「換気口から屋根裏にハチがっ!」【京都市の蜂の巣駆除】2022/11/03
京都府京都市右京区ハチ駆除屋根裏のスズメバチ巣駆除2022年11月3日(木)二階の屋根裏の中にハチに巣作りされているかもしれない!とお悩みの御連絡を頂きましたのは戸建て住宅にお住まいのお客様。屋根裏の中,つまり屋内側に巣作りされている可能性があるということ。厄介な事態・・・そんな状況を疑うきっかけとなったのがつい最近にお庭の草刈りを行っていた時の事だったのです。ふと頭上に目をやると,頻繁に虫が行き来しているのを発見!その際は何の虫かも分からなかったので気にせず草刈りを行っていたのです。しかし,その後も変わらず行き来していたので気になりご家族の方に相談。するとそれは蜂であることが判明。そしてよく確認してみると,なんとそのハチたちは我が家の二階最上部壁面に設置されている換気口部分へと出入りしていたのです!まさかの光景にかなり愕然となることに。その換気口は屋根裏内の換気口。ということは屋根裏内にハチに巣作りされているという事なのか・・・その後も変わらず換気口にハチが出入りしていたので駆除を御決断なさったのでした。以降はそちらの屋根裏に位置するお部屋にも恐怖で入る事が出来なくなってしまった。念のためご家族の方がそちらのお部屋の点検を行ったところ,なんとか室内にはハチは侵入していないことを確認。今まで全く気付くことなく生活していたことに恐怖を覚えることに。ハチの種類は分からないという事でしたが詳しくお聴きした結果,スズメバチ。そして地域から判断してスズメバチの中でも種類はキイロスズメバチである可能性。キイロスズメバチに関してはスズメバチの中でも最も巣を巨大化させ,ハチの総数も最も増加させていくタイプのスズメバチなのです。そして今回のような屋根裏内にもよく好んで巣作りを行うタイプなのです。更に巣を巨大化させていくスピードがかなり速いので本当にあっという間に巣は大きくなっていってしまうのです。今回のような屋根裏内に巣作りされてしまうと気付きにくい事が多いので特に巣は巨大化しやすくなってしまいます。巣が完全に見えないので巣作りされているか分からないという事が多いですが,今回のように屋根裏内へと通じる換気口などから蜂が出入りしておればそれはほぼ間違いなく巣作りされていると判断してもらって良いでしょう。時期やハチの種類によっては別の要因もあるのですが,キイロスズメバチの場合は巣作りを疑って頂いた方が良いです。そして換気口から出入りすることもあれば最上部の軒に発生してしまった,あるいは元々構造上発生している隙間から出入りすることもよくありますので,もしもそのような箇所からハチが出入りしているのを発見なさった際はその時点で駆除をご検討頂くことをおススメ致します。キイロスズメバチの場合は本当にあっという間に一日おきに巣は巨大化し,ハチの数も増加していきますので早急に異変を察知しておくことが重要になります。そのためにはハチのシーズンである春先の5月頃から秋頃までは定期的に住宅の頭上の外壁など点検を行っておく必要があるということです。そして異変の察知の仕方にも注意が必要になり今回のように屋外にて換気口から出入りしているのを発見出来,室内にはハチが侵入していない状況であればまだ幸いなのですが屋外の出入りを確認するわけではなく室内にいつの間にかハチの姿があるということで異変を察知出来た場合は既に厄介な事態に陥ってしまっているのです。それは屋根裏内などに巣作りされてしまうともしも室内側に隙間等が存在している場合ハチが誤って室内に侵入してしまうことがあるためです。そうなればそちらのお部屋では生活することが出来ない事になるのは間違いないのでそんな事態を回避するためにも出来る限り早期に屋外側から異変を察知しておくことをお勧めします。迅速に駆除にお伺い。まずは屋外側の状況を確認しますと,やはり定期的に二階最上部壁面の換気口へとハチが侵入しており,キイロスズメバチ。営巣確定。時期的にシーズン終盤になるので例外を除き巣はかなり特大化,そしてハチの数もかなり増加している模様。次に巣の全容の確認へ。幸い該当のお部屋の屋根裏内へは予め設置されていた点検口から上がる事が出来たので慎重に屋根裏内を確認。すると・・・ありました,換気口出入口すぐ側に巣作りされており,キイロスズメバチの巣!巣は直径50㎝程に特大化していたのです!やはりキイロスズメバチは恐ろしい・・・一度屋根裏内に上がると,異変を察知したスズメバチたちが飛び回ることになるのですぐに駆除実施で慎重に巣に最接近。現時点で内部にいるスズメバチたちを全て退治し巣も跡形なく完全に撤去。出入りしていた換気口を確認しますと元々ハチなら容易に侵入出来てしまう状態だったのですが,更に換気口部分は蜂により出入りしやすいようにかみ砕かれていた状況。発見が遅れてしまえばしまう程このような事態が発生することもあるのです。今後のためにも換気口部分を完全に閉鎖。これで今後こちらから侵入されることは防止。その後は戻りバチを地道に退治し念のため敷地内その他の箇所も調査し他では問題ないことを確認出来ましたので駆除作業の完了。巣の内部を確認しますと,7層程に成長しておりそしてまだまだ幼虫もサナギも多数存在。そして多数の新女王蜂も確認。今後も新女王蜂が誕生していたはずですがそれも完全に防止することが出来ました。これで通常の日常生活に戻って頂くことが出来そうです。今回は屋根裏内に巣作りされていましたが幸いにも室内にスズメバチが侵入してしまうような事はなかったので良かったのですが状況によっては室内にスズメバチが多数侵入してしまい,とんでもない事態に発展してしまうこともありますので屋内側に巣作りされた際はかなり注意が必要になります。もしも住宅の軒に隙間が発生,あるいは換気口がハチなら容易に侵入出来てしまう状態であればいつ何時ハチに侵入され巣作りされてしまうか分かりませんので,御自宅の外壁の状況などを定期的に把握しておくことが重要です。キイロスズメバチに関しては生息域は限定されるので域外にお住まいの方は心配いらないのですが,その他のスズメバチなども屋根裏内に巣作りを行うことがあるのでやはりキイロスズメバチに限らず,気を配っておくことが重要になります。そしてもしも換気口などから蜂が出入りしているのを発見なさった際は,それはほとんどが巣作りされていることになりますので発見出来た時点ですぐに対処しておいた方が良いでしょう。
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