窓サッシ下部の蜂の巣駆除

 

2022年7月19日(火)

 

御自宅裏手に位置する一階窓サッシ部分に
蜂に巣作りされてしまっている！

 

ということで御連絡頂いたのですが
そんな蜂の巣を発見なさったのはお客様
という訳ではなく,たまたま訪問された
修理業者様だったのです。

 

一階の一室のエアコンの調子が悪かったので
修理業者様に依頼し,裏手に設置されている
室外機の修理を行うことに。

 

するとすぐに近くの窓のサッシ下部に蜂に
巣作りされているのを発見なさったのです。

 

幸い注意を払いつつ作業されたため無事
修理は完了されたのですが,そんな蜂の巣が
あるという事を御指摘頂いたのでした。

 

そんな御指摘に驚いたのですが,該当の
窓を確認したところ,そこには蜂の巣があり
多数のハチが群がっていたのでかなり
驚かれることに。

 

裏手という事もあり,ご自分の生活には
支障は無かったのですが,そのすぐ側は
住宅街ということもあり,お隣様の敷地内。

 

更にお隣様の玄関先に位置していたので
お隣様に迷惑が掛かってはならない
ということで駆除を御決断なさった。

 

こういう事でございました。

 

ハチの種類はアシナガバチ。

 

今回のように知らず知らずのうちに敷地内の
裏手に蜂に巣作りされてしまうという事態は
よく発生することがあるのです。

 

裏手というのは普段の日常生活の上でよほどの
きっかけがない限り赴く事はないと思いますので
蜂に巣作りされていたとしても気付く事が
出来ないことが多いのです。

 

そんな中,蜂の巣は徐々に巨大化しハチの数も
かなり増加してしまうことになり,巣作りされて
しまった箇所によってはお隣様などに影響が
及んでしまうこともよくあるのです。

 

今回はたまたま修理業者様が発見して
頂けたのですが,もしもそうでなかった場合
ほぼ発見は困難だったことでしょう。

 

そしてこういったケースではお隣様にかなり
影響が出てしまう事になってからお隣様より
御指摘を受けるということが多くなります。

 

その時点ではかなり危険な状況に陥っている
ことがほとんどで,すぐに対処しないと
いけないという事で切羽詰まった状況に
追いやられてしまう事になりますので
出来る限り御指摘を受ける前に異変を察知
しておくことをおススメ致します。

 

そのためにはやはり日頃から裏手なども忘れず
定期的に点検を行っておくことが重要です。

 

早急に駆除にお伺い。

 

該当の裏手を確認しますと,そこはやはり
完全な裏手だったのでお客様にはあまり影響の
ない箇所でしたが,裏手のお宅様には影響が
出てしまっている状況でした。

 

 

ですが窓のサッシすぐ下部だったのでもしも
窓を開けたままの状態にしていると室内に
ハチが侵入してしまう恐れのある箇所
でしたのでお客様宅もやはり影響が出て
しまう可能性はあったのです。

 

駆除実施で慎重に巣に最接近。

 

 

全てのアシナガバチを退治し,そして
巣も跡形なく完全に除去。

 

巣の内部を確認しますと,まだまだ幼虫も
サナギも多数存在しましたので今後
更に蜂の数は増加していたことでしょう。

 

夜間に駆除となりましたので戻りバチに
気を使う必要はなし。

 

念のため敷地内その他の箇所全域も調査。

 

するとその他の軒部分には過去に同種の
アシナガバチに巣作りされていた痕跡が
存在しましたので,お客様がお気付きに
なられていなかっただけで実は敷地内に
巣作りされていたことが判明。

 

今回巣作りしていたのはアシナガバチの
中でもセグロアシナガバチだったのですが
この蜂に関しましてはかなりの確率で
毎年のように巣作りされるという事態が
よく発生するタイプのアシナガバチなのです。

 

中には巣作りされていることに気付かず
数年が経過してしまい,敷地内が蜂の巣
だらけになってしまっていたという事態も
実際に発生しておりますので,そんな事態を
回避するためにも定期的に全域の点検を
行っておくことが重要ということです。

 

幸い現時点では他では巣作りされていない
ことを確認出来ましたので駆除作業の完了。

 

今回はたまたま第三者の方が蜂の巣を発見
することが出来たのですが,敷地内の裏手
というのはどうしても発見が遅れてしまう
ポイントになりますので,出来る限り状況を
定期的に把握しておくことが重要です。

 

知らず知らずのうちに周囲の方々に影響が
及んでしまう事態に発展してしまうことも
ありますので,十分ご注意ください。