雨樋のアシナガバチ巣駆除

 

2023年9月26日(火)

 

駆除の御依頼を頂きましたのは
大阪府八尾市のとある企業様。

 

敷地内一角の平屋建物頭上の雨樋部分に
蜂の巣がある！

 

ということで御連絡頂いたのですが
実はそんな蜂の巣があるのはかなり
以前から気付かれていたということ。

 

そして敷地内には毎年のように蜂に
巣作りされており,発見出来次第,その都度
ご自分で駆除なさっていたのです。

 

ハチの種類はアシナガバチ。

 

ご自分で駆除するようにしていたのですが
今回は少し高さがあったため,ご自分では
駆除することが出来なかった・・・

 

ですのでそのまま放置していたのです。

 

発見した時点では巣はそれ程大きくなく
ハチの数も少しだったので問題ないだろう
と判断していた。

 

しかし確認する度に時が経過すればするほど
巣は大きくなり,ハチの数も増加していたので
かなり危険を感じるようになったのです。

 

そしてそちらの営巣箇所すぐ側は従業員様の
駐輪場に位置しており,とうとう従業員の
方々から駆除の要請があった・・・

 

こういう事でございました。

 

駐輪場へ自転車の出入りをする度に頭上や
すぐ側にハチが現れたりと,かなり従業員の
方々が恐怖を感じていたのです。

 

放置してしまった結果,この時期になってしまい
巣はかなり巨大化し,ハチの数もとんでもない
状況となってしまったのです。

 

今回のように蜂に巣作りされているのを発見
なさっても,巣が小さくハチの数も少ない
ということで放置される方もおられるのですが
蜂の巣に関しては,例外を除き放置してしまえば
しまうほど徐々に巣は大きくなりハチの数も
それに合わせて増加してしまうことに
なってしまいます。

 

そして気付けば周辺に近付くことが出来ない
といった危険な状況に陥ってしまう
ことがあるのです。

 

更には巣を作られた箇所によってはご近所の
方々など第三者の方々に危険が及んでしまう
こともよくあります。

 

ですので敷地内に蜂に巣を作られているのを
発見なさった場合は出来る限り早期に完全に
駆除しておくことをお勧め致します。

 

そして今回のケースのようにアシナガバチに
関しては種類によって毎年のように巣作り
されてしまうという事態がよく発生しますので
過去にアシナガバチに巣を作られたことが
ある場合は,特に敷地内の全域に気を配って
おくことが重要です。

 

従業員の方々に影響が及んでいる状況なので
迅速に駆除にお伺い。

 

該当の建物を確認しますと,それは頭上の
屋根と雨樋部分にこびりつける形で巣作り
されており,セグロアシナガバチの巣。

 

 

やはり時期的にかなり巣は巨大化しており
直径15㎝以上に成長！

 

巣の内部からはほぼ全てのハチが羽化
しており,ハチの数も相当数！

 

そちらのすぐ側は駐輪場でしたのでかなり
影響が出てしまっている状況でした。

 

状況が把握出来ましたので駆除実施で
慎重に巣に最接近。

 

 

全てのアシナガバチを退治出来たところで
巣も跡形なく完全に除去。

 

 

ハチの中にはやはり既に数匹の新女王蜂も
存在し,巣の内部を確認しますと,サナギ状態の
物がおりましたのでこれらは新女王蜂。

 

今回こちらの巣に関しましては新女王蜂が
飛び立ってしまう前に完全に駆除出来たので
完全に断ち切ることが出来たということです。

 

念のためしばらく待機し戻りバチがおれば
その都度捕獲し退治。

 

そして敷地内その他の箇所も調査開始。

 

すると,その他の建物の外壁に設置されている
換気口フード部分にも蜂の巣！

 

 

そしてそちらのすぐ側の窓サッシ部分にも！

 

 

複数のアシナガバチの巣を確認。

 

これらは全て過去に巣作りされていた物で
別種類のアシナガバチでしたが,やはり
敷地内が以前から標的となっていた
ということです。

 

こういった空の蜂の巣でも極力完全に撤去
しておくことが重要なので全て除去。

 

引き続きその他の箇所も調査させて頂き
ましたが,他では問題ないことを確認
出来ましたので全てのハチ駆除作業の完了。

 

これで従業員の方々にも安心して頂く
ことが出来そうです。

 

今回は蜂に巣作りされていることに気付いて
いたにも関わらず,放置してしまった結果
危険性がかなり増大してしまいましたが
蜂の巣に関しては,このような事態に発展
してしまうことがほとんどなので極力
放置せずに発見出来た時点で完全に駆除
しておくことが重要になります。

 

そして巣作りされてしまった箇所によっては
第三者の方々にも危険が及んでしまう事も
よくある事態ですので,周辺の方々にも
配慮する必要が必ずあります。