網戸のスズメバチ巣駆除

 

2023年12月14日(木)

 

一戸建て御自宅二階一室の窓部分に
蜂の巣がべったりとへばりついて
いるのを発見したので窓を
開けられない状態！

 

ということで御連絡頂いたのでした。

 

そちらの一室というのがかなり長期間
使用されておらず,今回久々に使用
することになり,換気のためにも窓を
開放しようとしたのです。

 

その時,窓越しに何やら黒い大きな物体が
あるのに気づき,一体何事かと思い
まずは屋外側から確認してみることに！

 

するとなんと,窓サッシ上部の窓に
へばりつける形で大きなスズメバチの
巣があったのでかなり驚かれたのでした。

 

今まで全く気付かなかった・・・

 

そんな蜂の巣を発見してしまったので
窓を開けることが出来なくなって
しまったのでした。

 

ハチの種類は詳しくお聴きした
結果,スズメバチ。

 

そして状況から判断してスズメバチの
中でも種類はコガタスズメバチ。

 

コガタスズメバチに関しましては
この時期というのは完全に巣の内部から
全てのスズメバチが飛び立っている
状況で既に巣は空っぽ状態となります。

 

ですが稀にまだ数匹が巣の内部にて
潜んでいることもございます。

 

恐らく活発に活動している数ヶ月前
であれば,かなり頻繁に巣へ出入り
しており,危険な状況であった
ことでしょう。

 

今回も含めてですが特に数か月前に
気付かずに窓を開放してしまうことが
なくて良かったのです。

 

窓にこびりつけているということは
窓を開閉した際に間違いなく巣に刺激
あるいは巣を破壊してしまうことに
なるのでハチを刺激してしまい
刺されていた可能性が高かったからです。

 

更には窓を開放した際に室内にハチが
侵入してしまい,とんでもない状況に
陥っていた可能性もあったのです。

 

このような状況で室内にハチが侵入して
しまい,お部屋にてハチが籠城してしまう
という事態も発生することがあるので
長期間使用していないお部屋の窓などを
開放する際は十分ご注意ください。

 

窓が開けられない状況なので
早急にご対応。

 

該当の窓を確認したところ,想定通り
コガタスズメバチの巣。

 

巣は直径20㎝程で窓に頑丈にこびりつける
形で巣作りされており,網戸も巻き込む
形で巣作りされていたのです。

 

 

網戸は完全にちぎられている状況。

 

巣の状況から判断してやはり時期的に
全てのスズメバチが飛び立っている様子。

 

ですが念のため巣の内部に薬剤注入し
内部に潜んでいるスズメバチがおれば
退治実施。

 

 

そして巣も跡形なく完全に除去。

 

 

巣の内部を確認したところ,やはり
全てのハチが既に飛び立った後。

 

今回は時期的に全てのハチが飛び立った
後で危険性は無い状況だったのですが
活発な活動時期であれば窓を開けた際に
かなり危険な事態に発展していた
可能性もありますので夏頃などに普段
使用していないお部屋の窓を開閉なさる
際は事前によく点検しておくことが
重要になります。

 

そしてこの時期などでも空っぽの巣と
思っていたら内部にスズメバチが潜んで
いることもありますのであまりむやみに
巣を払い落としてしまうことのない様
ご注意ください。