室外機のアシナガバチ巣駆除

 

2022年6月15日(水)

 

エアコン室外機の中からハチがいっぱい
飛び出して来た！

 

そこら中で飛び回りとんでもない事に
なってしまった！

 

ということで駆除の御相談を
頂きましたのは戸建て住宅に
お住まいのお客様。

 

今回そんな事態に陥ってしまった
エアコン室外機というのは御自宅の
一階地面に設置されているタイプの物で
今年に入ってからはまだそのエアコンは
使用されていなかったのです。

 

そして今回久々にエアコンを使用し出す
ことになったのですが,お客様はその際
屋外の該当の室外機近辺の草刈りを
行っていたのです。

 

ご家族の方がエアコンを使用し出した瞬間
突如異変が発生！

 

辺りで物凄い羽音が響き渡り,そして先程
までは存在しなかったはずの多数のハチが
飛び回り出したのです！

 

突然の事だったので一体何が起きたのか
分からなかったのですが,草刈りを中止し
周辺の様子を窺ってみたところ,どうも
それはエアコンの室外機周辺で発生して
いるような雰囲気だったので,これは危険と
判断しすぐにエアコンを停止。

 

そして再度室外機の様子を確認したところ
室外機の本体に不自然にへばりついている
ハチの姿があれば,周辺で飛び回っている
ハチの姿もあり。

 

しばらくすると徐々に飛び回っていた
ハチたちも落ち着きを取り戻した様子で
羽音はそれ程気にならなくなった・・・

 

ということはエアコン室外機周りに蜂に
巣作りされていたという事なのか？

 

巣作りされているのかは周辺に近付く事が
出来なかったので全く分からない状況。

 

その後はエアコンを使用することも出来ず
そして草刈りも行えない状況になって
しまったので,なんとかしてほしい・・・

 

こういう事でございました。

 

エアコン室外機に関しましてこの時期によく
発生する緊急事態になります。

 

そろそろ蒸し暑くなってくるこの季節に久々に
エアコンを使用し出すことが多いと思うのですが
その際に屋外に設置されている室外機にて
とんでもない事態に陥ることがあるのです。

 

それはエアコンを使用し出した瞬間,今回のように
辺りで突然ハチが飛び回り,近辺にて多数のハチが
群がり出すといった事態が発生することが
あるのです。

 

エアコン室外機周りというのも蜂によく巣作り
されてしまうポイントであり,ハチの種類は
主にアシナガバチになります。

 

外側の本体部分に巣作りされることもあれば
本体内部に巣作りされることもあり
その内部に巣作りされた場合に異常事態が
発生しやすいのです。

 

春先頃から本体内部に巣作りされており
気付かずエアコンを久々に使用し出した際に
驚いたアシナガバチたちがパニックとなって
飛び出し辺りで飛び回る事になる
ということです。

 

今回のお客様宅の室外機も恐らく内部に
巣作りされており,パニックとなった
ハチたちが内部から飛び出して来た
という事で間違いなさそう。

 

エアコンが使用できない状況なので
早急に調査駆除にお伺い。

 

夜間にお伺いとなってしまったため,ハチの
動向調査は出来ませんでしたが,現時点では
外部に潜んでいるような状況はなし。

 

 

エアコン室外機内部を調査しましたが外部から
確認する限り巣は見当たらず。

 

ですので薬剤注入し営巣箇所の特定実施。

 

するとおおよその営巣箇所が特定出来ましたので
全てのハチを退治し内部を確認。

 

内部を確認したところ,蜂の巣にも異常事態が
発生してしまった様子で下部に落下してしまい
そのままそちらで生活していた状況。

 

 

元々は上部に巣作りされていたのですが
ファンが回転し巣に接触してしまい巣が
落下してしまったのです。

 

 

巣及び亡骸を全て回収し上部の痕跡も
跡形なく完全に除去。

 

既に巣からは複数の働き蜂が誕生している
状況でまだまだ幼虫もサナギも多数
でしたので今後更に蜂の数は増加
していたことでしょう。

 

念のため敷地内その他の箇所全域も調査し
他では巣作りされていないことを確認
出来ましたので駆除作業の完了。

 

これで安心してエアコンを使用して
頂くことが出来そうです。

 

今回のようにエアコン室外機内部にも蜂に
巣作りされてしまうことがあり,春先の
まだエアコンを使用していない期間に
侵入され巣作りされることが多いので
久々にエアコンを使用し出す際は必ず
屋外に設置されている室外機に蜂が侵入
していないかどうかをよく確認してから
使用して頂くことが重要です。

 

エアコンを使用している場合は屋外に
室外機が設置されておりますので各エアコンの
室外機が何処に設置されているかをまずは
把握しておくことをおススメ致します。