「奈良市」の【アシナガバチ駆除ガス給湯器】2023/08/27
奈良県奈良市内,新築戸建て一般家庭様の外壁に設置されているガス給湯器に巣作り。アシナガバチの巣駆除の全容を御紹介させて頂きます。
板倉敦司
板倉敦司

奈良県奈良市アシナガバチ駆除

ガス給湯器のアシナガバチ駆除

 

2023年8月27日(日)

 

駆除の御依頼を頂きましたのは
奈良県奈良市内在住の男性。

 

御自宅は一戸建てなのですが,敷地内
裏手に設置されているガス給湯器の
内部にハチに巣作りされているかも
しれない,ということで御連絡を
頂いたのでした。

 

実はそんな状況はかなり前から
お気付きになられていたのです。

 

ガス給湯器の内部にハチが出入り
しているのをずいぶん前から目視
していたのですが,問題無いだろうと
そのまま放置していたのです。

 

ですが日に日に出入りするハチの数が増え
住宅街なのでご近所の方々にもしもの
事があってはいけないということで
今回駆除を御決断なさったのでした。

 

ハチの種類はアシナガバチ。

 

お客様宅は昨年に建てられたばかりの
まだまだ新築物件だったのに早速ハチの
事で悩まされることとなり,かなり
意気消沈となることに・・・

 

新築物件なのにハチに巣を作られるなんて
思ってもいなかったので,何か自宅に
問題があるのか・・・

 

こういう事でございました。

 

今回のお客様宅に問題があり,ハチの標的と
なったというわけではありません。

 

敷地内の状況によってはハチに巣作りされ
やすいということも中にはありますが
やはり周辺が活発なアシナガバチの
活動エリアとなっているということです。

 

そのエリア内にお客様宅が存在する
というわけです。

 

ですのでそういった環境であるということを
ご理解頂き,今後は敷地内全域の点検を
定期的に行って頂き,少しでも異変を
感じた際は,その時点ですぐに対処して
おくことが重要になります。

 

今回は随分前から異変を察知していたという
ことなので,出来る限りその時点で対処
しておく必要がありました。

 

時が経過すればするほど,巣が巨大化しハチの
数も増加し危険性が増大することはもちろんの
こと,その他の弊害も発生してしまうことが
ありますので注意が必要です。

 

そして今回巣作りの可能性がある
ガス給湯器。

 

敷地内の外壁などに設置されているガス給湯器
というのも,アシナガバチに関しまして重要な
営巣ポイントとなります。

 

構造によって標的となりやすい物があり
本体下部の配管部がカバーで覆われている
タイプの物がかなり標的となりやすく
今回のお客様宅の給湯器もそのような構造。

 

カバー内部にハチが侵入し,内部の配管部に
巣作りされてしまうのです。

 

内部に巣作りされてしまっても一見した
だけでは蜂の巣が見えないため,どうしても
発見が遅れてしまうことになりますので
かなり要注意ポイントとなります。

 

早急に駆除にお伺い。

 

該当の給湯器を確認しますと,やはりカバーで
覆われているタイプの給湯器。

 

アシナガバチ駆除給湯器

 

慎重に内部を調査しますと,ありました!

 

アシナガバチの中でもフタモンアシナガバチ。

 

ですが少し様子がおかしい・・・

 

巣に留まっているアシナガバチもおれば
ほとんどが巣を離れ,配管部に多数が
群がっている状況。

 

アシナガバチ駆除給湯器配管

 

更に周辺では通常通りの戻りバチもおれば
異常な動向のアシナガバチも!

 

もう少し遅い時期であれば巣から全ての
アシナガバチが飛び立つことになり
別箇所にて群がり出すということも
あるのですが,今回はそうではなく
その他の要因であることで間違いなし。

 

やはり時期が経過すると,こういった弊害が
発生することもあるので,出来る限り早期に
駆除しておくことが重要ということです。

 

仕方がないのでとりあえず駆除実施。

 

給湯器内部を確認しますとそれは上部の
配管にこびりつける形で巣作りされており
巣は直径10㎝以上に成長!

 

フタモンアシナガバチ巣駆除

 

巣に潜んでいるアシナガバチたちを全て
退治し,配管のハチも全て退治。

 

そして巣も跡形なく完全に除去。

 

アシナガバチの巣完全撤去

 

ここからは通常の戻りバチの他,周辺で
飛び回っているアシナガバチも出来る限り
捕獲し駆除実施。

 

念のため敷地内全域のその他の箇所も調査
させて頂いた結果,現時点では問題ござい
ませんでしたが,やはり給湯器以外にも
今後定期的な点検が必要な箇所も存在。

 

今回の給湯器に関しましては完全に駆除
出来ましたので問題ないのですが
発見が遅れれば遅れる程,事態は悪化して
しまいますので,全域の点検を定期的に
行って頂き,もしも異変を察知した際は
必ずその時点で駆除をご検討頂く
ことが重要になります。

 

そして給湯器に関しましてはガスでも
電気でも使用されていれば,屋外に設置
されていますので,どのような構造であるかを
把握しておき,常に気を配っておく様
お願い致します。