「資材置き場にてハチを目撃!」【柏原市の蜂の巣調査】2022/05/23
大阪府柏原市会社敷地内資材置き場の蜂の巣調査2022年5月23日(月)会社の資材置き場にてつい最近になり頻繁にハチの姿を目撃するようになったので何処かに巣を作られているかもしれない!ということで調査のご依頼を頂いたのですがそちらの資材置き場では過去にも蜂に巣作りされてしまったことがあり,蜂の種類はスズメバチやアシナガバチなどによく巣作りされていたということだったのです。以前はハチなどに巣作りされるなんて思ってもみなかったので,全く気にすることは無くかなり巣が巨大化してしまってから巣を発見するという状況だったのですが,それでは従業員の方々などに危険が及んでしまうということで春先頃からは全域に注意を払うようにされていたのです。すると今年度もやはり周辺にてハチの姿を目撃するようになったので早めに対処しておくこととなったのでした。以前は屋外に設置されている階段の裏側にアシナガバチに巣作りされてしまったり保管されていた資材,そして物置小屋の中にはスズメバチに巣作りされてしまったりと至る箇所が標的となってしまっていたのです。今回はハチの姿は見かけるものの,巣を作られているかどうかは全く分からず。全域調査での御対応となります。今回のように資材置き場というのも蜂の種類を問わず標的となってしまうことがあるのです。資材置き場ということは長期間使用されていない資材などが存在することになり,そんな資材などに巣作りされることが多くなります。そして蜂の巣があることに気付かず久々に資材を取り出した際などに一気に襲われ刺されてしまうこともある危険なポイントでもあるのです。過去には廃材が長期間放置されている状況でそれらの処分を行うために作業していたところ廃材の至る箇所に蜂に巣作りされており作業員の方が刺されてしまったという事態も発生しておりましたので長期間放置されている物を移動などなさる際はかなり慎重に行って頂くことが重要になります。作業開始前に蜂の巣がないか,蜂が行き来していないかどうかをよく確認してから作業開始して頂くことをおススメ致します。早急に調査駆除にお伺い。敷地内は少し広大となりますが,一ヶ所ずつ地道に細部まで調査させて頂くと,資材部分などにはアシナガバチの巣を確認。しかしそれらは全てが過去に巣作りされていた物。そして建物窓部分にはドロバチの巣。こちらは窓上部に設置されているシャッターボックス内部の外壁部分にこびりつける形で巣作り。ドロバチの標的にもなっていたのです。一般住宅の窓にも設置されていることの多いシャッター式の雨戸の上部ボックス内というのも蜂に巣作りされることがあり,ドロバチの他アシナガバチもよく巣作りを行います。もしも御自宅の窓の雨戸がシャッター式であればボックス内が標的となる事もあるということを御認識頂ければと思います。こちらのドロバチの巣も過去の物でしたが跡形なく完全に除去実施。引き続き調査を行いますと一匹のハチの姿!それはスズメバチ!しばらく動向調査を行いますとそのハチは一直線に資材置き場に保管されていたフェンス部分へ侵入!営巣確定。そこは一見しただけでは巣が見えない状況。慎重に該当箇所を調査したところ,そこには初期のコガタスズメバチの巣。積み重ねられていたフェンス部分に巣作り!まさかの箇所に巣作りされていたのでハチの行き来を確認出来ていなければ発見はかなり遅れてしまっていた状況でした。コガタスズメバチに関しては初期の段階では巣は独特な形状になり,フラスコやトックリを逆さにしたような物体になります。今回も正にそのような初期の巣の段階。駆除実施となり慎重に巣に最接近。内部のスズメバチを退治し巣も完全に撤去。巣の内部を確認しますと,時期的にやはりハチの数は女王蜂が一匹のみの初期の段階で巣の内部の卵はまだ全てが孵化しておらず。これでこちらの巣に関しては完全に駆除完了。引き続きその他の箇所も徹底的に調査させて頂いた結果,他では現時点では巣作りされていないことを確認出来ましたので駆除作業の完了。現時点ではご安心頂く事が出来ますが,やはりいつ何時標的となってしまってもおかしくない状況なので今後も全域に注意を払っておく必要がありそうです。今回のケースのように資材置き場というのもハチの標的となってしまうことがあり,長らく保管されている物などに巣作りされてしまうと気付けないことが多く,どうしても発見が遅れてしまうことになりますので久々に物を取り出す際などは注意が必要です。もしも資材置き場が存在する場合で資材が多数保管されている際はハチの標的となることがあるという事をご理解の上,定期的に全域の点検を行っておくことが重要です。
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