軒下のアシナガバチ巣駆除

 

2023年5月9日(火)

 

駆除の御依頼を頂きましたのは
一戸建て住宅にお住まいの男性。

 

突然お隣の住人様から御指摘を受けた！

 

お客様宅の一階頭上に位置する軒部分に
数ヶ所に渡って蜂の巣があり,ハチが頻繁に
飛んでいるのでなんとかしてほしい。

 

こんな御指摘を突然受けたのでした。

 

突然の事だったので驚かれたのですが
すぐに該当箇所を確認したところ
三ヶ所程に小さな蜂の巣があったので
早急に対処する必要があったのです。

 

ハチの種類はアシナガバチ。

 

すぐに駆除しなければならないと感じた
理由は,そちらはお客様宅からすると
完全な裏手だったので全く影響は
無かったのですが,お隣様からすると
玄関先に位置していたのでお隣様に
影響が出てしまっている状況
だったからです。

 

裏手なのでお客様は全く気付くことが
出来なかったのですが,お隣様からすると
表に位置していたのですぐに異変に
気付く事が出来たのです。

 

このような事態も住宅街などではよくある
事になり,蜂に巣作りされてしまったお宅様は
全く気付く事が出来ず,お隣様などが
蜂の巣を発見するというケースです。

 

住宅街であれば住宅通しが隣接している
ことがほとんどですので,蜂に巣を
作られた箇所によっては近隣の方々に
影響が及んでしまうことがあるのです。

 

それは今回のように敷地内の裏手であれば
特に発生しやすいので敷地内の裏手に
関しては細心の注意が必要です。

 

そして今回はまだこの時期に異変を察知する
事が出来たのでまだ良かったのです。

 

この時期はまだアシナガバチに関しては
巣は初期サイズでハチの総数も一匹のみに
留まっているので,それだけ危険性を
最小限に抑えられるからです。

 

裏手などに巣作りされてしまった場合は
どうしても発見が遅れてしまい,巣が巨大化
してしまうことが多く,そうなれば近隣の
方々に非常に影響が出てしまうことに
なりますので早期発見が重要です。

 

早急に駆除にお伺い。

 

該当の裏手を確認しますと,そこはお客様宅
からは全く確認出来ない箇所。

 

一階の屋根が張り出した構造になっていたので
該当の軒部分を確認するためには,お隣様の
敷地内から見上げないと確認する
ことが出来なかったのです。

 

今回はかなり発見は困難な状況。

 

該当の軒部分を確認しますと,裏手の屋根上の
軒部分広範囲に巣作りされていたのです。

 

 

セグロアシナガバチの巣。

 

想定通り全てが巣は初期サイズで巣に対して
ハチの数は一匹のみの状況。

 

屋根上からの作業となったので慎重に
最接近し駆除実施。

 

全ての箇所を調査した結果,軒部分に複数。

 

 

そして一見しただけでは発見出来ない
雨どい裏側部分などにも巣作り！

 

 

こちらの軒がかなり標的となっていた
ことが判明。

 

こちらにも！

 

 

あちらにも！

 

全ての巣を女王蜂と共に完全に駆除。

 

ふと二階最上部の軒部分を確認しますと
過去に巣作りされていた痕跡を確認
しましたので,やはり以前から標的と
なっていたということです。

 

ここからは敷地内全域の調査も実施。

 

すると二階のベランダにて！

 

こちらにも同じくセグロアシナガバチに
巣作りされていたのです。

 

 

雨避け屋根部分に巣作りされており
巣は初期サイズでハチの数も一匹のみ。

 

敷地内がかなり標的となってしまって
いる状況だったのです。

 

こちらも合わせて駆除となり
同様にアシナガバチ退治後,巣も除去。

 

その他の箇所も調査させて頂いた結果
他では問題ないことを確認出来ましたので
全域に薬剤散布し駆除作業の完了。

 

これでお隣様も安心して頂くことが
出来そうです。

 

しかし状況が状況なだけに今後も裏手も
忘れずに定期的に点検を行って頂く
必要がございます。

 

今回のように敷地内裏手に巣作りされて
しまうと,後々かなり危険な状況に陥って
しまうこともありますので,戸建て住宅に
お住まいの方は敷地内裏手に気を配って
おくことが重要になります。

 

そしてセグロアシナガバチに関しては
今回のように同敷地内に複数箇所に渡って
巣作りされてしまうことがよくありますので
発見出来た時点ですぐに駆除しておく
ことをおススメ致します。