「既に活動は終了!」【八幡市の蜂の巣駆除】2022/05/04
板倉敦司
板倉敦司

京都府八幡市蜂の巣駆除

空のスズメバチ巣駆除

 

2022年5月4日(水)

 

二階最上部の軒部分にスズメバチの巣が
あるのを発見してしまった!

 

という事で御連絡頂いたのですが,そんな
蜂の巣を発見なさったのはお客様という
訳ではなく,実はお隣様だったのです。

 

突然の御指摘を受け驚きつつも該当の
軒部分を確認したところ,なんとそこには
いわゆるスズメバチの巣があったので
かなり驚かれたのでした。

 

そちらの軒というのはお客様宅側からは普段
通常の日常生活を送っているだけでは全く
目を向ける箇所ではなく,そして敷地内からは
確認することが困難だったので今まで
気付く事が出来なかったのです。

 

少し離れた箇所,つまり敷地の外側からなら
確認出来るといった状況だったので
お隣様が気付く事が出来たのでした。

 

巣の大きさは直径20㎝程はあるということ
だったのですが,ハチが巣へ出入りしている
ような様子は確認した時点では無かった
ということ。

 

巣の中にはもうハチはいないのか・・・

 

ですがいるかもしれないという事で気に
なって仕方のない状況に。

 

そしてお隣様にも安心して頂くためにも
駆除を御決断なさったのです。

 

今回の蜂の巣はスズメバチだったのですが
巣の大きさ,時期から判断しそちらの巣は
昨年以前に作られた物で既に活動は終了
しているという事が言えます。

 

この時期はスズメバチに関してはそれぞれの
新女王蜂たちが新たに巣作りを開始している
時期になるので,巣はまだ直径20㎝程までには
成長していることは無いからです。

 

現時点では全くハチの出入りは無いのですが
活動中であった昨年の夏から秋頃にかけては
かなり頻繁にハチが出入りしていた事でしょう。

 

状況にもよりますがもしも最終のシーズンまで
活動していた場合は,巣の内部から新女王蜂が
誕生していたはずなので,そちらの軒の巣とは
別に周辺にて新たに巣作りを開始している
時期であるということです。

 

ですので念のためそちらの巣の駆除と合わせ
全域の調査も行っておくことが重要になります。

 

今回巣作りされていた軒部分はお客様宅の
敷地内からは全く確認することが出来ない箇所で
仕方がなかったのですが,住宅によってはやはり
必ず日常生活の上では全く目を向けない箇所と
いうのが存在するはずで,そういった箇所に
ハチに巣作りされてしまい,巣は巨大化しハチの
数も増加してしまう事が多いので,出来る限り
そういった箇所の点検も定期的に行って
おくことが重要になります。

 

巣を作られた箇所によってはハチの種類を問わず
お隣の方々など第三者の方に影響が出てしまう
ことも多いので注意が必要になります。

 

早急に駆除にお伺い。

 

該当の軒はやはりお客様宅からは全く確認
することが出来ない箇所でした。

 

少し離れた箇所から確認しますと,それは
コガタスズメバチの巣。

 

最上部の軒に頑丈に巣作り。

 

やはり今シーズンの巣ではなく昨年以前に
巣作りされていた物で間違いなし。

 

こういった活動終了したスズメバチの巣でも
必ず撤去しておくことが重要なので駆除実施。

 

少し高所となりましたので慎重に作業。

 

 

念のため巣の内部に薬剤注入しハチが潜んで
いないことを確認出来ましたので巣を完全撤去。

 

 

巣の内部を確認しますと想定通りハチの
姿は無く空っぽ状態。

 

これでこちらの巣に関しては駆除完了。

 

ここからは念のため敷地内全域の調査も実施。

 

結果,その他の箇所では現時点では巣作り
されていないことを確認出来ましたので
全ての駆除作業の完了。

 

今回に関しては既に活動終了していた
巣でしたが,状況によっては新女王蜂が誕生
していたはずなので,それらが近辺にて新たに
巣作りを行う可能性も無いとは言えないので
出来る限り全域の点検を定期的に行って
頂く必要がありそうです。

 

巣作りされてしまった箇所によっては全く
気付く事が出来ないという事もよくあるので
まずは御自宅敷地内の目の届きにくい箇所と
いうのを把握しておくことをおススメ致します。

 

距離,角度などによってはそのような箇所も
確認出来ることが多いので敷地内のそういった
箇所を把握しておくようにしましょう。