2022年9月12日(月)
入居者様宅敷地内の裏手に位置する勝手口
頭上の軒部分に大きな蜂の巣があるのを
発見してしまった!
ということで駆除の御連絡を頂いたのは
とある不動産管理会社様だったのですが
そちらの入居者様宅は長屋の物件。
その御自宅の勝手口頭上の軒下に巣作り
されているのを発見なさったのです。
そちらの勝手口というのは普段ほぼ出入り
することは無く,勝手口外側の状況は全く
把握出来ていない状況だったのです。
そして今回久々に清掃をしようと勝手口から
屋外へ出ることになったのです。
勝手口から出た瞬間,すぐに異変を察知!
頭上にて何かの気配を感じ,そして大きな
羽音が響き渡ったのです!
突然の事に驚き,頭上を見上げたところ
なんとそこには大きな蜂の巣があり,そして
多数の蜂が群がっていたのでかなり驚愕!
腰を抜かしそうになりましたがすぐに
なんとか室内に避難!
まさかの状況にかなり驚かれたのでした。
そんな光景を目の当たりにしてしまったので
一切勝手口から出ることが出来ない状況に。
そして管理会社様にご相談されたのです。
ハチの種類は詳しくお聴きした結果
アシナガバチで間違いなし。
巣の大きさは時期的にかなり成長している
状況で巣の内部からはほぼ全ての蜂が羽化
している状況のようです。
今回のように勝手口の屋外側にいつの間にか
蜂に巣作りされていたという事もよくあり
勝手口ということは敷地内の裏手に位置
していることになるので,屋外側からは
ほぼ状況を把握出来ていないことが
多くなります。
そして室内側からもほぼ出入りしていない
という状況の事も多く,勝手口ドアの外側が
把握出来ていないことがあるのです。
そんな状況下で久々に勝手口から出入りした
際に蜂に巣作りされているのを発見する
というわけです。
今回は勝手口頭上の軒下部分に巣作りされて
おりましたが,勝手口のドア自体に巣作りされて
しまうこともあり,その場合はドアを開けた際に
かなり巣に刺激を与えてしまうことになるので
危険な状況に陥りやすいのです。
ドアを開けた際にパニックとなった蜂が
室内に侵入してしまったり,最悪襲われ刺されて
しまうこともあるのです。
又,今回のようなドアではなく,横にスライド
させて開閉するタイプのドアも注意が必要に
なり,スライドさせるドアのレール部分に
巣作りされることもあるのです。
その場合は巣作りされている事に気付かず
ドアをスライドさせてしまった際,巣を破壊
してしまうなどとんでもない状況に陥って
しまうこともあるので要注意となります。
ですのでドアの構造に関わらず,出来る限り
久々に勝手口から出入りする際は事前に
屋外側から蜂の巣がないかどうかをよく確認
しておくことが重要になります。
早急に駆除にお伺い。
該当の裏手部分を確認しますと,それは勝手口
頭上の軒部分に巣作りされており種類は
セグロアシナガバチ。
ですが様子がおかしい状況だったのです。
それは巣の部分にはほんの数匹程の
アシナガバチしか存在せず,そして周辺では
通常の動向ではないハチの姿。
これは巣に何らかの異常事態が発生
してしまった状況。
お客様に確認させて頂いたところ,前日に
駆除スプレーをご家族の方が噴射された
という事だったのです。
噴射した際,一気に多数の蜂が舞い上がったため
すぐに避難されたので,完全に駆除出来て
いたかどうかは分からず。
周辺を調査させて頂きますと,アシナガバチの
亡骸は数匹程度だったのでほとんどのハチを
駆除出来ていなかったという事です。
こういった状況では周辺の至る箇所にて
潜んでいるという事態も発生することが
ありますので,後ほど調査駆除の実施。
とりあえずは現時点で巣にいるハチたちを
全て退治し巣も跡形なく完全に撤去完了。
ここからはこちらに戻ってくるハチが
おればその都度退治し,周辺にて飛翔して
いるアシナガバチたちも出来る限り駆除。
そして潜んでいる蜂がいないか細部まで
調査したところ,やはりその他の近辺の
軒下などにも不自然にアシナガバチの姿。
これらは駆除した巣のアシナガバチたち。
出来る限り全て捕獲し退治実施し,念のため
敷地内その他の箇所も全て調査。
結果,他では現時点では巣作りされていない
事を確認出来ましたので駆除作業の完了。
今回のように勝手口屋外側というのも普段
ほぼ出入りしていなければドア周りに巣作り
されてしまうこともありますので,久々に
勝手口を使用される際は事前に屋外側から
点検しておくことをお勧め致します。
そしてご自分で駆除なさる方もおられる
のですが,完全に駆除出来ていなければ後々
様々な弊害が発生してしまうこともよく
ある事ですので,ご自分で蜂の巣の駆除を
なさる際は必ず完全に駆除するつもりで
万全の態勢で行って頂く事が重要になります。
御自宅に勝手口が存在する場合でしばらく
屋外の状況を把握出来ていない状況の場合は
十分ご注意頂ければと思います。