「マンション植え込みの中!」【和歌山市蜂駆除】2023/08/11
板倉敦司
板倉敦司

和歌山市のスズメバチ駆除

植え込みのスズメバチ巣駆除

 

2023年8月11日(金)

 

緊急の駆除の御依頼を頂きましたのは
とあるマンション管理会社様。

 

管理されているマンションの共用部に
植えられている植え込みの中に蜂に
巣作りされているかもしれない!

 

という事だったのです。

 

今回緊急に対処しないといけないという
事には理由があり,それは植え込みの
剪定作業が中止状態にあるということ。

 

そんな剪定作業を行っていたのは
造園業者様だったのですが,異変を察知
したのも業者様だったのです。

 

広範囲に渡る植え込みの剪定作業を
行っていたのですが,その際該当箇所
付近に近付いた際,頻繁にハチの姿を目撃!

 

それらは植え込みの内部に出入り
していたので巣作りされているかも
しれないという事で,該当箇所周辺には
一切近付くことが出来なくなって
しまったのでした。

 

出入りしているハチの大きさから判断して
スズメバチと感じた為,ご報告された。

 

造園業者様はやはり植木や植え込みの剪定を
行った際,蜂の巣に遭遇することはよく
ある事のようなのですが,もしもハチが
アシナガバチであれば御自身らで駆除を
行っていたのですが,スズメバチとなると
やはり危険を感じたのでご自分での
駆除は断念されたのでした。

 

今回は該当箇所付近の剪定を開始して
しまうことなく,少し離れた位置から
異変を察知することが出来ましたので
まだ良かったのです。

 

もしも気付かず剪定を開始してしまって
いたら,かなりの確率で刺されていた
可能性があったからです。

 

業者様はまだ慣れてらっしゃるので異変を
察知しやすいのですが,そうでない方が
例えばお庭の植木の剪定を開始した際などに
刺されてしまうという事態はよく
発生するのです。

 

それはハチの種類を問わず,スズメバチでも
アシナガバチでも発生する事態なので
植え込みの中にも蜂に巣作りされてしまう
ことがあるという事を御認識下さい。

 

植え込みの中に巣作りされてしまうと
一見しただけでは発見はほぼ不可能なので
剪定など開始する際は,必ず事前にハチが
内部に出入りしていないかどうかをよく
確認してから行って頂くことが重要です。

 

剪定作業が行えない状況なので
早急に駆除にお伺い。

 

該当の植え込みを確認しますと,やはり
一見しただけでは蜂の巣を確認することは
出来ず,巣があるのか分からない状況。

 

こういったケースでは日中にお伺いさせて
頂ければ容易に営巣箇所を特定出来るのですが
今回は夜間のお伺いとなってしまったため
全くハチの動向も調査出来ないので
困難な状況。

 

ですのでおおよその疑いのある箇所を教えて
頂き,一ヶ所ずつ目視での調査実施。

 

 

植え込み内部の目視調査はかなり困難な
作業となり,一ヶ所ずつ掻き分け調査する
ことになりますので,どうしても蜂の巣に
刺激を与えてしまうことになるのです。

 

場合によってはかなり刺激してしまい
一気に巣の内部からハチが飛び出し
辺りで飛び回ってしまうという事態に
陥ることもありますので,慎重にも
慎重を重ねての作業となります。

 

するとしばらく調査した結果
ありました,植え込み内部に巣作り!

 

コガタスズメバチの巣で直径20㎝
以上に成長。

 

完全な植え込み内部に巣作りされて
いたので発見はほぼ不可能。

 

やはり巣に振動を与えてしまったようで
内部から多数のスズメバチが飛び出して
きてしまった様子。

 

 

仕方がないのですぐに駆除実施。

 

巣の周りにいるスズメバチたちを即効で
退治しつつ,内部のスズメバチも駆除。

 

そして巣も完全に撤去完了。

 

なんとかスズメバチ駆除作業の完了。

 

念のため周辺の植え込み内部も調査させて
頂き,他では問題ないことを確認
出来ましたので,作業完了。

 

これで安心して剪定作業を再開して
頂くことが出来そうです。

 

植え込みの中・・・

 

ハチに巣作りされてしまうとかなり
厄介な箇所になります。

 

ハチの種類を問わず,巣作りされてしまうと
ほとんどが巣が見えず発見が困難になり
突然襲われ刺されてしまう事が多いので
御自宅に植え込みが存在する場合は
要注意となります。

 

そして夏頃から秋口にかけて植え込みの
剪定を行う際などは必ず事前にハチが内部に
出入りしていないかどうかをよく確認
してから行って頂く様お願い致します。