「巣に一匹のハチ!」【ハチ退治和歌山市】2023/05/01
板倉敦司
板倉敦司

和歌山市一匹のアシナガバチ巣駆除

窓サッシのアシナガバチ巣駆除

 

2023年5月1日(月)

 

駆除の御依頼を頂きましたのは
戸建て住宅にお住まいのお客様。

 

御自宅一階の窓サッシ下部に蜂の巣が
あるのを発見したため,窓が開けられない
状況になってしまった!

 

ということで御連絡頂いたのでした。

 

そちらの窓というのがガレージに隣接した
箇所に設置されているのですが,自転車で
ご帰宅された際,たまたまハチの姿を目撃!

 

目の前に突然現れたので驚いたのですが
そのハチは躊躇なく該当の窓部分へ!

 

少し嫌な予感・・・

 

そちらの侵入していった先というのが
窓に設置されていた簾の内側だったので
一見しただけでは状況が掴めなかったのです。

 

恐る恐る内側部分を覗き込んでみたところ
なんとそこには蜂の巣があり,そして
先程のハチの姿があったのでかなり驚愕!

 

そちらの窓は普段開け閉めを行っていた
箇所だったので,かなりゾッとすることに。

 

もしかしたら室内にハチが侵入
していたかもしれない!

 

更にガレージのすぐ側という事もあり
自転車の出し入れに危険を感じ
頭を抱えることになってしまった・・・

 

という事でございました。

 

ハチの種類はアシナガバチ。

 

今回蜂に巣作りされているのを発見して
しまいましたが,この時期に蜂の出入りを
確認することが出来,巣を発見することが
出来ましたのでかなり良かったのです。

 

この時期はアシナガバチに関してはまだ
巣作りを開始したところになり,巣は
初期サイズ,そして巣の内部からはハチが
生まれていない状況なので巣に対して
ハチの数が女王蜂一匹のみとなるので
それだけ危険性を最小限に抑えることが
出来たからです。

 

もしも全く気付くことなく,数ヶ月経過して
しまっていたら,ハチの総数は例外を除き
かなり増加してしまっていたので
不幸中の幸いなのです。

 

そして今回巣作りされていた窓サッシ
というのも,よくアシナガバチに巣作り
されてしまうポイントとなり,サッシ外側に
巣作りされてしまうと室内側からはほぼ
発見が困難になりますので,屋外側からも
よく点検しておくことが重要です。

 

サッシの下部,サイドの部分などよく巣作り
されてしまいますので要注意です。

 

早急に駆除にお伺い。

 

該当の窓を確認しますと,それは初期の
セグロアシナガバチの巣。

 

ちょうどすだれの内側に位置していたので
目隠しとなってしまい,なかなか気付きにくい
箇所に巣作りされていたのです。

 

 

早期に発見出来て良かった・・・

 

今までハチに巣作りされたことなど
無かったのでかなり驚かれたということ。

 

ですがセグロアシナガバチに関しては
要注意になります。

 

気付かないだけで敷地内に巣作りされて
いたという事もよくあるのです。

 

現時点で巣にいるハチがこの巣の主である
アシナガバチの女王蜂になります。

 

このタイミングがベストとなりますので
駆除実施で慎重に最接近。

 

 

アシナガバチ退治し,巣も完全に撤去。

 

巣の内部を確認しますと,数匹が幼虫に孵化
している程度で,やはりハチは一匹も
誕生していない状況。

 

これで完全に駆除完了出来たという事です。

 

念のため敷地内全域の調査も実施。

 

するとその他の出窓下部壁面部分にも
アシナガバチの巣。

 

 

こちらは初期サイズなのですが巣の
内部を確認したところ,過去に
巣作りされていた物。

 

やはり実はお客様宅も以前にも標的と
なっていたということです。

 

こちらも跡形なく完全に除去。

 

引き続きその他の箇所も調査させて
頂いた結果,他では現時点では巣作り
されていないことを確認出来ましたので
全ての駆除作業の完了。

 

これで今回に関してはご安心頂けます。

 

しかし今年度に関してもアシナガバチの
シーズンはこれからとなり,いつ何時標的と
なってしまうか分かりませんので,今後も
定期的に全域の点検を行っておく
ことが重要になります。

 

そして窓サッシに巣作りされてしまった場合
気付くことが出来なければ,窓を開放した
際に室内に誤ってハチが侵入してしまう
こともあり,そうなればそちらのお部屋には
一切入れないという事も発生しますので
定期的に屋外側から窓の点検を行って
おくことも重要です。