「ウッドデッキ裏側が怪しい!」【尼崎市の蜂の巣駆除】2022/05/09
御自宅テラスに設置されているウッドデッキのすぐ側に蜂の巣が転がっていた!もしかしたらウッドデッキに巣作りされていたのかも。そんな蜂の巣調査駆除の全容を御紹介させて頂きます。
板倉敦司
板倉敦司

兵庫県尼崎市ハチの巣調査

ウッドデッキのアシナガバチ巣駆除

 

2022年5月9日(月)

 

テラスのウッドデッキ裏側に蜂の巣が
あるかもしれないのでテラスにて
お子様が遊ぶことが出来ない!

 

ということでお困りのご相談を
頂きましたのは戸建て住宅のお客様。

 

そんな状況を疑うきっかけとなったのが
今回たまたまウッドデッキの側を通ることが
あったのですが,その際ふと足元に目を
向けるとなんとそこには小さな蜂の巣が
転がっていたのです!

 

なぜこんな所に?

 

しかしハチの姿はなかった・・・

 

かなり疑問を感じる状況だったのです。

 

その蜂の巣が転がっていた箇所というのが
ウッドデッキのすぐ側だったのでまさか
ウッドデッキに巣作りされていたのか?

 

気にはなったもののウッドデッキ裏側を
覗き込むのは困難でもしもハチがいたら
危険だということで裏側の確認は
することは出来ず。

 

そちらのウッドデッキでは小さなお子様を
遊ばせていたのでもしもハチがいるなら
危なくて遊ばせられない・・・

 

嫌なお悩みを抱えてしまうことに。

 

そんな状況をご家族の方に相談されたところ
ご家族の方が思い切って駆除スプレーを
噴射する事になったのです。

 

ウッドデッキ裏側がどのような状況か全く
分からなかったのですが,とりあえず噴射!

 

すると・・・

 

突然裏側からハチが飛び出してきたのです!

 

不意を突かれたのですが幸い刺される事は
無かったのでホッと一息・・・

 

その飛び出して来たハチは一匹のみではなく
数匹だったということ。

 

転がっていた蜂の巣のハチがまたまた裏側に
巣を作っているのかもしれない・・・

 

そんな気持ちになったのですが,やはり裏側を
覗き込むことは出来なかったので巣は確認出来ず。

 

そしてスプレーを噴射したことにより,ハチを
怒らせてしまったかもしれないと感じ
その後は周辺に近付くことすら出来なく
なってしまったのでした。

 

状況は更に悪化してしまった・・・

 

こういう事でございました。

 

ハチの種類は詳しくお聴きした結果
アシナガバチで間違いなし。

 

今回巣作りの疑いがあるというウッドデッキ
裏側というのもアシナガバチに関して
よく巣作りされてしまうポイントになります。

 

テラスに設置されているウッドデッキなど
裏側部分が標的となってしまうのです。

 

裏側部分に巣作りされてしまうと一見した
だけでは蜂の巣が見えないのでどうしても
発見が困難になるポイントなのです。

 

今回のお客様はたまたま足元に転がっている
蜂の巣を発見したので巣作りを疑うきっかけと
なったのですが,もしもそんな蜂の巣を発見して
いなかった場合は全く気付くことが
出来なかったことでしょう。

 

転がっていた蜂の巣・・・

 

それはいつから転がっていたのかで要因は
異なるのですが,今回に関しては間違いなく
ここ一ヶ月以内であることは間違いなし。

 

そしてその蜂の巣が今シーズンに巣作り
されていた物なのか,それとも昨年以前に
巣作りされていた物なのかでまた状況の判断は
変わってくる事になるのです。

 

もしも昨年以前に巣作りされていた物であれば
劣化して巣が落下してしまったという事になり
今シーズンに巣作りされていた物であっても
頑丈に巣作りされていないのが原因で落下して
しまうこともあるのです。

 

この時期にそういった現象が発生していた場合
そちらの落下した巣は諦め,新たに近辺に巣作り
されている可能性が高くなります。

 

そして駆除スプレーを噴射した際,一匹のみ
ではなく数匹飛び出して来たということなので
一ヶ所のみならず複数箇所に巣作りされていた
ことも考えられるのです。

 

この時期はまだアシナガバチの場合,それぞれの
女王蜂が巣作りを開始し立てになるので巣に
対してハチの数が一匹のみになるのです。

 

ですので落下した巣の主であった女王蜂のみが
巣作りを行っているのであれば,一匹のみ
であったはずだからです。

 

恐らく複数箇所に巣作りされている
ことが考えられるでしょう。

 

状況を把握させて頂くためにも迅速に
調査駆除にお伺い。

 

該当のウッドデッキを確認しますと,やはり
一見しただけでは巣作りの有無は分からず。

 

蜂の巣ウッドデッキ

 

そしてしばらく待機しまずはハチの動向調査。

 

しかし特にハチの姿は確認出来ず。

 

ですのでウッドデッキ裏側の調査実施。

 

するとやはり複数箇所に巣作りされていた
ことが判明したのです。

 

こちらにも。

 

 

あちらにも。

 

 

想定通りセグロアシナガバチの巣。

 

どれもが今シーズンに巣作りされたもので
巣の大きさは全てが初期サイズで巣の内部
からは働き蜂は誕生していない状況なので
巣に対してハチの数は女王蜂一匹のみ。

 

ですが全ての巣に蜂の姿はなし。

 

アシナガバチ女王蜂いない

 

駆除スプレーを噴射した際,全てのハチを
駆除出来ていたのか・・・

 

この時期は女王蜂自ら巣作りや子育てを行って
いますので頻繁に巣を離れますのでしばらく
その場で待機し状況調査。

 

しかしその後もハチの気配はなかったので
全ての巣を跡形なく完全に除去。

 

巣の内部を確認しますと,やはり全てが
今シーズンの物であることを確認。

 

駆除スプレーを噴射した際,数匹のハチが
飛び出して来たということなのでそれぞれの
巣に女王蜂が存在していたという事になります。

 

もしかしたらスプレーにより退治出来ていた
可能性も考えられますし,この場を諦め
別箇所に移動している事も考えられます。

 

その移動先というのが同じ敷地内であることも
ありますので念のため敷地内全域の調査も実施。

 

結果,その他の箇所では全く気配は無く巣作り
されていないことを確認出来ましたので
とりあえずは調査駆除の完了。

 

今回は駆除スプレーにより完全に退治出来て
いたのか分からない状況でしたのでそれらが
再度近辺に巣作りを開始する恐れも
ないとは言えない状況だったのです。

 

ですので今後も定期的に全域の点検を行って
頂く必要がありそうです。

 

今回のようなウッドデッキ裏側などに巣作り
されてしまった場合で,蜂の巣が何処にあるのか
分からない状況では安易にハチ駆除スプレーを
噴射することは避けて頂いた方が良いでしょう。

 

何処に巣作りされているのか分からない状況では
うまく巣に噴射出来ないこともあり,ハチを退治
出来ない事もありますし,刺激してしまった
蜂に襲われ刺されてしまう事もありますので
十分ご注意ください。

 

そしてウッドデッキ裏側というのもよく蜂に
巣作りされてしまうポイントとなり,巣が
見えないので発見が遅れてしまうことが
多くなりますが,もしもハチに巣を作られて
いる場合は定期的に蜂が裏側に出入りする
ことになりますので,そのような状況を発見
なさった際はほぼ間違いなく巣作りされている
ことになるのでその時点で駆除をご検討
頂く事をおススメ致します。