「一匹だけの蜂の巣」【京都市伏見区のハチ駆除】2023/05/03
板倉敦司
板倉敦司

京都府京都市伏見区アシナガバチ駆除

窓サッシのアシナガバチ巣駆除

 

2023年5月3日(水)

 

新築の家なのにベランダに蜂に
巣作りされてしまった!

 

ということでお悩みのご相談を
頂きましたのは戸建て住宅に
お住まいのお客様。

 

そちらにお住まいの住宅というのが
最近に建てられたばかりの新築物件。

 

出来立てほやほやの新築物件なのに
早速嫌なお悩みを抱えてしまう
事となったのです。

 

それは二階のベランダにて発生。

 

ベランダで洗濯物を干している際
突然目の前に一匹のハチの姿!

 

するとそのハチはベランダの片隅の
足元へとやって来たのです!

 

そこはベランダの出入り口となっている
窓のサッシ裏側部分。

 

まさかと思い,覗き込んでみたところ
なんとそこに小さな蜂の巣があり
先程のハチの姿があった・・・

 

そちらの箇所というのがベランダへ出入り
していた窓のすぐ真下だったので,足の
すぐ側に位置していることになり
かなりゾッとすることに。

 

正に紙一重の状況・・・

 

今回のようにベランダに出る窓の足元の
サッシ裏側に蜂に巣作りされてしまう
こともよくあり,ベランダへ出た際に
刺されてしまうことの多い危険な
ポイントになるのです。

 

窓からベランダへ出た際に突然足元を
ハチに襲われ,ふくらはぎや足首などを
刺されてしまうことがあるのです。

 

足元の窓サッシ裏側は室内からベランダへ
出る際,完全に見えない箇所になるので
気付かずベランダへ出た際に足元を
刺される事があるというわけです。

 

今回のように普段ベランダを使用して
いても巣作りされることがあるのですが
普段全く使用されていないベランダであれば
特に標的となりやすいので,そんな
ベランダがある場合は要注意となります。

 

今回巣作りしていたのはアシナガバチ
だったのですが,まだこの時期に早期に
発見することが出来て良かったのです。

 

春先のこの時期はまだそれぞれの女王蜂が
巣を作り立てになりますので,巣の内部
からはハチは誕生しておらず,巣に対して
ハチの数が一匹のみとなるからです。

 

ですので不幸中の幸いだったのです。

 

もしもあとひと月も発見が遅れていれば
ハチの数が増加していたことになるので
それだけ刺される確率が高かったのです。

 

アシナガバチの巣であっても例外を除き
発見が遅れれば遅れる程,それだけ危険性が
増すことになりますので,出来る限り
早期に発見し早期に駆除しておくことを
おススメ致します。

 

早急に駆除にお伺い。

 

該当のベランダを確認しますと,それは
覗き込まないと分からない足元窓サッシ
下部に巣作り。

 

 

セグロアシナガバチの巣。

 

想定通り巣は作り立てで初期サイズ。

 

そして巣には一匹のハチの姿。

 

やはり今回のような箇所に巣作りされて
しまうと発見は困難になります。

 

新築物件なのにハチに巣を作られて
しまいましたが,早期に発見することが
出来たので,良かったと言えるでしょう。

 

状況が把握出来ましたので駆除。

 

 

巣にいる一匹の女王蜂を退治し
巣も跡形なく完全に除去完了。

 

巣の内部を確認しますと,数匹は幼虫に
孵化しておりましたが,やはりハチは
一匹も生まれていない状況。

 

これでこちらの巣に関しては完全に
駆除完了出来たという事です。

 

念のため敷地内その他の箇所も細部まで
調査させて頂き,他では現時点では巣作り
されていないことを確認出来ましたので
駆除作業の完了。

 

これで安心してベランダに出て頂く
ことが出来そうです。

 

今回は新築物件なのにアシナガバチに即
巣作りされてしまいましたが,それは
お客様宅に問題があるという訳ではなく
周辺が活発なアシナガバチの活動地域と
なっているという事なので,今年だけに
限らず来年以降も定期的に敷地内全域の
点検を行って頂く必要があります。

 

そして今回のように巣を作られてしまった
としても,早期に発見し早期に駆除
しておくことが重要です。