窓枠のアシナガバチ巣駆除

 

2023年9月17日(日)

 

駆除の御依頼を頂きましたのは
大阪府茨木市在住の女性。

 

一戸建て御自宅のガレージ脇に位置する
窓のサッシ下部に蜂の巣がある！

 

ということで御連絡を頂いたのですが
実はそんな蜂の巣があるのは随分前の
春先頃からは確認していたのです。

 

その頃は蜂の巣も小さく,ハチの数も
一匹だけだったので問題ないだろうと
そのまま放置されていたそう。

 

その後はほとんど気にすることなく
生活していたのですが,やはり玄関の
出入りをする度に気にはなるので
巣の状況を見ていたのですが,その都度
蜂の巣は何気に大きくなっている
ような気がする・・・

 

そして最初は一匹だけだったハチの数も
確認する度に何気に増えているような
気もする・・・

 

そんなこんなで気付けばかなり時が
経過してしまい,この時期となって
しまったのでした。

 

徐々に巣が大きくなってくるのを目の
当たりにし,駆除した方がいいかもと
思いつつ,どうすれば良いか分からず
対処出来なかったのです。

 

ハチの種類はアシナガバチ。

 

気付けば巣の大きさはかなり巨大化しており
直径15㎝程で,ハチの数もかなり増えて
しまっている状況。

 

かなり危険を感じ,ご家族の方とも相談し
今回駆除を御決断なさったのでした。

 

そして駆除を御決断なさったもう一つの
要因が,住宅街なのでお隣様などにも
影響が出てしまっている状況だったので
早急に対処する必要があったのです。

 

今回のようなケースもよくある事で
御自宅に蜂に巣作りされているのを発見
しても,巣が大きくないし,ハチの数も
少ないので駆除せずにそのまま放置
するというケースです。

 

例外を除き蜂の巣を放置してしまって
いると,時期が経過すればするほど
巣は徐々に巨大化し,ハチの数も増加
してしまうことになります。

 

そしてアシナガバチの中でも種類に
よっては,時期が経過してしまうと
危険性の他に様々な弊害が発生して
しまうこともありますので,出来る限り
発見出来た時点で駆除しておいた
方が良いでしょう。

 

更には御自宅が住宅街にある場合は
蜂の巣がある場所によってはかなりの
確率で近隣住民の方々に影響が出てしまう
ことになりますので,周囲の第三者の方々にも
気を配っておくことが重要です。

 

早急に駆除にお伺い。

 

該当の窓部分を確認しますと,それは
セグロアシナガバチの巣。

 

 

サッシ下部に巣作りされており巣は巨大化
ハチの総数も最大級に増加している様子。

 

ハチの動向を調査したところ,完全に
御自宅前の通りを横切る形でしたので
近隣の方々にも影響が及んでしまって
いる状況でした。

 

駆除実施で慎重に巣に最接近。

 

 

全てのアシナガバチたちを駆除し
巣も跡形なく完全に除去完了。

 

 

巣の内部を確認しますと,全てのハチが
羽化している状況でしたので,戻りバチは
それほどおりませんが,念のため待機し
戻りバチがおればその都度退治。

 

そしてここからは敷地内その他の箇所も
細部まで調査実施。

 

すると二階のベランダに差し掛かった所
多数のアシナガバチの姿！

 

それらはエアコン室外機部分へ！

 

営巣確定。

 

慎重に確認したところ,エアコン室外機外部の
本体背面部分に巣作り！

 

 

こちらも巣はかなり巨大化しており
ハチの総数もかなり多数！

 

こちらの巣の内部にはまだ幼虫が存在する
ようなので頻繁に巣へハチが行き来！

 

その他の箇所も調査した結果,室外機本体
内部にも巣作りされていたことが判明。

 

更にはベランダに設置されていた踏み台の
裏側部分にも。

 

幸いそれらは過去に巣作りされていた物
でしたが,やはり以前から敷地内が標的と
なっていたことが判明。

 

セグロアシナガバチの特徴です。

 

状況が把握出来ましたので駆除実施。

 

 

慎重に室外機に最接近し全てのハチを
退治し,巣も完全に撤去完了。

 

 

そしてその他の過去の巣も完全に撤去。

 

こちらは戻りバチが多数なので待機し
捕獲駆除しつつ,その他の箇所も調査。

 

するとなんと二階最上部の軒部分には
特大サイズのアシナガバチの巣。

 

 

こちらも過去の巣でしたが敷地内がかなり
アシナガバチの標的となっていたのです。

 

跡形なく完全に除去完了。

 

その他の箇所では現時点では巣作りされて
いないことを確認出来ましたが,状況が
状況なだけに今後も定期的に全域の
点検を行って頂く必要があります。

 

最終的にそれぞれの巣の戻りバチをほぼ
退治出来たところで駆除作業の完了。

 

これでひとまずは安心して頂くことが
出来そうです。

 

しかし来年度以降もいつ何時巣作りされるか
分かりませんので,敷地内全域に気を
配って頂く必要がありそうです。

 

そして今回のように蜂の巣を発見しても
放置することは極力避けて頂き,発見出来た
時点で駆除しておくことが重要です。

 

巣作りされてしまった箇所によっては
ご近所の方々にも危険が及んでしまう
こともありますので要注意です。