「高架橋の橋脚に蜂の巣!」【橿原市のハチ駆除】2022/09/07
板倉敦司
板倉敦司

奈良県橿原市ハチの巣退治

橋桁のスズメバチ巣駆除

 

2022年9月7日(水)

 

幹線道路高架の橋桁部分に
スズメバチの巣があるのを発見して
しまったため,点検作業が行えない
状況になってしまった!

 

ということで緊急の御連絡を頂いたのは
とある設備点検業者様。

 

順調に橋脚の点検作業を進めていたのですが
該当箇所に接近しようとしたところ
大きなハチの姿を確認!

 

まさかと思い,周辺をよく確認してみた
ところ,なんと橋桁に絡みついていた
つた部分にスズメバチの巣があったので
作業が中止となってしまったのでした。

 

巣の大きさは直径20㎝前後。

 

巣の大きさから判断してスズメバチの
種類によっては周辺に関連性のある
巣が存在する可能性が高かったのですが
今回は地域的にもコガタスズメバチと
判断出来ますのでそのような事態は
発生していないと思われます。

 

今回のように高架橋の橋桁部分にハチに巣作り
されてしまうこともあり,ハチの種類は
ほとんどがスズメバチになり,地域によっては
危険なタイプのキイロスズメバチが巣作り
することもあるのです。

 

橋桁部分などに巣作りされてしまうと普段
どなたにも発見されることはないので
どうしても発見が遅れてしまうことに
なってしまうのです。

 

そして今回のような点検作業の際などに
巣作りされていることが発覚し作業が
行えない事になってしまうのです。

 

今回は橋桁のつたに巣作りされていましたが
コガタスズメバチに関しては蔦や植木
植え込み内部などにかなりの確率で
巣作りを行うスズメバチなのです。

 

それは一般家庭のお庭などの植木にも
よく巣作りを行い,どうしても発見が遅れて
しまうことが多くなります。

 

植木や植え込み内部に巣作りされてしまうと
枝などと巣が同化してしまい,気付き
にくいからです。

 

そんな気付きにくい箇所に巣作りされ
植木の剪定などを開始した際に襲われ
刺されてしまうことがよくあるので
敷地内に植木や植え込みが存在する
場合は注意が必要です。

 

コガタスズメバチに関しては
スズメバチの中でも比較的大人しい
タイプの蜂なのですが意外と刺される
ことの多いスズメバチなので注意が
必要な蜂になります。

 

作業を再開して頂くためにも
早急に駆除にお伺い。

 

該当の橋桁部分を確認しますと,それは
蔦の陰に隠れる形で橋桁に頑丈に
巣作りされておりました。

 

蜂の巣高架橋

 

やはりコガタスズメバチの巣。

 

しばらくハチの動向を調査しましたが
特にハチの出入りはない状況。

 

もしかすると既にこちらの巣からは
飛び立っている可能性。

 

状況が把握出来ましたので駆除実施。

 

高所作業車を用いて慎重に巣に最接近。

 

スズメバチ巣橋桁

 

巣の内部に薬剤注入し現時点で内部に
スズメバチがおれば退治実施。

 

全て駆除出来たところで巣も撤去。

 

そして蔦も出来る限り撤去完了。

 

巣の内部を確認したところ,想定通り
ほぼ全てのスズメバチが存在して
おらず,数匹のみが存在していたのみ。

 

 

念のためしばらく待機し,巣に戻って
来るハチがおればその都度退治実施。

 

長時間待機しましたがハチの気配は
なかったので駆除作業の完了。

 

これでようやく作業を再開して
頂くことが出来そうです。

 

今回は既に巣を飛び立ったあとでしたが
この時期もまだコガタスズメバチも
活発に巣にて活動しており,巣は直径
30㎝以上に成長しており,ハチの総数も
数百匹程に増加しておりますので
敷地内に植木などが存在する場合は
十分ご注意ください。