雨よけ屋根の蜂の巣駆除

 

2022年9月9日(金)

 

二階のベランダの頭上に設置されている
雨よけの屋根部分にスズメバチの巣が
あるのを発見してしまった！

 

ということで駆除の御依頼を頂きましたのは
戸建て住宅にお住まいのお客様。

 

そんな蜂の巣を発見なさったのはベランダ
からではなく,一階の地上からだったのです。

 

今回玄関の出入りを行う際,本当に何気に
頭上を見上げたのです。

 

すると二階のベランダの雨よけ屋根の片隅
辺りに奇妙な物体がこびりついているのを
発見なさったのでした。

 

一体何なのか・・・

 

かなり気になってしまい次にベランダ内から
確認してみることに。

 

しかしベランダの頭上にはひさしが設置されて
おり,雨よけの屋根はその更に上部に設置
されている状況で,気になる物体はその
ひさしの上部辺りに位置していたため
ベランダからは完全に見る事が出来ない
箇所だったのです。

 

そちらのベランダでは頻繁に洗濯物を
干したりで出入りしていたのですが今まで
全く気付くことが出来なかったのは
そんな状況だったからです。

 

どうしても気になってしまい,反対側の窓から
確認してみたところ,該当箇所を確認する
ことが出来,よく窺ってみたところ,その奇妙な
物体というのはスズメバチの巣であると
把握出来たのでした。

 

まさかこんな箇所に巣作りされているとは・・・

 

そんなスズメバチの巣を発見してしまったので
その後はベランダにて洗濯物を干すことも
ままならない状況になってしまったのでした。

 

その後も定期的に様子を窺っていたのですが
その度に蜂が巣に行き来していたということ。

 

こういう事でございました。

 

今回のように日常生活の上で普通に生活して
いるだけでは全く気付く事が出来ない箇所に
蜂に巣作りされてしまうという事態も
よくある事なのです。

 

今回はベランダの頭上に設置されている雨よけの
屋根とひさしの間に巣作りされておりましたが
雨よけの屋根部分でひさしが無いケースでも
片隅に巣作りされている場合は意外と発見
出来ない事もあります。

 

そして敷地内の玄関先ではない箇所の軒つまり
裏手などに巣作りされてしまった場合は発見が
かなり遅れてしまうこともあります。

 

今回はスズメバチに巣作りされていましたが
その他のアシナガバチなどでも同様の事態が
発生し,発見出来た頃にはかなりハチの数は
増加していたという事が多いのです。

 

住宅によってそれぞれ必ず普段の日常生活の上で
全く目を向ける事が出来ない箇所というのが
存在しているはずですので,そのような箇所を
把握しておくことが重要でしょう。

 

そしてそのような箇所であっても今回のお客様の
ように一階の地上から確認することが出来たなど
少し離れた箇所からや,少し角度を変えれば確認
出来るという事もありますのでそういった
箇所も把握して頂ければと思います。

 

早急に駆除にお伺い。

 

該当箇所を確認したところ,そこは一階からは
かなり高さのある位置だったのでなかなか
気付きにくい箇所。

 

 

雨よけの屋根部分と外壁にこびりつける形で
巣作りされており,コガタスズメバチの巣。

 

二階のベランダから確認しますと,やはり
ひさしが妨げとなり全く巣が見えない状況。

 

普段洗濯物を干しているだけでは全く
見えなかったので気付けなかったのです。

 

更に蜂の動向調査の結果,ベランダとは反対方向
だったのでハチの姿を目撃することもほぼ
出来なかったのです。

 

今回はたまたま地上から見上げた際に蜂の巣を
発見出来たので不幸中の幸いということです。

 

状況が把握出来ましたので駆除。

 

少し高所となりましたので慎重に巣に最接近。

 

 

現時点で内部にいるスズメバチたちを全て
退治し巣も跡形なく完全に撤去完了。

 

 

ここからは多数の戻りバチを捕獲退治し
念のため敷地内その他の箇所も調査実施。

 

結果,他では問題無いことを確認出来ましたので
全ての駆除作業の完了。

 

これで安心してベランダに出て頂く
ことが出来ます。

 

今回巣作りしていたコガタスズメバチに
関しましては頻繁に巣作りされるという事は
あまり発生しませんが,念のため今後も定期的に
目の届きにくい箇所も合わせ点検を行って
おくことが重要になります。

 

今回のようにスズメバチであってもアシナガバチで
あっても目の届きにくい箇所に巣作りされて
しまった場合,巣が巨大化,ハチの数もかなり増加
してしまうことが多いので例えばベランダにて
洗濯物を干す際などは頭上の雨よけ屋根部分など
隅々まで点検を行っておくことをお勧め致します。

 

特に敷地内の裏手は普段見逃しがちですので
定期的に状況を把握しておくことが重要です。