「冬眠から目覚めたて」の【和歌山市のアシナガバチ駆除】2015/04/06
和歌山県和歌山市内戸建て一般家庭様のお庭などに蜂が飛び回っている。冬眠から目覚めたばかりのアシナガバチ駆除の全容を御紹介させて頂きます。
板倉敦司
板倉敦司

和歌山県和歌山市アシナガバチ駆除

巣作りしたてのアシナガバチ駆除

 

2015年4月6日(月)

 

駆除の御相談を頂きましたのは
和歌山県和歌山市在住の男性。

 

御自宅敷地内のお庭や物置小屋付近
などにて,つい最近になり多数の
ハチの姿を目撃するようになったので
何処かに巣作りされているかもしれない!

 

ということで御連絡頂いたのでした。

 

それは前日まではそんなハチの姿は
無かったのに突然ハチが飛び回っている
状況だったのでかなり気持ちの悪い
状況だったのです。

 

そして一部の箇所には多数のハチが
群がっていたりする・・・

 

ですがそこには蜂の巣は無い・・・

 

一体どういうことなのか・・・

 

全く状況が理解出来なかったのですが
とりあえずハチが飛び回っており
お庭などに近付けない状況に陥って
しまっている!

 

ということだったのです。

 

ハチの種類は詳しくお聴きした結果
アシナガバチで間違いなし。

 

敷地内にて突然アシナガバチが飛び回る
ということもよく発生する事態なのですが
それは時期や状況によって様々な要因が
あるのです。

 

今回は時期的にアシナガバチに関しても
冬眠していた新女王蜂たちが冬眠から
目覚める時期になります。

 

ですので敷地内にて飛び回っている
ハチたちは全てが冬眠から目覚めた
女王蜂であるということになるのです。

 

それぞれが新たに巣作りを開始しようと
している,あるいは巣作りを開始している
という正にそういう時期なのです。

 

一部の箇所に多数のアシナガバチが
群がっている状況ということでしたが
それは近辺が恐らく元々の新女王蜂たちの
冬眠箇所になっていた可能性が
考えられるのです。

 

ですので今回のケースに関しましては
お客様宅敷地内がアシナガバチの
冬眠箇所になっていたということ。

 

このようなケースでは実は冬眠箇所に
なっていたというだけではなく,昨年以前
にもお客様が気付かなかっただけで
敷地内に巣作りされていたという
こともよくある事態なので,お客様には
敷地内の状況を把握して頂く必要が
ございます。

 

そうして今後は定期的に全域の点検を
行って頂くことが重要になります。

 

状況を把握させて頂くためにも
早急に調査駆除にお伺い。

 

まずは敷地内全域のハチの動向調査。

 

するとハチの種類は特定。

 

セグロアシナガバチ。

 

お庭などにて複数のアシナガバチの姿!

 

やはりそれぞれのアシナガバチが冬眠から
目覚め行動を開始している状況。

 

まずはハチが群がっていたという箇所の
調査を実施しますと,そこは板壁の一部が
トタンで覆われている構造になっており
内部が空間となっていたので,やはり
そちら付近が冬眠箇所となっていた
可能性があったのです。

 

アシナガバチ冬眠箇所

 

現時点ではハチの姿は全くなかったので
全てのハチが冬眠から完全に目覚め
行動を開始しているということです。

 

ここからは敷地内全域の細部まで調査開始。

 

するとやはり・・・

 

敷地内にてアシナガバチが新たに巣作りを
開始していたのです。

 

雨避け屋根部分に初期のアシナガバチの巣。

 

セグロアシナガバチの巣駆除

 

更には別箇所の屋根部分にも!

 

アシナガバチの巣初期

 

それぞれの女王蜂が新たに巣作り開始。

 

するとやはり屋根部分や軒などには過去に
アシナガバチに巣作りされていた痕跡が
存在しましたので,以前から実は巣作り
されていたということが判明。

 

アシナガバチの巣駆除屋根

 

セグロアシナガバチの典型的な例。

 

それぞれの女王蜂を退治し巣も完全に撤去。

 

そして過去の痕跡も全て除去完了。

 

これで現時点でのアシナガバチは退治出来て
いますので安心出来るのですが,まだまだ
その他のアシナガバチの女王蜂も存在し
今後敷地内がいつ何時標的となってしまうか
分からない状況なので今後も定期的に
全域の点検を行って頂く必要があります。

 

そしてもしも巣作りされているのを発見
なさった際は,放置することなくその時点で
必ず駆除しておくことをおススメ致します。