「シャッターボックスが怪しい!」【尼崎市のハチ駆除】2022/09/23
ベランダの窓に設置されているシャッター式の雨戸収納部に巣作りされているかもしれない!そんな蜂の巣調査駆除の全容を御紹介させて頂きます。
板倉敦司
板倉敦司

兵庫県尼崎市シャッターボックス

雨戸収納部の蜂の巣駆除

 

2022年9月23日(金)

 

御自宅のベランダの窓に設置されている
シャッター式の雨戸辺りに蜂に巣を
作られているかもしれない!

 

ということで緊急の御連絡を頂いたのですが
そちらのベランダというのが御自宅の
二階の一室のベランダになり,そちらは普段
ほぼ使用されていなかったということ。

 

お部屋を使用していなかったという事なので
窓を開閉することもなければ,シャッターを
下ろすこともなかったという状況。

 

そして今回数日後に台風が接近するという
予報があったため,念のためそちらのお部屋の
雨戸も閉鎖しておくことになったのです。

 

久々に窓を開放。

 

そしてシャッターを下ろした瞬間!

 

突然異常事態が発生!

 

すぐ側で物凄い羽音が響き渡ったかと思うと
目の前に複数のハチが姿を現したのです!

 

突然の事にパニックになりそうだったのですが
なんとか寸前の所でかわし,すぐに窓を
閉めたため刺されるなど被害が発生する
ことはありませんでした。

 

そしてギリギリの所で室内にハチに侵入
されることもなかったのでホッと一息。

 

ですがしばらくベランダにて多数のハチが
飛び回っている状況だったので全く窓を
開けられない事に。

 

巣を作られているのかと不安になり窓越しに
よく確認してみたのですが,蜂の巣らしき物を
確認することは出来なかった・・・

 

見えない所に巣作りしているのか?

 

シャッターを下ろした瞬間に異常事態が発生
したので上部のシャッターボックス内部に
巣作りされているかもしれないと疑う
こととなったのでした。

 

台風が迫っているため,それまでには
なんとか解決したい・・・

 

こういう事でございました。

 

今回はシャッターを下ろした瞬間に異変が発生
したのでシャッターボックス内部あるいは
窓サッシ部分に巣作りされている可能性が
考えられるでしょう。

 

お宅によっては窓の雨戸がシャッター式の
タイプの物もあるのですが,このシャッターの
収納部である上部に設置されているボックス
内部というのもハチに巣作りされてしまう
ポイントの一つとなります。

 

ハチの種類は主にアシナガバチがよく
巣作りを行うのですが,完全な内部に巣作り
されてしまうと巣が全く見えないことが
多いので気付けないことが多いのです。

 

そして今回のようにシャッターを下ろした
瞬間に突然内部からハチが飛び出し周辺が
パニック状態になってしまう・・・

 

このような事態が発生する事があるのです。

 

それは長期間シャッターを使用していない
ケースで標的となりやすく,今回のように
完全にシャッターがボックスに収納されている
状態で巣作りされることもあれば,シャッターが
完全に下ろされている状態でも標的と
なってしまうことがあります。

 

シャッターを下ろすことなく長期間収納されて
いるケースでは,今回のような台風などの際に
久々に下ろされることが多くなります。

 

その際万が一の事態が発生することもあるので
久々にシャッターを下ろされる際は必ず事前に
室内側から及び屋外側からも蜂の巣がないか
ハチが出入りしていないかどうかをよく
確認してから行って頂く事をおススメ致します。

 

そして常にシャッターが下ろされている状態の
ケースも全くお部屋を使用していないなどの
理由であると思うのですが,シャッターが全て
下ろされている状態という事はボックス内部に
かなり空間が発生している状態になり,特に
アシナガバチの標的となりやすいのでこちらも
同様に久々にシャッターを開ける際は事前の
点検が重要になります。

 

シャッターが常に下ろされている状態は
事情によりほぼ空き家状態となってしまっている
お宅に多い傾向にあり,人が住んでいない
ということはそれだけハチの標的となりやすい
環境になりますので,久々に訪れた際に空気の
入れ替えなどなさる際はシャッター部に
十分ご注意ください。

 

早急に調査駆除にお伺い。

 

該当の窓部分及びベランダの状況を確認
したところ,現時点ではハチも落ち着きを
取り戻した様子で飛び回っている事はなし。

 

蜂の巣シャッターボックス

 

細部まで調査した結果,やはり。

 

上部に設置されているシャッターボックス内部
に巣作りされていたのです。

 

元々は収納されていたシャッター自体に巣作り
されていたのですが,シャッターを下ろした際に
巣がボックス内部にて落下してしまっていた状況。

 

 

蜂も突然の事態に驚き,パニックとなり
辺りで飛び回っていたのです。

 

セグロアシナガバチの巣。

 

状況が把握出来ましたので駆除実施。

 

アシナガバチ雨戸収納部

 

巣のハチを全て退治し巣も完全に撤去。

 

巣の内部を確認しますと,時期的にも
全てのハチが羽化していた状況。

 

念のためベランダにてしばらく待機し
戻りバチがおればその都度退治し
その他の箇所全域も調査実施。

 

今回のような普段全く使用されていない状況の
ベランダというのはその他の箇所でも巣作り
されていることがあるのですが,幸い
現時点では巣作りされていないことを確認。

 

そして全域の調査の結果,現時点では他でも
問題無いことを確認出来ましたので
全ての駆除作業の完了。

 

これで安心して台風に備えて頂く
ことが出来そうです。

 

ですが今後もこちらのベランダを使用する
予定が無い場合は,いつ何時ハチの標的と
なってしまうか分かりませんので
来年度以降も春先頃からは定期的に
点検を行っておくことが重要になります。

 

今回のように雨戸のシャッターボックス内部
というのもアシナガバチの標的となってしまう
ことがあり,内部に巣作りされてしまうと
なかなか発見が困難なのでもしも長期間
使用していないような状況であれば
出来る限り定期的に点検を行って
おくことをおススメ致します。

 

そして久々にシャッターを開閉する場合は
事前に必ず周辺に蜂の巣がないか,ボックス
内部に蜂が出入りしていないかどうかをよく
確認しておくことが重要です。