ベランダのアシナガバチ駆除

 

2015年6月15日(月)

 

駆除の御依頼を頂きましたのは
奈良県奈良市内在住の女性。

 

一戸建て御自宅のベランダにて
蜂の巣があるのを発見して
しまったのでベランダへ出ることが
出来なくなってしまった！

 

ということで御連絡頂きました。

 

そちらのベランダへは今回久々に
出ることがあったのですが,実は
数ヶ月程全く出ることがなかった
という状況だったのです。

 

ですのでハチの標的となりやすかった
可能性が考えられます。

 

ですが元々その地域がハチの生息域に
なっていなければ,そういった状況で
あっても全くハチに巣作りされない
ということもあります。

 

ということは元々今回のお客様宅
周辺は活発なハチの活動地域である
ということが言えるのです。

 

ハチの種類はアシナガバチ。

 

ベランダの片隅の壁面に巣作りされて
いるということでしたが,時期的に
多数の働き蜂が誕生しているはず
ですので巣に対してのハチの数が
増加していることでしょう。

 

ほんのひと月程前までは巣の内部の
幼虫たちが一匹も羽化していない
状況だったのですが,今月に入り
続々と幼虫が羽化し働き蜂が
誕生してきているのです。

 

この時期以降はあっという間に巣は
大きくなっていき,ハチの数も一気に
増加していきますので早急に駆除
しておくことが重要です。

 

ベランダに出られない状況なので
迅速に御対応。

 

該当のベランダを確認しますと
それはフタモンアシナガバチの巣。

 

 

ベランダの壁面にこびりつける形で
巣作りされており,直径5㎝以上に成長。

 

かなり頻繁に巣へハチが行き来！

 

そしてふと横の窓サッシに目をやると
なんとこちらにも！

 

同じくフタモンアシナガバチの巣！

 

 

こちらも巣はそれなりに成長！

 

ベランダでは双方の巣に頻繁にハチが
行き来しておりましたのでかなり
危険な状況に陥っていたのです。

 

状況が把握出来ましたので
駆除実施でまずは壁面部分から。

 

 

一気に薬剤散布で現時点で巣にいる
アシナガバチたちを全て退治し
巣も跡形なく完全に除去。

 

そして次に窓サッシ部分の駆除。

 

同様に全てのアシナガバチを退治し
巣も完全に撤去完了。

 

ここからは巣に戻ってくるハチを
地道に捕獲し駆除。

 

そして念のためベランダその他の
箇所も細部まで調査。

 

調査の結果,他では現時点では巣作り
されていないことを確認出来ましたので
戻りバチをほぼ退治出来たところで
アシナガバチ駆除作業の完了。

 

これで安心してベランダへ出て頂く
ことが出来そうです。

 

今回のように同ベランダ内などに
複数箇所に渡って巣作りされてしまう
ということがアシナガバチの場合は
よく発生する事態なので出来る限り
早期に発見し早期に駆除しておく
ことが重要になります。

 

そして普段全く使用されていない
ベランダが存在する場合はかなりの
確率で巣作りされてしまいますので
定期的に点検を行っておくことが
重要になります。