「生垣の中にスズメバチの巣!」【葛城市の蜂の巣駆除】2022/10/22
板倉敦司
板倉敦司

奈良県葛城市ハチ退治

生垣のスズメバチ巣駆除

 

2022年10月22日(土)

 

施設敷地内に植えられている生け垣内部に
スズメバチの巣があるのをつい最近に
発見し,かなりハチが飛び回っている状況
なのでかなり危険!

 

ということで御相談を頂いたのでした。

 

その生け垣というのが敷地の外周に
植えられているというわけではなく施設へ
出入りするための通路脇に位置しており
そちらの通路は関係者の方々が頻繁に
通る箇所だったのでかなり危険な状況で
早急に対処する必要があったのです。

 

今回そんなスズメバチの巣を発見
なさったのも実は関係者の方。

 

通路を歩いていたところ,突然大きな
ハチが姿を現し,驚いているとその
ハチはなんとすぐ側の生け垣内部へと
出入りしていたのです!

 

恐る恐る周辺をよく確認してみたところ
なんと生け垣の完全な中に蜂の巣が
あったのですぐにご報告された!

 

こういうことでございました。

 

巣の全容ははっきりとは把握出来なかった
のですが,恐らくかなり巨大化しており
直径30㎝程はあったかもしれない!

 

そんなスズメバチの巣を発見して
しまったので通路はほぼ規制せざるを
得ない状況となってしまったのでした。

 

生け垣内部・・・

 

かなり危険な営巣箇所の1つになります。

 

一般家庭の外構部分に植えられている
ケースも多いのですが,完全な内部に
巣作りされてしまうとなかなか発見が
困難になり,どうしても巣が巨大化
してしまうことが多いのです。

 

そんな状況下で生け垣の剪定を開始した
際などに巣に刺激を与えてしまい
刺されてしまうこととなるのです。

 

毎年そのような状況でスズメバチに
刺されてしまう方が数多くおられますので
生け垣内部というのも要注意となります。

 

そして敷地の外周に生け垣が存在するという
ことは,巣を作られた箇所によっては敷地の
外側である通りに影響が及んでしまう事があり
通行人の方々に影響が出てしまうことも
あるのです。

 

今回は外周に植えられているわけではなく
完全な敷地内に位置していたので敷地外の
通行人の方などには影響は出ていませんでしたが
外周に生け垣が植えられている場合は
二次被害を防止するためにも敷地の外側
からも定期的に点検を行っておく
ことをおススメ致します。

 

かなり影響が出てしまっている状況
なので迅速に駆除にお伺い。

 

該当の生け垣を確認しますとやはり
一見しただけでは巣作りされている
のかは不明な状況。

 

 

少し高さのある位置に巣作りされていた
のも気付きにくい要因だったのです。

 

かなり頻繁に内部へスズメバチが出入り
していたのでハチの総数もかなり
増加している様子。

 

慎重に生け垣内部を確認したところ
ありました,コガタスズメバチの巣。

 

枝を複雑に巻き込む形で巣作りされており
直径30㎝以上に成長!

 

 

コガタスズメバチの中では最大級に
巣は巨大化している状態。

 

戻りバチに注意を払いつつ現時点で
内部にいるスズメバチたちを全て退治。

 

退治出来たところで巣も完全に撤去。

 

巣の内部を確認しますと,5層にまで
成長しており,成虫の総数は軽く
200匹以上に増加!

 

 

コガタスズメバチといっても
かなり恐ろしい状況です。

 

異変に気付くことなく生け垣に最接近,又は
生垣の剪定などを行うことがなくて
不幸中の幸いでした。

 

最終的に全ての戻りバチを捕獲駆除し
スズメバチ駆除作業の完了。

 

これで関係者の方々も安心して
通行して頂くことが出来そうです。

 

今回のように生け垣の完全な内部に蜂に
巣作りされることもよくあり,どうしても
発見が遅れてしまうことが多く,巣作りされた
箇所によっては様々な方々に影響が出て
しまうこともありますので要注意です。

 

もしも敷地内に生け垣が存在し長期間
手入れされていない場合は特に内部に
気を配る必要があります。

 

夏頃からこの時期にかけて生け垣の
剪定を行う場合は必ず事前にハチが
内部に出入りしていないかどうかをよく
確認してから行うことが重要です。