「庭の物置に蜂の巣がっ!」【京都市のハチ駆除】2022/09/13
ほとんど開閉されていなかった物置の扉を開けようとしたところ,上部のひさし部分に蜂の巣を発見!そんな蜂の巣駆除の全容を御紹介させて頂きます。
板倉敦司
板倉敦司

京都府京都市西京区ハチ駆除

物置のアシナガバチ巣駆除

 

2022年9月13日(火)

 

御自宅の庭に設置されている物置部分に
蜂の巣があるのを発見してしまった!

 

ということで御連絡頂いたのですが
その物置の正面頭上ひさし部分の
隙間に巣作りされているということ。

 

そちらの物置は長期間開閉していなかった
のですが,今回物を取り出すために久々に
開閉することとなったのです。

 

そして物置に近付いた瞬間,異変!

 

複数のハチが物置の該当の隙間辺りへ
出入りしていたのです!

 

まさかと思い慎重に隙間部分を覗きこんで
みたところ,なんとそこには蜂の巣があり
多数のハチが群がっていたのでビックリ!

 

そんな状況だったので物置に近付くことが
出来ず,物を取り出すことも出来なく
なってしまったのでした。

 

気付かず近付くことがなくて良かった・・・

 

実はそちらの物置は庭の裏手辺りに位置
していたので,普段生活している上で全く
目を向ける事はなく,気にすることは
なかったのです。

 

ですので状況を全く把握出来ていなかった。

 

少し後悔することに。

 

そしてまたかという思いにも。

 

実は以前にも御自宅の別箇所にて蜂に巣作り
されたことがあり,その際は蜂の巣は小さく
ハチの数も少なかったので,ご自分で駆除
なさっていたのでした。

 

ですが今回はかなり大きく成長しており
ハチの数も多かったのでご自分では断念。

 

こういう事でございました。

 

ハチの種類はアシナガバチ。

 

今回は物置に巣作りされておりましたが
例えば庭の裏手などにハチに巣作りされて
しまうと,やはり発見は困難になります。

 

普段日常生活を送っている上で敷地内の裏手には
よほどの目的がない限り,赴くことがないので
全く気付く事が出来ないのです。

 

そんな中,知らず知らずのうちに蜂に巣作りされ
巣は巨大化してしまうこととなるのです。

 

そして全く気付かず翌年を迎えてしまった結果
周辺に複数箇所に巣作りされてしまうという
事態も発生することがあるのです。

 

アシナガバチに関しては種類によっては
このような事態がよく発生しますので
決して侮れないハチになります。

 

ですので敷地内には必ず目の届きにくい裏手が
存在するはずですので,そのような箇所も忘れず
定期的に点検を行っておくことが重要です。

 

そしてアシナガバチに関しては今回のお客様宅の
ように,毎年のように巣作りされてしまう事態が
よく発生するのです。

 

それは特に春先のアシナガバチが巣作りを開始
し立ての時期に完全に駆除出来ていない状況の
場合などに発生しやすいので,もしも蜂の巣を
発見した場合は小さな巣であっても必ず完全に
駆除しておくことが重要です。

 

春先の時期は巣を作り立てで巣は小さくハチの
数も一匹のみであったり,数匹程になりますので
ご自分で駆除なさる方もおられるのですが
うまく駆除出来ていなければ後々弊害が発生
してしまうことが多いので,要注意です。

 

特に巣のハチを退治せずに巣のみを落として
しまうような事が多いと,かなりの確率で
そのような事態に陥りやすいので必ず巣の
ハチも合わせて駆除しておくことが重要です。

 

早急に駆除にお伺い。

 

該当の物置を確認しますと,それは頭上の
ひさし部分に巣作り。

 

セグロアシナガバチの巣。

 

 

巣は直径10㎝以上に成長しており,ハチも相当数!

 

巣作りされていることに気付かず物置に接近
あるいは扉を開閉してしまうことがなくて
良かったのです。

 

もしも開閉した際,少しでも強く開閉してしまえば
確実に蜂の巣に振動が伝わってしまうことに
なりますので,一気に襲われ刺されていた可能性が
高かったからです。

 

正に紙一重の状況だったのです。

 

同様の状況でよくあるケースでは窓サッシに
巣作りされてしまったケースです。

 

窓サッシに巣作りされているという事は窓を
強く閉めてしまった際などに巣に振動を
与えてしまい,ハチを刺激してしまう
ことになるのです。

 

物置に関しても同様の危険性がある
ということになります。

 

状況が把握出来ましたので駆除。

 

 

巣にいる全てのアシナガバチを退治し
巣も跡形なく完全に除去完了。

 

巣の内部を確認しますと,時期的に内部からは
全てのハチが羽化している状況。

 

夜間に駆除となったので戻りバチは特になし。

 

念のため敷地内その他の箇所も全て調査させて
頂くと,その他の軒などには複数の
アシナガバチの巣の痕跡が存在。

 

やはり以前からかなり標的となっていた
ということです。

 

幸い今シーズンの巣の確認はなかったので
全てのアシナガバチ駆除作業の完了。

 

今年度に関しては新たに巣作りをされる心配は
ありませんが,状況が状況なだけに来年度以降も
春先頃からは全域の点検を定期的に行って
頂く必要がありそうです。

 

そして巣作りされているのを発見なさった際は
必ずその時点で完全に駆除しておくことが
重要になります。

 

今回のように物置部分にも巣作りされる事があり
物置というのはあまり頻繁に開閉なさることは
ないと思いますので,久々に開閉なさる際は
物置の点検を行っておくことを
おススメ致します。

 

今回は頭上のひさし部分でしたが,物置に関しては
足元がコンクリートブロックなどの上に設置
されている場合は,足元の裏側部分に侵入され
巣作りされることもありますので,そんな
足元の裏側にも注意が必要になります。