2024年9月2日(月)
御自宅敷地内の物置小屋の頭上軒部分に
ハチがいっぱい群がっているのを発見
したので近辺に近付けない!
ということでお困りのご連絡を頂いたのですが
その大群の蜂の近辺には蜂の巣らしき物体は
見当たらないということ。
巣作りを開始しようとしているのか...
一体どういうことなのか分からなかった
のですがかなり気持ちの悪い状況。
そちらの物置小屋には普段あまり立ち入る
ことは無かったのですが,今回たまたま
立ち入ることになり近付いたところ
頭上にてそんな状況を発見なさったのです。
ですので小屋内に入ることが出来ない...
そういえばそちらの物置小屋はお庭の片隅に
設置されているのですが,少し前にお庭にて
草刈りを行っていたところ,蜂の姿を目撃
していたことを思い出したのです。
その頃から群がっていたのか...
ハチの種類は見た目から判断し恐らく
アシナガバチかスズメバチかもしれない。
気持ちが悪いのでなんとかしてほしい...
こういうことでございました。
今回のケースのように近辺に巣が見当たらないのに
多数の蜂が群がっているという状況もよくある
事態になります。
それは時期,状況,蜂の種類によって様々な
要因で発生することがあるのですが,今回は
恐らくアシナガバチかスズメバチかもしれない
という事なので,群がっている近辺には巣作りは
行っていないという事も考えられます。
まずスズメバチであれば可能性が高いのが
今回群がっている箇所が物置小屋の頭上
軒部分であるという事なので,実は
物置小屋内に巣作りされている可能性も
考えられるのです。
小屋の構造によっては軒近辺に構造上隙間が
発生している可能性もあり,そういった
隙間から出入りし,内部に巣作りを行って
いるというわけです。
もしもそのような状況であればお客様が
今まで気付かなかっただけで実は以前から
巣作りされていたという事になり,時期的に
巣は巨大化,蜂の数も増加しているので
軒部分に群がるハチの数も増えているので
異変を察知しやすくなったということが
考えられるのです。
ですので今回は物置小屋内に立ち入る前に
異変を察知出来たのでまだ良かったとも
言えるのです。
もしも気付かず小屋内に立ち入ってしまった
場合,すぐ頭上に蜂の巣があることに
なるので頭部を襲われ刺されていた
可能性が非常に高かったからです。
もしもスズメバチであれば物置小屋の構造に
よってはこういった事態も考えられるでしょう。
次にもしもアシナガバチの場合であれば
物置小屋内に侵入し巣作りしているという
可能性も考えられますが,最も可能性が高いのが
そちらに巣作りしているという訳ではなく
本当に群がっているのみというケースです。
これはアシナガバチの種類によってはよく
発生する事態になり,前日まではそのような
アシナガバチの姿は無かったのに突然敷地内の
何処かに集団で群がり出すことがあるのです。
時期や状況によっては新たに巣作りを開始
していることもあるのですが,今回は時期的に
その様な事態ではなく,周辺の別箇所の何処かに
巣作りされていたのは間違いないのですが
そちらの巣から全てあるいは一部のハチが
飛び立ち,そちらの軒に群がっている
可能性が高いのです。
アシナガバチに関しては例外を除き最終的には
全てのハチが巣を離れることになり,別箇所にて
巣を作らず群がり,そちらにてしばらく生活
することがあるのです。
又は酷似した状況で少し異なる事態となるのが
巣を飛び立った訳ではなく,巣にて通常通りの
生活を送っていたのですが,そちらの巣に
何らかの異常事態が発生してしまい,巣を
離れざるを得ない事になってしまった
というケースです。
これは自然界での現象や人為的な要因で発生
することが多々なのですが,もしかすると
そのような事態が発生してしまっていた
可能性も考えられるでしょう。
いずれにしましても現地にて徹底的に原因を
究明する必要のある案件になります。
迅速に調査駆除にお伺いとなり,まずは該当の
お庭周辺のハチの動向調査を実施したところ
特に変わった様子は無し。
そして物置小屋の調査を開始しますとすぐに
ハチの種類は特定。
正体はアシナガバチだったのです。
そして物置小屋の軒部分など調査した結果
軒の柱部分などに多数のアシナガバチの姿!
近辺に蜂の巣は無し。
そして物置小屋内に侵入している様子も
無かったので今回は巣作りはされておらず
そちらに群がっているということで結論。
アシナガバチの種類から判断し通常の巣からの
飛び立ちである可能性が高い状況。
しかしながら時期関係なく巣に何らかの異常が
発生してしまったという事態も考えられますので
まずは敷地内全域の調査を実施。
すると...
同物置小屋の頭上別箇所の軒部分には複数の
アシナガバチの巣が存在。
こちらにも!
片方は今シーズンに巣作りされた物でしたので
位置的に考えましてこちらの巣から離れた
ハチたちが群がっていたという可能性。
しばらく動向調査しましても異常事態が発生
したような雰囲気は無かったので通常の
自然的な要因で群がっていたという
ことで間違いなさそう。
その後のハチの動向から判断しましても
異常事態が発生したような様子は全く
なかったので今回は同物置小屋の別箇所に
巣作りされていた巣が原因であったという
ことで解決出来そう。
群がっているハチを全て退治し,そして
全ての軒の巣も完全に除去完了。
その後はこちらに戻ってくる戻りバチも
このような状況でもおりますので
それらも出来る限り捕獲駆除実施し
その他の箇所も念のため細部まで調査。
するとお庭の別箇所の植木部分にて!
少し様子がおかしい...
植木周辺にて同種のアシナガバチが
かなり飛び回っていたのです!
先程の物置小屋のハチなのか!?
動向調査の結果,物置小屋のアシナガバチ
とは全く別物であることが判明。
動向から判断して何かしらの異常事態が
発生してしまった様子。
植木内部を調査したところ,ありました
セグロアシナガバチの巣。
飛び回っているハチはこちらの巣の蜂。
巣を完全に撤去し捕獲駆除しつつ,しばらく
調査を行いますとどうやらこちらの巣が
スズメバチに襲われてしまった状況で
間違いなさそう。
こういった事態もよく発生するのです。
もしかしたら先程の物置小屋の蜂の巣も
同様に襲撃を受けていた可能性もありそう。
その他の箇所も調査させて頂いた結果,他では
問題ないことを確認出来ましたので飛翔して
いるアシナガバチたちをほぼ退治し
全てのハチ駆除調査作業の完了。
これで物置小屋に立ち入って頂く
ことが出来ます。
今回のように軒部分などに突然多数の蜂が
群がり出すという現象も時期を問わず発生
することがあるのですが,巣作りを開始
しようとしている事もあれば,全てがそうでは
なく別の要因で発生している事もありますので
出来る限り原因を究明する事が重要です。
このような現象は巣の発見が遅れれば遅れる程
発生しやすくなりますので,そんな事態を回避
するためにもやはり定期的に敷地内の点検を
行って頂き出来る限り早期に異変を察知
しておくことが重要になります。