トタンの蜂の巣駆除

 

2022年8月9日(火)

 

御自宅の駐車スペース部分に設置されている
トタンに蜂の巣があるのを発見した！

 

という事で駆除の御依頼を頂きましたのは
一戸建て住宅にお住まいのお客様。

 

駐車スペースのトタン屋根という訳ではなく
お隣様敷地内との境目に仕切りとして設置
されているトタンに巣作りされているという事。

 

そして少し厄介な状況なのが,お隣様敷地内側
にもトタンが設置されており,そのトタンと
トタンの間の僅かな隙間部分に巣作り
されているという事だったのです。

 

まさかの箇所に巣作りされているのを発見
したのでお客様はビックリ！

 

そちらの駐車スペースには車両は駐車されて
いないのですが,自転車を駐輪している状況。

 

そして今回ご家族の方がいつも通り自転車を
駐輪された際,片隅にてハチの姿を発見！

 

するとそのハチはなんと該当のトタン部の
隙間内部へと侵入していったのです。

 

まさかと思いつつ,トタン部分を確認したところ
なんとそこには蜂の巣があったので
またやられたか・・・

 

そんな心情だったのです。

 

実はお客様宅では以前から毎年のように蜂に
巣作りされていたのです。

 

一階の軒部分であったり,二階のベランダなど
様々な箇所に巣作りされたことがあり毎度
発見出来た時点では巣は小さかったので
その都度ご自分で駆除されていたのです。

 

ですが今回は巣作りされている箇所が厄介で
しかも巣はそれなりに大きくなっていたので
ご自分での駆除は断念なさったのでした。

 

ハチの種類はアシナガバチ。

 

アシナガバチに関しましては今回のお客様宅の
ような状況がよく発生することがあるのです。

 

毎年のように敷地内に巣作りされてしまったり
あるいは同年度に複数箇所に巣作りされて
しまうといった事態が発生するのです。

 

ですのでスズメバチに比べると危険性は
低いのですが,そんな観点から考えると最も
厄介なハチと言っても過言ではございません。

 

そういった状況に陥りやすいのは巣に気付かず
放置してしまった場合や,又は巣を発見していたと
してもアシナガバチだからという事でそのまま
放置してしまっていた場合などに陥りやすいので
巣作りされているのを発見なさった際はやはり
その時点で駆除しておくことが重要でしょう。

 

そしてアシナガバチの巣の場合,ご自分で駆除
なさる方もおられるのですが,その際完全に駆除
出来ていなかった場合にも上記のような事態に
陥ってしまう事がありますのでご自分で駆除
なさる際は必ず完全に退治するつもりで
行うことが重要になります。

 

今回は少し特殊な箇所に巣作りされていましたが
その他の様々な箇所も標的となってしまいますので
アシナガバチが巣作りを開始し出す春先頃からは
定期的に全域の点検を行っておき出来る限り
早期に完全に駆除しておくことが重要です。

 

早急に駆除にお伺いとなり,駐車スペースを
確認したところ,それは不自然な箇所に巣作り！

 

トタン越しに蜂の巣がうっすら確認出来る状況。

 

 

正にまさかの箇所に巣作り。

 

セグロアシナガバチの巣。

 

トタンとトタンの間に器用に巣作り。

 

トタン越しに蜂の巣が見えている状態でしたが
まさかの箇所になるのでなかなか発見は困難。

 

このようにアシナガバチに関しては種類に
よっては想定外の箇所に巣作りされることも
よくありますので,敷地内のそういった箇所にも
注意を払っておくことが重要です。

 

少し難儀な箇所でしたが駆除実施。

 

 

全てのアシナガバチを退治し巣も完全に撤去。

 

夜間に駆除となったので戻りバチに
気を使う必要はなし。

 

念のため敷地内その他の箇所全域も調査させて
頂くと,やはり至る箇所に以前に同種の
アシナガバチに巣作りされていた痕跡を確認。

 

毎年標的となっていたという事で,敷地内裏手に
関してはお客様はお気付きになられて
いなかったので,結果放置してしまっていた
状況だったのです。

 

幸い現時点では他では巣作りされていない
ことを確認出来ましたので駆除作業の完了。

 

しかし今後もいつ何時アシナガバチの標的となるか
分かりませんので裏手も合わせて定期的に点検を
行って頂く必要があります。

 

そして今後もご自分で駆除なさることがあれば
完全に駆除するつもりで行うことが重要です。

 

今回のようにアシナガバチに関しては種類に
よっては毎年敷地内に巣作りされてしまう事態が
よく発生しますので,もしも過去に巣作りされた
ことがある御家庭は特に毎年敷地内に気を
配っておくことが重要になります。