「ポストに近付けない!」【堺市の蜂の巣駆除】2022/06/12
ポスト下部が装飾によって内部が空間となっているのですが,その内部に蜂が出入りしていたので巣を作られているかもしれない!駆除の全容を御紹介させて頂きます。
板倉敦司
板倉敦司

大阪府堺市東区戸建て住宅

ポスト下部の蜂の巣駆除

 

2022年6月12日(日)

 

御自宅外構部分のインターホンやポストが
設置されている箇所辺りに蜂の巣があるかも
しれないのでポストの郵便物の回収も
ハチが気になり出来ない状況!

 

ということで御連絡を頂きましたのは
戸建て住宅にお住まいのお客様。

 

そちらの箇所というのがインターホンやポストの
下部が複数枚の板によって装飾されている状態
だったのですが,その板部分に生じている隙間
からハチが出入りしているという事だったのです。

 

装飾部分というのが両サイドから板で打ち付け
られている状態でその内部が空間となっているため
その空間部が疑わしいということ。

 

ですが板の隙間からハチが出入りしているのは
確認出来たのですが,完全な空間内部なので
巣の全容は全く見えない状況だったのです。

 

ですので巣作りされているのかは完全には
確定出来ない状態だったのです。

 

そんな状況を疑うきっかけとなったのがつい
最近に,近辺に自転車を駐輪した際なんとすぐ
目の前に一匹のハチが姿を現したのです!

 

するとそのハチは該当のポストの下部辺りへ!

 

そしてしばらくウロウロした後,なんと該当の
板と板との間の隙間部分より内部へ侵入!

 

まさかこんなところに蜂の巣!?

 

想定外の事態にかなり驚かれたのでした。

 

その後も全くそのハチが出てくることは無く
しかも更にその後別のハチがやって来たと思えば
同様の箇所から内部へ侵入するのを確認したので
これは巣を作られているかもしれない!

 

と確信に変わったのでした。

 

そちらはポストやインターホンのすぐそばだったので
そんな光景を発見してしまってからはポストに
近付くのもままならない状況に。

 

そしてインターホンのすぐそばという事もあり
訪問されて来た方にも万が一の事があっては
ならないという事で早急に対処する必要が
あったのです。

 

ハチの種類は詳しくお聴きした結果
アシナガバチで間違いなし。

 

今回はポスト近辺が稀な構造で内部の空間が
標的となってしまったのですが,このように全くの
想定外の箇所に巣作りされてしまうことも
よくあるのです。

 

そして一見しただけでは蜂の巣が確認出来ずに
そのまま時が経過してしまい,巣が巨大化そして
ハチの数も増加してしまうことになるのです。

 

今回はたまたまハチの姿を確認出来,異変を察知
することが出来たのですが,もしもタイミングが
合わず蜂の姿を目撃することが出来なかった場合
更に発見は遅れていたことでしょう。

 

そしてポストのすぐそばということもあり
郵便物などを取り出す際,近付いた瞬間に蜂を
刺激してしまい,襲われていた可能性も
あったのです。

 

更にはインターホンのすぐそばという事なので
第三者の方に被害が発生していた可能性も
あったのです。

 

このように蜂に巣作りされてしまった箇所に
よってはかなりの確率で第三者の方々に影響が
及んでしまうこともありますので,敷地内
であれば全域に注意を払う必要があります。

 

過去にはポストの中に巣作りされてしまい
投函される方がかなり危険な状況に陥っていた
という事態も発生したこともございます。

 

ポストの取り出し口が故障してしまい常に
開いたままの状態になっており,そちらから
侵入され,ポスト内部に巣作りされていたのです。

 

これは本当に稀な事態ですが,ポスト内部に巣作り
されてしまうこともありますので,取り出し口が
取れてしまっている,割れているなどの状態の
場合は念のため修理交換を行っておくことを
おススメ致します。

 

いつ何時標的となってしまうか分かりませんので
常に備えておくことが重要になります。

 

かなり危険な状況なので迅速に御対応。

 

該当箇所を確認しますと,そこはポスト周りが
装飾されており板が張り付けられている状態。

 

やはり一見しただけでは巣が見えない状況。

 

ハチの出入りを確認出来ない場合は全く異変を
察知する事は出来ない状況だったのです。

 

今回のお客様は被害が発生してしまう前に
蜂が侵入するのを発見出来たのでまだ
不幸中の幸いでした。

 

何処に巣作りされているのか全く把握出来ない
状況でしたのでまずは蜂の動向調査。

 

しばらく経過後...

 

来ました,正体はセグロアシナガバチ。

 

板の隙間部分から侵入するのを確認出来ましたので
おおよその営巣箇所が特定。

 

蜂の巣ポスト下

 

ハチの動向を調査したところ,それはポストの
目の前を行き来していたのでやはりポストに
接近してしまうとかなり危険な状況。

 

まずは内部のハチたちを即効で退治実施。

 

蜂を退治出来たところで戻りバチに注意を
払いつつ内部の確認。

 

するとありました,セグロアシナガバチの巣。

 

内部の空洞部分をうまく利用し巣作り。

 

アシナガバチ巣隙間

 

時期的に複数の働き蜂が誕生している状況。

 

想定外の箇所に巣作りされていたのです。

 

跡形なく完全に除去完了。

 

すると別箇所部分にも同種のアシナガバチの巣!

 

 

こちらは過去に巣作りされていた物でしたが
以前から標的となっていたことが判明。

 

完全に巣を撤去しその他の箇所も調査したところ
他では問題無いことを確認出来ましたので
戻りバチを退治しつつ全域の調査も実施。

 

結果,その他の敷地内には幸い現時点では巣作り
されていないことを確認出来ましたので
駆除作業の完了。

 

これで安心して日常生活に戻って頂くことが
出来そうです。

 

しかしセグロアシナガバチに関しては毎年のように
巣作りされてしまう事態がよく発生しますので
今後はポスト周り以外の敷地内全域も定期的に
点検を行って頂く必要がありそうです。

 

今回の営巣箇所に関しましては構造上稀なケース
でしたが,巣作りされてしまった箇所によっては
日常生活にかなり影響が出てしまう事もあり
そして今回のようなインターホンのすぐそばなど
であれば,かなりの確率で第三者の方々に影響が
及んでしまうこともありますので要注意です。

 

そしてポスト周りや外壁部分など装飾されている
状態で内部が空洞になっている場合は蜂の標的と
なることもあり,かなり発見が困難になりますので
もしもそのような装飾が存在する場合は定期的に
ハチが出入りしていないかどうかをよく確認
しておくことをおススメ致します。