「奈良市」の【スズメバチ駆除アパート窓】2015/08/26
奈良県奈良市内,アパート一般家庭様の窓に巣作り。ヒメスズメバチの巣駆除の全容を御紹介させて頂きます。
板倉敦司
板倉敦司

奈良県奈良市スズメバチの巣駆除

アパート窓のスズメバチ巣駆除

 

2015年8月26日(水)

 

緊急の駆除の御依頼を頂きましたのは
奈良県奈良市内在住の女性。

 

御自宅はアパート一階にお住まい
なのですが,一室の窓屋外側に蜂の巣
があるのを発見してしまった!

 

ということで御連絡頂いたのでした。

 

そんな蜂の巣を発見なさったきっかけ
というのがそちらの窓を開けようと
した際に少し引っ掛かりを感じたのです。

 

窓が開けにくい・・・

 

ですが気にせず強引に窓を少し開放!

 

すると突然物凄い虫の羽音が
響き渡ったのです!

 

突然の事に驚き何が起こったのか
分からなかったのですがすぐに
窓を完全に閉鎖。

 

そしてしばらく経過後,窓越しに
恐る恐る該当箇所付近を確認。

 

するとなんとそこには蜂の巣のような
物体があり,そこには多数のハチの
姿があったのでかなりビックリ!

 

腰を抜かしてしまうような状況が
そこにはあったのです。

 

そちらの窓というのがしばらく開閉
していなかった状態だったので
そんな状況に全く気付くことが
出来なかったのです。

 

幸い室内にハチが侵入してくることは
なかったので不幸中の幸いだったのですが
窓越しに蜂の巣が見え,多数のハチが
蠢いている状況だったのでかなり
気持ちの悪い状況だったのです。

 

ハチの種類は詳しくお聴きした
結果,スズメバチ。

 

窓とサッシにこびりつける形で
巣作りしているのでいびつな形状。

 

巣の大きさは直径20㎝前後。

 

まさか自宅にハチに巣作りされるなんて
思ってもいなかったのでかなり
驚かれたようです。

 

ハチに巣作りされてしまった方の
ほとんどがこのような心境でしょう。

 

そして今回のような想定外の箇所に
巣作りしていると尚更。

 

今回は窓部分にこびりつける形で
巣作りされておりましたが正に
想定外の箇所。

 

窓周り,すなわち窓サッシ部分など
にもハチに巣作りされてしまうことが
よくあり,スズメバチの他,アシナガバチ
にもよく巣作りされてしまうのです。

 

営巣箇所によっては今回のように
完全に窓が開けられない状況に陥って
しまうこともあるので長期間開閉
されていない窓がございましたら
要注意となります。

 

事前に屋内及び屋外から状況を点検
しておくことが重要です。

 

早急に駆除にお伺い。

 

該当の窓を確認しますと窓とサッシ部分に
完全にこびりつける形で巣作りされて
いたのでかなり厄介な状況。

 

スズメバチ駆除窓

 

ハチの種類はヒメスズメバチ。

 

ヒメスズメバチに関しては今回の
箇所以外に閉鎖された空間部分
つまり屋根裏や壁内部などに巣作り
しやすいスズメバチになります。

 

そして例えば屋根裏内などに巣作りした
場合,奥深くに巣作りし発見が困難に
なることもあるので厄介となります。

 

ですがスズメバチの中ではそれほど
巣は巨大化していかず,ハチの総数も
最も最少となるのが特徴です。

 

早速駆除実施しようとしたところ・・・

 

ふと窓サッシ下部に!

 

なんとそこにはアシナガバチの巣も!

 

アシナガバチ駆除窓サッシ

 

セグロアシナガバチの巣でこちらは
直径10㎝以上に成長しており,ハチの
数もかなり増加している状況。

 

かなり稀な光景でした。

 

すぐ側にヒメスズメバチの巣が存在
するのに仲良く共存していたのです。

 

アシナガバチにとってスズメバチは天敵
となり,ヒメスズメバチもアシナガバチの
巣を襲撃し壊滅に追いやることも
ありますので考えられない状況でした。

 

とりあえずアシナガバチの巣から駆除
実施で慎重に最接近。

 

セグロアシナガバチの巣駆除

 

全てのアシナガバチを退治し巣も
跡形なく完全に除去。

 

夜間にご訪問となりましたので
戻りバチに気を使う必要はなし。

 

次にスズメバチの巣駆除実施。

 

ヒメスズメバチ巣駆除

 

同様に内部のスズメバチたちを全て
即効で退治し巣も完全に撤去。

 

巣の内部を確認しますとやはりハチの
総数はそれ程多くない状況。

 

これでようやく窓を開閉して
頂くことが出来ます。

 

その他の箇所では巣作りされていない
ことを確認出来ましたので作業完了。

 

今回のように完全な窓部分にこびりつける
形で巣作りされてしまうこともよくあり
気付かずに窓を開放した際に室内に侵入
あるいは巣を破壊してしまい,かなり
ハチを刺激してしまうこともあるので
普段ほぼ使用していない窓がある場合は
要注意となります。