「アコーディオン式の門扉に!」【茨木市の蜂の巣駆除】2022/06/16
ガレージの出入り口に設置されているアコーディオンタイプの門扉にハチに巣作りされているのを発見!駆除の全容を御紹介させて頂きます。
板倉敦司
板倉敦司

大阪府茨木市戸建てガレージ

門扉の蜂の巣駆除

 

2022年6月16日(木)

 

御自宅のガレージの出入り口に設置されている
アコーディオン式の伸縮門扉に蜂に巣作り
されているのを発見してしまった!

 

ということで駆除の御依頼を頂いたのですが
そちらのガレージは敷地内の裏手に位置
しており,駐車されている車両は時折使用されて
いる程度で常に門扉は閉められている状態
だったということ。

 

そして今回久々に車を使用することになり久々に
門扉を開けることになり,一気にスライドさせた
ところ突然異変が発生!

 

突如周辺にて複数の虫が飛び回り出したのです!

 

その虫をよく確認したところ,それはハチ!

 

突然の異常事態にかなりビックリ!

 

門扉を動かした瞬間にそのような事態になったので
門扉部分に巣を作られていたのか!?

 

かなり不安になったのですが,辺りではハチが飛び
回っている状況だったので確認は出来ず。

 

そして門扉は動かすことが出来ず,車を出すことも
出来なくなってしまった...

 

とりあえずはその場を離れ,しばらく時間が経過した後
状況を確認してみることに。

 

するとどうやら落ち着いたようで飛び回っている
ハチの姿は特になかったので,門扉をよく確認して
みたところ,なんと門扉の僅かな隙間部分に蜂の巣が
あり,その後も定期的に蜂が行き来していたので
危険を感じ駆除を御決断なさったのでした。

 

まさかこんな所に巣作りされるなんて...

 

車を出せないのでなんとかしてほしい...

 

こういうことでございました。

 

ガレージに設置されていることの多いアコーディオン
タイプの横に伸縮させる引き戸というのも蜂に
巣作りされることがあり,蜂の種類は主に
アシナガバチがよく巣作りを行います。

 

引き戸自体に巣作りされることもあれば両サイドに
設置されている支柱部分に巣作りされることも
あるのです。

 

引き戸,支柱共に僅かな隙間が生じていることが
多いので,その隙間に巣作りされてしまうのです。

 

こちらもまさかの営巣箇所になります。

 

普段日常的に車の出し入れを頻繁に行っており
常に門扉も開閉を繰り返している場合は標的と
なりにくいのですが,やはり今回のお客様宅の
状況のように全く使用されておらず,常に
閉められている状態,あるいは常に開けられている
状態などの場合は標的となりやすくなります。

 

そしてハチのシーズンである春頃から秋頃に
かけての間に久々に引き戸を動かした瞬間
蜂の巣を刺激してしまい,パニックとなった
ハチたちが辺りで飛び回ってしまうことに
なるのです。

 

もしも手を触れた箇所の近辺に巣作りされていれば
刺されてしまう可能性も高いのでかなり危険な
ポイントであると言えるでしょう。

 

ですので御自宅のガレージなどにアコーディオン
タイプの門扉が設置されている場合で長期間使用
されていない場合は要注意となります。

 

久々に開閉なさる際は必ず事前にハチが行き来
していないかどうかをよく確認しておく
ことをおススメ致します。

 

車を利用出来ない状況なので迅速にお伺い。

 

該当のガレージを確認しますと,やはり一見した
だけでは蜂の巣があるとは思えない状況。

 

そしてそこにはアコーディオン式の門扉。

 

該当箇所を確認しますと,ありました
フタモンアシナガバチの巣。

 

蜂の巣アコーディオン門扉

 

門扉に構造上発生していた隙間部分に器用に
巣作りされており,時期的に複数の働き蜂が
既に誕生している状況。

 

門扉を開放した際にかなりこちらの蜂の巣を
刺激してしまったのですが,被害が発生する
ことはなかったので不幸中の幸い。

 

フタモンアシナガバチに関してはアシナガバチの
中では体長が最も小さいので,少しの隙間があれば
侵入し巣作り出来てしまう蜂になり,そして巣の
形状を営巣箇所に合わせて自由自在に合わせる
ことが出来ますのでその他のアシナガバチに
比べると営巣箇所が厄介なアシナガバチになります。

 

状況が把握出来ましたので駆除実施。

 

アシナガバチ巣引き戸

 

現時点で巣にいるアシナガバチを全て退治し
巣も跡形なく完全に除去完了。

 

 

巣の内部を確認しますと,複数の働き蜂が誕生して
いる状況だったので,しばらく待機し巣に戻って
くるハチを地道に捕獲退治。

 

そして念のため敷地内その他の箇所全域も調査。

 

するとその他の一階出窓下部にも同種の
アシナガバチの巣を確認。

 

 

こちらは過去の巣でしたが以前から実は敷地内が
標的となっていたことが判明。

 

フタモンアシナガバチに関してもその他のハチの
セグロアシナガバチ同様毎年のように巣作りされたり
複数箇所に巣作りされてしまうという事態がよく
発生する蜂になりますので毎年対策の必要な
アシナガバチになります。

 

全ての箇所を調査させて頂いた結果,幸い現時点では
巣作りされていないことを確認出来ましたので
全ての駆除作業の完了。

 

これでようやく車を使用して頂くことが出来ます。

 

ですが今後もこちらのガレージをあまり使用
されない場合は門扉が標的となってしまう可能性が
ありますので,定期的に点検を行っておく
必要がありそうです。

 

今回のケースのようにガレージに設置されている
事の多いアコーディオン式の門扉に巣作りされて
しまうこともありますので,もしも御自宅に設置
されている場合は蜂の標的となることがある
という事を御認識頂ければと思います。

 

そしてもしも全く使用していない門扉が存在する
場合は特に注意が必要になりますので,気を
配っておくようにし定期的な点検が必要です。

 

ガレージの出入り口に設置されているという事は
すぐそばが通りに面しているケースが多く,巣作り
されている箇所によっては通行人の方々にも
影響が及んでしまう事もありますのでそんな
観点からも十分ご注意ください。