「ベランダの窓サッシに!」【京都市の蜂の巣駆除】2023/07/12
板倉敦司
板倉敦司

京都府京都市西京区ハチ駆除

窓サッシのアシナガバチ巣駆除

 

2023年7月12日(水)

 

駆除の御依頼を頂きましたのは
戸建て物件にお住まいの男性。

 

御自宅二階のベランダにて蜂の巣が
あるのを発見してしまったため
ベランダに出る事が出来なく
なってしまった。

 

ということで御連絡頂いたのでした。

 

ハチの種類はアシナガバチ。

 

それはベランダに出るための窓のサッシ
上部に巣作りされている。

 

そちらのベランダというのが普段頻繁に
使用されているというわけではなく
布団を干す際のみ使用されていた状況。

 

そして今回も久々に布団を干そうと
ベランダに出ようとした瞬間!

 

突然目の前に蜂の姿!

 

驚きすぐに窓を閉めたのです!

 

もう少しで室内にハチが入ってしまいそうな
状況だったので紙一重!

 

一体何事なのか・・・

 

その後窓越しに確認したのですが,先程の
ハチの姿は無かったのです。

 

たまたまかと思ったのですが少し不安になり
恐る恐るベランダに出て,周辺を確認。

 

すると・・・

 

先程窓を開けたすぐ側,目線の高さに位置する
窓サッシ部分に蜂の巣があり,多数のハチが
群がっているのを確認!

 

まさかこんな所に蜂の巣があったなんて
思いもしなかったのでかなり驚愕!

 

窓を開けた際,すぐ真横に巣があったので
ハチの姿があったのかと理解したのです。

 

一月程前にも布団を干すためにベランダに
出入りしていたのですが,その際は全く
そんな状況に気付く事が無かったので
更に寒気を覚えたのです。

 

こういう事でございました。

 

今回のようにベランダの窓サッシというのも
アシナガバチによく巣作りされてしまう
ポイントになります。

 

サッシのサイド部分であったり,足元の
サッシ裏側など標的となることがあるのです。

 

中にはサッシ内側,つまり窓枠のレール上部にも
巣作りされてしまうことがあり,サッシ内側に
巣作りされてしまうと,間違いなく完全に
窓を開けられなくなってしまうのです。

 

もしも普段全く使用していない状況の
ベランダがあれば,特に窓部分が標的と
なりやすいので,久々にそのような
ベランダに出る際は,まずは室内側から
窓枠部分に蜂の巣が無いか,そして
ベランダ側からサッシ部分に巣作りされて
いないかどうかをよく点検しておく
ことをおススメ致します。

 

窓サッシ部分に巣作りされていると,窓の
すぐ側に位置していることになるので
窓を開けた際に誤って室内にハチが侵入して
しまうこともありますので,そうなれば
かなり厄介なので注意が必要でしょう。

 

ベランダに出られない状況なので
早急に駆除にお伺い。

 

該当のベランダを確認したところ,それは
セグロアシナガバチの巣。

 

窓を開けたすぐ側の外側窓サッシに巣作り!

 

 

かなり危険な位置だったのです。

 

窓から出入りした際,ちょうど目線の高さに
位置していたので,きっかけがあればすぐに
顔面を襲われてしまうような状況。

 

そして窓サッシということは窓を少しでも
強めに開閉してしまっていたら,かなりの
確率で振動が巣に伝わってしまうため
危険な営巣箇所なのです。

 

今回はそのような状況で巣に刺激を与えて
しまうことがなかったため,まだ
不幸中の幸いと言える状況でした。

 

慎重に巣に最接近し駆除実施。

 

 

全てのアシナガバチを退治し
巣も跡形なく完全に除去。

 

夜間に駆除となったため,戻りバチに
気を使う必要はなし。

 

ここからは念のため敷地内全域の
調査も実施。

 

結果,他では現時点では巣作りされていない
ことを確認出来ましたので駆除作業の完了。

 

これで安心してベランダに出て頂くことが
出来そうです。

 

しかし,セグロアシナガバチに関しましては
毎年のように巣作りされてしまうという
事態がよく発生しますので,今後も
ベランダなど全域の点検を定期的に
行って頂く必要があります。

 

今回のようにベランダの窓サッシというのも
よくアシナガバチの標的となりますので
普段ほぼ使用していないベランダがある
場合は特に注意が必要です。

 

久々にベランダに出る際は室内側からまずは
窓のすぐ側に巣作りされていないかどうかを
よくご確認頂き,そしてベランダ側からも
サッシの全域を入念に点検して頂く様
お願い致します。