二階軒下のアシナガバチ駆除

 

2023年4月22日(土)

 

駆除の御依頼を頂きましたのは
京都府京都市右京区在住の女性。

 

一戸建て御自宅の二階最上部の
外壁部分に蜂の巣があるのをつい
最近に発見なさったということで
ご連絡頂きました。

 

実は今回のお客様宅では過去にも
ハチに巣作りされてしまった
ことがあったのでこの時期から
定期的に敷地内の点検を行う
ようにされていたのです。

 

ですので早期に異変を察知し蜂の巣を
発見することが出来たのです。

 

ハチの種類はアシナガバチ。

 

この時期の春先頃というのはまだ
それぞれの女王蜂が新たに巣作りを
開始し立ての時期となりますので
巣は初期サイズで巣の内部からは
一匹も働き蜂が誕生していないので
巣に対してのハチの総数が女王蜂
一匹のみとなるのです。

 

ですのでこの時期に早期に発見し
早期に駆除出来ればそれだけかなり
危険性を最小限に抑えることが
出来ますし,様々な弊害なども発生
することを防止出来るのです。

 

アシナガバチに関しましては周辺が
活発な活動地域となっておれば
毎年のように巣作りされたり,複数
箇所に渡って巣作りされてしまう
ということがよく発生しますので
特に過去にアシナガバチに巣作り
されたことのあるご家庭などは
この時期から定期的に敷地内の
点検を行っておくことが重要です。

 

今回のお客様宅のアシナガバチの巣も
まだ初期サイズで巣に対してハチの
数が女王蜂一匹のみの状況。

 

迅速に駆除にお伺い。

 

該当箇所を確認しますとそれは
二階最上部の軒下辺りに巣作り
されており,フタモンアシナガバチ。

 

 

すぐ側には過去の巣も存在しました
ので昨年以前にも巣作りされて
いたことが判明。

 

フタモンアシナガバチに関しては
アシナガバチの中でも最も体の
サイズが小さく,今回のような軒下
以外にもエアコン室外機周りなどにも
巣作りしやすく,営巣箇所によって
自由自在に巣の形状を合わせることが
出来るタイプになるので様々な箇所に
巣作り出来ます。

 

ちょっとした隙間などにも器用に
巣作りを行いますので敷地内の
そういった箇所も念入りに点検を
行っておくことが重要でしょう。

 

状況が把握出来ましたので駆除。

 

高所となりましたので慎重に
巣に最接近。

 

 

すると巣に現時点ではハチの
姿はなし。

 

この時期というのは巣作りや子育てを
女王蜂自ら一匹のみで行っています
ので巣を離れることが多いのです。

 

ですのでしばらく待機することに
なります。

 

そしてしばらくすると巣に戻って
きてくれました。

 

逃さずアシナガバチ退治し,そして
巣も跡形なく完全に除去。

 

過去の巣も完全に撤去完了。

 

 

こういった過去の空っぽの巣でも
必ず撤去しておくことが重要なのです。

 

念のため全域には薬剤散布し残留処理。

 

巣の内部を確認しますと想定通り
卵が産み付けられており,それらは
まだ幼虫にも孵化していない状況。

 

 

これでこちらの巣に関しましては
完全に駆除完了出来たということです。

 

敷地内その他の箇所も細部まで
調査実施したところ,現時点では
他では巣作りされていないことを
確認出来ましたので作業完了。

 

今回の巣に関しましては完全に
問題ないのですが,まだまだその他の
アシナガバチも生息していることは
確かですので今後も定期的に
敷地内の点検を行って頂く
ことが重要になります。