雨避け屋根のアシナガバチ駆除

 

2015年6月11日(木)

 

駆除の御依頼を頂きましたのは
京都府京都市右京区在住の女性。

 

御自宅裏手に設置されている雨避け
屋根部分にハチに巣作りされている
のを発見したため,近辺に近付く
ことが出来なくなってしまった！

 

ということでございました。

 

そちらの裏手には普段あまり赴く
ことが無かったのですが,今回たまたま
赴くことがあり,その際ふと頭上の
雨避け屋根部分に目をやるとなんと
そこには蜂の巣があったので
かなりビックリ！

 

ハチの種類はアシナガバチなのですが
巣の大きさは既に握りこぶし大に成長
しており,ハチの数もかなり増加
していたということ。

 

巣の大きさなどから判断し,春先の
かなり早い時期から巣作り開始されて
いた状況のようです。

 

ハチの数がかなり増えていたという
ことは,それだけ多数で巣作りや子育てを
行うことになりますのでハチの数が
増加すればするほどそのサイクルは
かなり速くなっていくというわけです。

 

ハチの種類によっても異なるのですが
アシナガバチやスズメバチの場合は
上記のような状況がほとんどなので
出来る限り早期に発見し早期に駆除
しておくことをおススメ致します。

 

そしてアシナガバチの中でも種類に
よっては発見が遅れれば遅れる程
様々な弊害が発生してしまうことも
ありますので,そんな事態を防止する
ためにも早期駆除が重要です。

 

早急に駆除にお伺い。

 

該当の雨避け屋根部分を確認しますと
それはセグロアシナガバチの巣で
既に握りこぶし大に成長！

 

 

時期的な平均サイズを大きく上回る
サイズに成長しておりました。

 

ハチの動向を調査したところ,どうやら
こちらだけではなく,敷地内のその他の
箇所でも巣作りされている可能性。

 

とりあえずこちらから駆除実施で
慎重に巣に最接近。

 

 

全てのアシナガバチを退治し
巣も跡形なく完全に除去完了。

 

多数の戻りバチを退治しつつ,敷地内
その他の箇所も細部まで調査。

 

すると,なんとその他の箇所でも
複数巣作りされており,少し死角と
なっていた軒下部分にも同じく
セグロアシナガバチの巣！

 

こちらも巣はかなり成長。

 

 

そして別箇所のトタン屋根部分にも！

 

更には別箇所の一階軒下部分にも！

 

こちらには複数のアシナガバチの巣が
存在したのですが,一つが今シーズンに
巣作りされたもので,その他は過去に
巣作りされていた物。

 

 

ですので以前から実はセグロアシナガバチ
の標的となっていたということです。

 

このように気付かないだけで実は巣作り
されていて,毎年のように巣作りされて
いるということもよく発生するのです。

 

全ての巣を完全に駆除し,戻りバチも
地道に捕獲駆除。

 

そしてその他の箇所も調査の結果,他では
巣作りされていないことを確認
出来ましたので駆除作業の完了。

 

これでひとまずは安心して頂く
ことが出来そうです。

 

ですが,かなり敷地内が標的となっていた
ことが判明しましたので今後も必ず
定期的に点検を行って頂く必要が
ありそうです。

 

今回のようにセグロアシナガバチに
関しましては敷地内の複数箇所に巣作り
されてしまうという事態がよく発生
しますので巣作りされているのを発見
なさった際はその時点で完全に駆除
しておくことが重要になります。