大阪府大阪市スズメバチ駆除ベランダのスズメバチ巣駆除2023年5月23日(火)駆除の御依頼を頂きましたのは大阪府大阪市鶴見区のとある施設様。施設二階のベランダに設置されているエアコン室外機付近に蜂の巣があるのをエアコン清掃の際に発見した!ということでございました。そちらの室外機というのが足元に設置されているタイプではなく天井に吊り下げられているタイプの物だったのです。その吊り下げられている室外機の根元部分にあたる天井に巣作りされていたということ。エアコン室外機・・・室外機に関してもかなりハチに巣作りされてしまうポイントとなり,主にハチの種類はアシナガバチになります。室外機外部の底面やホース部分,そして本体内部など至る箇所が標的となってしまうことがあるのです。ですので今回もアシナガバチの可能性が考えられましたが,詳しくお聴きした結果,そうではない様子。今回はスズメバチだったのです。スズメバチの中でも種類はコガタスズメバチ。コガタスズメバチに関しましてもこの時期というのは女王蜂が一匹のみで新たに巣作りを開始している時期となるので巣はまだ初期サイズで巣の内部からは働き蜂は誕生していない状況がほとんどになります。ですので巣に対してハチの数は女王蜂一匹のみとなるのです。その女王蜂が一匹のみの段階では巣はかなり独特な形状になり,真ん丸の巣ではなく,トックリや一輪挿しの花瓶を逆さにしたような形状なのです。一見しただけではスズメバチの巣とは判断出来ないことが多いので中には放置したままになってしまうケースもあるのが初期の巣になります。しかし今回は更に初期の段階のようで独特な形状になる前の上部の外皮が半分程出来上がっている状況。いずれにしてもこの時期に異変を察知しスズメバチの巣を発見することが出来ればそれだけ危険性を最小限に抑えることが出来ますので敷地内の点検をこの時期から行っておくことをおススメ致します。早急に駆除にお伺い。該当のベランダを確認しますと,それは想定通りコガタスズメバチの巣。頭上の天井室外機留め具部分に巣作りされており,上部の外皮が半分程形成されている状況で巣の内部が丸見え状態。現時点では巣にスズメバチの姿はなし。この時期というのは女王蜂自ら巣作りなどを行っておりますので頻繁に巣を留守にするのです。その留守中に巣のみを撤去しただけでは完全な駆除は出来ておりませんのでしばらく待機し帰りを待つことに。そして・・・しばらく待機後,巣に戻ってきてくれました。このタイミングを逃さずに駆除実施。スズメバチ退治後,巣も完全に除去。これでこちらのスズメバチの巣に関しては完全に駆除完了ということです。巣の内部を確認したところ,内部には卵が産み付けられている状況でまだ一匹も幼虫にも孵化していない状態。念のため敷地内その他の箇所も調査し他では問題ないことを確認出来ましたのでスズメバチ駆除作業の完了。今回はこの時期に早期にスズメバチの巣を発見出来ましたので危険性を最小限に抑えることが出来たので良かったのですが,あとひと月も経過していたら働き蜂が多数羽化していることになり危険性は増大することになりますので出来る限り早期に発見しておくことが重要になります。