テラスのアシナガバチ巣駆除

 

2022年7月22日(金)

 

テラスで洗濯物を干している時に突然
ハチが飛んできて刺されてしまった！

 

ということで緊急の御連絡を頂いたのですが
まずはすぐに手当てなさったため大事には
至る事はなかったので良かった。

 

それは本当に突然の事で御自宅裏庭に設置
されているテラスにて洗濯物を干して
いたところ,ハチに刺された・・・

 

一体何が原因なのか全く分からない状況で
刺されてしまったのです。

 

テラスには雨よけの屋根が設置されており
そして足元にはウッドデッキがある。

 

緊急事態なのでご家族の方がその後周辺の
点検を行ったのです。

 

ハチに刺されたということは近辺に巣を
作られていたのであろうか？

 

かなり気持ちの悪い状況だったのですが
屋根や窓部分などよく確認したのですが
ハチの巣らしき物は見当たらない・・・

 

そして裏庭の植木なども点検してみたのですが
やはり巣は見当たらない・・・

 

一体どういうことなのか・・・

 

たまたま飛んできた蜂に刺されて
しまったのか？

 

かなり疑問と不安に満ち溢れていたのですが
その時,一匹のハチの姿を発見！

 

このハチが刺した張本人なのか！？

 

しばらくそのハチの様子を窺うことに。

 

するとしばらくテラス付近をウロウロとした後
なんとそのハチは足元に設置されていた
ウッドデッキの裏側部分に侵入したのです！

 

まさかウッドデッキに巣作り！？

 

その侵入した先近辺というのが洗濯物を
干していた箇所のすぐ近くだったのです。

 

ということはこちらのハチに刺されて
しまったということか・・・

 

ですがウッドデッキ裏側が確認出来ないため
巣作りされているのかは分からず。

 

その後も様子を窺ってみたところ定期的に
ハチが出入りしていたので巣作りを
疑うこととなったのでした。

 

全く状況が分からなかったのですが
ご自分で駆除することを決断しハチ駆除
スプレーをウッドデッキ裏側に一気に噴射！

 

すると物凄い羽音が響き渡り多数のハチが
飛び出して来たので危険を感じすぐに避難！

 

しばらく経過後,様子を確認したところ
辺りで飛び回っているハチの姿もあり
どうすることも出来ず御連絡頂いた。

 

こういう事でございました。

 

今回ウッドデッキ裏側にハチが出入りしていた
ということはほぼ間違いなく巣作りされて
いたということになり,ウッドデッキ裏側に
巣を作られているという事は上部を
踏みしめた際に振動が巣にダイレクトに
伝わりやすいということになります。

 

ですので洗濯物を干している際,気付かず
巣の真上のウッドデッキを踏みしめてしまい
ハチを刺激し刺されてしまった可能性が
考えられるのです。

 

又は巣へハチが行き来する際,すぐ側にいた
お客様が蜂を刺激してしまうことになり
刺されたということが考えられます。

 

ハチの種類はアシナガバチだったのですが
ハチの種類を問わず刺激してしまうと
刺されてしまうというわけです。

 

このようにテラスなどに設置されている
事の多いウッドデッキ裏側というのも
かなり注意が必要なポイントになります。

 

ウッドデッキ裏側に巣作りされてしまうと
巣が全く見えないため,異変に気付くことが
困難だからです。

 

そして今回のようにすぐ真下の蜂の巣を
刺激してしまい,刺されてしまう・・・

 

このような事態がよく発生しますのでもしも
敷地内にウッドデッキが設置されている場合は
注意が必要でしょう。

 

そして今回は何処に蜂の巣があるか分からない
状況でご自分で駆除してしまった。

 

このような状況ではハチ駆除スプレーを使用
したとしても完全に巣に噴射することが出来ず
ハチを駆除出来ないことが多いので中途半端に
終了してしまうことが多いのです。

 

更に逆に蜂をかなり刺激してしまうことになり
刺されてしまう確率が非常に高い。

 

更には完全に駆除出来ていない状況では
様々な弊害が発生してしまうこともあるので
ご自分で蜂の巣駆除をなさる場合は完全に
駆除するつもりで万全の態勢で行うことが
重要になります。

 

既に被害が発生してしまっている状況
なので迅速に御対応。

 

該当のテラス部分を確認しますと,全く
何処に巣作りされているのか分からない状況。

 

しばらくハチの動向調査を実施したところ
ハチの飛翔を確認。

 

それはセグロアシナガバチ。

 

ですが動向が異常な状態だったのでこの蜂は
スプレーを噴射された巣のハチである
可能性が高いということです。

 

そのハチはウッドデッキ裏側に侵入するという
わけではなく,辺りを旋回ウロウロ。

 

やはり弊害が発生している様子。

 

とりあえず該当箇所付近のウッドデッキ
裏側を細部まで調査実施。

 

 

するとありました,セグロアシナガバチの巣。

 

疑いのある箇所付近のウッドデッキ裏側に
やはり巣作りされていたのです。

 

 

ですが巣に蜂の姿は無し。

 

辺りを調査したところ,ハチの亡骸はほんの
数匹程度だったのでほとんどのハチが駆除
出来ていなかったということ。

 

とりあえず巣を完全に撤去。

 

 

そしてここからは周辺で飛んでいるハチを
地道に捕獲退治し,その他の箇所も調査。

 

このような状況では周辺の至る箇所に蜂が
潜んでいることもありますので調査しますと
やはり近辺のテラス屋根部分や,裏庭の植木
部分などにも不自然にアシナガバチの姿。

 

やはり駆除しきれていなかったハチたちが
行き場を失い,近辺にて潜んでいたのです。

 

このように駆除が完全に行えなかった場合
周辺の至る箇所にて潜んでしまうなど弊害が
発生してしまうことになりますので完全な
駆除が重要になります。

 

出来る限りそれらのハチを調査しほぼ全ての
蜂を退治完了。

 

そして念のため敷地内全域の調査も実施し
他では現時点では巣作りされていないことを
確認出来ましたので駆除作業の完了。

 

これでとりあえずはご安心頂くことが出来ます。

 

刺されてしまったご家族の方も大事には
至らなかったようなので一安心。

 

今回のようにウッドデッキ裏側というのも
蜂に巣作りされてしまうことがあり,きっかけが
あれば足元から突然襲われ刺されてしまうことも
ありますので,もしも敷地内にウッドデッキが
設置されている場合は定期的に蜂が裏側に出入り
していないかどうかをよく点検しておく
ことをおススメ致します。

 

そしてもしもご自分で蜂の巣駆除を行う場合は
完全に駆除出来ていなければ,後々様々な弊害が
発生してしまうことがありますので,必ず
万全の態勢で行うことが重要です。

 

更に今回のように巣作りされている箇所が
何処か分からない状況であれば特に危険な
事態に陥ってしまうこともありますので
かなり注意が必要になります。