植木枝のアシナガバチ巣駆除

 

2022年7月20日(水)

 

庭の植木の枝にポツンと蜂の巣が
あるのを発見した！

 

ということで駆除の御依頼を頂いたのですが
その植木というのはうっそうと生い茂った
状態というわけではなく,どちらかというと
ほとんど葉が無い状態で枝が丸見え状態。

 

そんな植木の枝に不自然に蜂の巣が
ぶら下がっているということ。

 

枝が丸見え状態なので蜂の巣もすぐに
確認出来るような状態だったのです。

 

今回裏庭が少し雑草が生い茂っている
状態だったので草刈りを開始したところ
ふと植木の頭上に妙な物体がぶら下がって
いるのを発見なさったのです。

 

一体何なのか気になり近付き確認したところ
なんとそれは蜂の巣だったのでかなり
驚かれたのでした。

 

御自宅に蜂に巣を作られたことにも
驚いたのですが,そちらの植木というのが
幹も枝もかなり細く,そんな枝に巣作り
されていたのでビックリ！

 

かなり枝が細いので少しでも強い風が吹くと
枝と共に蜂の巣もかなりユラユラ状態。

 

そんな蜂の巣を発見してしまったので
草刈りは中止せざるを得ない状況に。

 

こういう事でございました。

 

ハチの種類は詳しくお聴きした結果
アシナガバチで間違いなし。

 

今回のように植木や植え込みにアシナガバチに
巣作りされることもよくあるのですが
今回は少し稀な状況だったのです。

 

それは植木などに巣作りする場合はある程度
枝や葉っぱがある状態で雨風をしのげる状態が
多いのですが,全く葉がなく風が吹けばかなり
揺れてしまう,そして雨が降ればびしょ濡れ
状態という事で決してハチにとっても
住み心地の良い箇所ではなかったはず
だからです。

 

こういった箇所に巣作りしている場合で
ある程度巣が大きくなってくると重みにより
枝が折れ巣が落下してしまうことがあったり
時期によっては台風などの影響により突風が
吹いた際に耐えられず巣が地面に落下して
しまうことも稀にあるのです。

 

そうなればハチにとっても異常事態が発生した
ことになりますので,辺りでパニックとなった
ハチたちが飛び回り,かなり危険な状況に
陥ってしまうこともあるのです。

 

ですのでハチにとってもかなりリスクの
大きい営巣箇所と言えるでしょう。

 

そのまま生活することもあればほとんどが
居心地が悪いと判断し別箇所へ引っ越し
することが多くなります。

 

今回もそう判断すれば別箇所へ移動していた
ことも考えられるでしょう。

 

草刈りが行えない状況なので迅速に御対応。

 

該当の裏庭の植木を確認したところ,それは
セグロアシナガバチの巣。

 

 

かなり細い枝部分に巣作りされていたので
落下のリスクの大きい箇所。

 

もしも突風が吹いてしまっていたら巣が落下
してしまい,周辺はとんでもない状況に
陥っていた可能性があったのです。

 

状況が把握出来ましたので駆除。

 

 

全てのアシナガバチを退治し巣も完全に撤去。

 

ここからは戻りバチを地道に捕獲退治し
念のため敷地内全域の調査も実施。

 

するとその他の窓サッシ下部には過去に
アシナガバチに巣作りされていた痕跡を確認。

 

実は以前にもアシナガバチの標的となって
いたことが判明したのです。

 

このようにアシナガバチに関しましては
種類によっては毎年のように巣作りされて
しまう事態がよく発生しますので特に過去に
アシナガバチに巣作りされたことのある
ご家庭は定期的な点検が必要です。

 

その他の箇所では現時点では巣作りされて
いないことを確認出来ましたので
全ての駆除作業の完了。

 

これで草刈りを再開して頂くことが出来ます。

 

今回は稀な植木の営巣箇所でしたが巣作り
している枝の状況によっては折れてしまい
巣が落下してしまうこともあり,そうなれば
厄介な事態に発展することもありますので
このような営巣箇所でもやはり早期に発見し
早期に駆除しておくことが重要という事です。

 

そして植木に関しては通常の葉っぱが多く存在
する場合で,内部に巣作りされてしまうと巣が
見えにくく発見が遅れてしまうことが多いので
そういった植木に関しても要注意です。