植栽のアシナガバチ駆除

 

2015年7月11日(土)

 

駆除の御依頼を頂きましたのは
京都府城陽市在住の女性。

 

実はハチに巣作りされているのを発見し
ご自分でハチ駆除スプレーを使用し,蜂の巣
駆除を行ったということだったのです。

 

スプレーを噴射したものの,蜂の巣自体の
撤去は出来ていない・・・

 

それは御自宅敷地内に置かれていた
植木鉢の植栽に巣作りされていたのです。

 

つい最近にそちらの植木鉢を移動しようと
手を触れた瞬間,なんと突然目の前に
複数のハチが姿を現したのです！

 

突然の事だったので驚きすぐに避難！

 

幸い刺されることはなかったので
良かったのですが,しばらくしてから
植栽をよく確認してみたところ
なんとそこには蜂の巣があった！

 

ということだったのです。

 

ハチの種類はアシナガバチ。

 

まさかそんな箇所に巣作りされるとは
思ってもいなかったのでビックリ！

 

意を決してご自分で駆除することに！

 

スプレーを一気に噴射したところ
パニックとなったハチが舞い上がり
とんでもない事態に！

 

ですのですぐに避難！

 

その後様子を確認してみたところ
駆除出来ている蜂もおれば,周辺を
飛び回っているハチの姿もあったため
危険と判断し,ご連絡頂いたのでした。

 

今回のようにご自分で蜂の巣駆除をなさる
方もおられるのですが,完全に駆除出来て
いない場合は後々弊害が発生してしまう
こともあれば,最悪刺されてしまうことも
ありますので十分ご注意ください。

 

しばらく周辺にて飛び回ってしまう
ことにもなりますし,様々な箇所に蜂が
潜んでしまい発見が困難になってしまう
ということもありますので,ご自分で
駆除なさる際は万全の態勢で完全に退治
するつもりで行うことが重要です。

 

迅速に御対応となり,まずは周辺のハチの
動向を確認。

 

すると,植栽周辺にて異常な動きの
アシナガバチの姿！

 

やはり駆除しきれていなかったハチが
行き場を失い周辺で飛翔していたのです。

 

植栽を確認したところ,それは
フタモンアシナガバチの巣。

 

 

巣にはアシナガバチの姿はなし。

 

亡骸を調査したところ,数匹の確認は
出来ましたので少しは退治出来ていた
ようですが,やはりほとんどが退治
出来ていなかったようです。

 

仕方がないので巣を完全に撤去実施。

 

 

巣の内部を確認しますと,サナギ状態の
ものも複数おりましたのでそれらが羽化
することは防止出来ました。

 

ここからは周辺にて飛翔している蜂を
地道に捕獲駆除し,念のため敷地内
全域の調査も実施。

 

こういったケースの場合は駆除出来て
いなかったハチたちが別箇所にて群がる
といった事態も発生することがあるため
調査も重要になります。

 

結果,そのような事態は発生しておらず
その他の箇所では巣作りされていない
ことを確認出来ましたので作業完了。

 

今回に関しましてはそれほど弊害は発生
しておりませんでしたが,後々様々な事態が
発生してしまうこともありますので
ご自分で蜂の巣駆除を行う際は細心の
注意を払って行うことが重要です。