来てしまう隙間等が存在するあるいは元々屋内側にお客様がお気付きになられなかっただけで巣作りされていたということも考えられます。屋内側つまり屋根裏内や壁内部に巣作りされていたという事で,ミツバチに関してはこういった屋根裏内や壁内部などによく巣作りするのです。そして室内側に隙間等が存在しそちらから誤って室内に侵入して来ている可能性が考えられるのです。時期的に考えてミツバチに関してはこの時期は元々巣作りしている巣より約半数の数千から数万匹のミツバチが新たに巣作りを出来る箇所を求め飛び立つ時期になるので,もしも屋外から侵入していた場合は,そちらのお部屋のすぐ屋外にて飛び立ったハチたちの待機場所となっていた可能性が考えられ,そして隙間等から誤って室内に侵入してしまったという事が考えられます。又はその新たな営巣箇所としてお客様宅にやって来たということも考えられ,隙間等から侵入し屋根裏内などに巣作りしようとしていたのが,実はその先は屋根裏内ではなく完全な室内だったという事も考えられます。そして元々屋根裏内などに巣作りされていた場合は,約半数のミツバチが飛び立つ際に室内から漏れていた明かりを屋外と勘違いしてしまい,室内に大群のミツバチが一気に侵入してしまったという可能性もあるでしょう。とりあえずは原因を究明するためにも迅速に調査駆除にお伺い。まずは該当のお部屋を確認しますと,それはかなり厄介な状況に陥っていたのです。多数のハチが室内の至る箇所に！正体は想定通り二ホンミツバチ。かなり大変な作業ですが地道に全てのミツバチを捕獲退治実施。次に室内,屋外側の調査を開始し原因究明。まずは屋外側より屋根裏内や壁面内部などにミツバチが出入りしていないかどうかの調査を行いますと,特にそのような状況はなし。そして室内側を徹底的に調査しますと屋根裏内などから室内に侵入出来てしまう隙間等は存在しなかったので元々巣作りされていたという可能性は消去されました。すると室内の壁面には換気扇が存在。全ての状況から判断しこちらが原因と特定。屋外側の換気口を確認しますと,そこにはやはり多数のミツバチの姿が存在。そちらの換気扇は屋外から通通状態だったので簡単に室内に侵入されてしまう状況だったのです。ですので室内に大量のミツバチが侵入してしまったのでした。今回は元々巣作りされていたという訳ではなく別箇所にて巣作りされている巣より飛び立ったミツバチたちが換気口部分に待機しておりそれらが誤って室内に侵入してしまったということで間違いなさそう。換気口に群がっているミツバチたちも申し訳ないのですが全て駆除。しばらく待機し飛び回っているハチたちも全て退治出来たところで駆除作業の完了。これでようやく安心してお部屋の中にて生活して頂く事が出来そうです。今回のように時期,状況によってはミツバチが大群で突然場所を選ばず群がり出すという事態が発生することがあり,それは本当に突然で数千匹以上が存在することになるので騒然となってしまうことは間違いございませんがその群がりは早ければ翌日や数日後には姿を消すこともありますので,生活に支障の無い箇所であれば見守ってあげるのも良いでしょう。しかしかなり長期間に渡って移動しない事もありますし,その群がりのすぐ側に巣作りを開始することもありますので,もしもそんな状況であれば駆除をご検討頂いた方が良いでしょう。そして今回のお客様宅のように待機場所となった箇所が室内に侵入出来てしまうような箇所であれば,間違いなく日常生活を送れない事になりますので少しでも異変を察知した際はその時点で駆除をご検討頂く事をおススメ致します。
