「和歌山市」の【アシナガバチ駆除マンション】2015/05/22
和歌山県和歌山市内,とあるマンションのエントランス共用部に巣作り。アシナガバチの巣駆除の全容を御紹介させて頂きます。
板倉敦司
板倉敦司

和歌山県和歌山市アシナガバチ駆除

共用部のアシナガバチ駆除

 

2015年5月22日(金)

 

駆除の御依頼を頂きましたのは
とあるマンションの管理人様。

 

入居者様宅のベランダなどに蜂に
巣作りされてしまったというわけ
ではなく,マンション一階の共用部
であるエントランスにて蜂の巣が
あるのを入居者様が発見し連絡が
入ったということだったのです。

 

それはエントランスの上部が吹き抜けと
なっている箇所の壁面部分に巣作り
されているということで,ハチの
種類はアシナガバチ。

 

巣の大きさはまだ小さくハチの姿も一匹
いるかいないかの状況なので自分で
駆除してしまおうかと思ったのですが
御自宅という訳ではなく,マンションの
共用部なので入居者様に万が一の事が
あってはならないということで駆除の
ご依頼を頂いたのでした。

 

そちらの箇所というのがすぐ側を頻繁に
入居者の方々が行き来する箇所だったので
全ての方に影響が及んでしまっている
状況だったのです。

 

しかしこの時期に蜂の巣を発見出来たので
危険性を最小限に抑えることが
出来たので良かったのです。

 

この時期というのは例外を除き,まだ
巣の内部からはギリギリ働き蜂が誕生
していない状況なので,巣に対して
ハチの数が一匹のみの状況だからです。

 

もしもあとひと月程発見が遅れていれば
巣の内部から続々と働き蜂が誕生し
ハチの数が増加していたはずなので
それだけ危険性が増大していたのです。

 

ですので蜂の巣に関しては巣作りを開始
したばかりのこの時期に発見出来るかで
状況は大きく左右されることになります。

 

そして今回のようなマンションの共用部
というのは注意が必要な箇所になります。

 

共用部の巣作りされてしまった箇所に
よっては入居者の複数の方々に影響が
及んでしまう事になるからです。

 

今回のようなエントランスであったり
共用廊下,駐輪場,植え込み内部などなど
蜂に巣作りされてしまい,通常の生活が
出来ない状況に陥ってしまうという
事態も実際に発生している事なので
注意が必要なのです。

 

今回は常駐されている管理人の方が
おられましたので比較的迅速に駆除の
対応をすることが出来たのですが
マンションによっては管理人様がおらず
どうしても対応が遅れてしまうことも
多いので管理されている管理会社様などは
定期的な点検が必要になります。

 

早急に駆除にお伺い。

 

該当のエントランスを確認しますと
頭上の壁面に巣作りされており
セグロアシナガバチの巣。

 

アシナガバチ駆除壁面

 

想定通り巣に対してハチの数は
女王蜂が一匹のみの状況。

 

壁面の色と巣の色が酷似していたので
なかなか気付きにくい箇所。

 

早期に発見出来て良かったのです。

 

駆除実施で慎重に巣に最接近し一匹の
女王蜂を退治。

 

セグロアシナガバチの巣マンション

 

巣も跡形なく完全に撤去。

 

これでこちらの巣に関しては完全駆除。

 

巣の内部を確認しますと,複数の幼虫がかなり
成長しておりましたので,働き蜂が誕生
するのも時間の問題だったことでしょう。

 

念のため共用部その他の箇所も調査した結果
現時点では他では巣作りされていないことを
確認出来ましたので駆除作業の完了。

 

今回の巣に関しては問題ないのですが周辺が
活発なアシナガバチの活動地域となって
いることは間違いないので,今後も定期的に
全域の点検を行っておくことが重要でしょう。

 

そして巣作りされてしまったとしても今回の
ように出来る限り早期に発見し早期に駆除
しておくことが重要です。