「二階軒に巣作り開始!」【橿原市の蜂の巣駆除】2022/05/19
板倉敦司
板倉敦司

奈良県橿原市ハチ駆除

二階天井のアシナガバチ駆除

 

2022年5月19日(木)

 

一戸建て御自宅の二階の一番上の所に
蜂の巣があるのを発見した!

 

ということで駆除の御依頼を
頂いたのでした。

 

そこは二階の最上部の軒だったので
かなり発見が困難な箇所だったのですが
すぐ側に窓が設置されており,そちらから
異変に気付く事が出来たのです。

 

ある時,そちらの窓付近を通り過ぎようと
したところ,窓越しに何かの物影を
確認したのです。

 

少し気になったのですが,そちらの窓は
完全に開放出来ないタイプの物だったので
室内側からは確認することは出来ず。

 

ですので屋外より確認することに。

 

一階から該当の窓頭上付近をよく点検して
みたところ,なんと二階最上部の軒辺りに
小さな物体があったのです。

 

そしてしばらく様子を窺ったところ
一匹のハチがやって来てそちらの物体に
くっついた!

 

ということは蜂の巣か!?

 

その後も確認する度にそのような状況
だったので蜂の巣と判断し駆除を
ご決断なさったのでした。

 

一時はご自分で駆除しようかと思ったのですが
場所が場所だけに危険なので自力での
駆除は断念なさったのでした。

 

ハチの種類は詳しくお聴きした結果
アシナガバチで間違いなし。

 

このまま放置していれば巣は大きくなり
ハチの数も増加するかもしれないので
すぐに駆除しないといけない・・・

 

そうご判断なさったのです。

 

正に仰る通りなのです。

 

アシナガバチに関しましてはこの時期は
昨年の段階で最終的に周辺にて誕生した
新女王蜂が新たに巣作りを開始している時期
になりますので,まだ巣の内部からは蜂が
一匹も生まれておらず,巣に対してハチの
数が一匹のみなのでそれだけ危険性を
最小限に抑える事が出来るからです。

 

これがもしもあとひと月も発見が遅れて
いれば徐々に巣の内部から働き蜂が誕生
していることになるので,ハチの数が増加し
危険性は増大していたのです。

 

例外を除き,アシナガバチに関しましては
発見が遅れれば遅れてしまうほど,それだけ
危険性が増大してしまうことになるので
どれだけ早期に発見し早期に駆除出来るかで
状況は大きく左右されることになりますので
春先のこの時期から意識的に全域の点検を
行っておくことが重要です。

 

早急に駆除にお伺い。

 

該当箇所を確認しますと,それは二階最上部の
軒に巣作りされており,巣は初期サイズ。

 

 

想定通り巣の内部からはまだ働き蜂は一匹も
誕生しておらず,ハチの数は女王蜂のみの状況。

 

かなり気付きにくい箇所に巣作りされていたため
早期に発見出来,まだ不幸中の幸いでした。

 

状況が把握出来ましたので駆除実施。

 

少し高所となりましたので慎重に最接近し
一匹のアシナガバチを退治。

 

 

そして巣も跡形なく完全に除去完了。

 

これでこちらの蜂の巣に関しては完全に
駆除完了出来たことになります。

 

念のため敷地内その他の箇所も調査実施。

 

すると裏手に設置されている電気給湯器部分にも。

 

先程と同種のセグロアシナガバチの巣。

 

 

こちらも初期サイズなので今シーズンに
巣作りされたものなのか?

 

現時点では巣にハチの姿は無かったので
しばらく待機し様子を見る事に。

 

まずはその他の箇所も引き続き調査実施し
他では問題ないことを確認出来ましたので
電気給湯器の蜂の巣へ。

 

ですが変わらずアシナガバチの姿は無し。

 

仕方がないので巣を撤去し,内部を確認したところ
どうやら今年に巣作りされたものではなく
昨年以前に巣作りされていたことが判明。

 

やはりお客様宅でも以前からアシナガバチの
標的となっていたということです。

 

アシナガバチに関しましては種類によっては
毎年のように巣作りされる,あるいは同年に
複数箇所に巣作りされてしまう事態がよく
発生しますので,意外と厄介なハチになります。

 

今回のお客様宅も現時点では完全に駆除出来て
いるのですが,今後も定期的に全域の点検を
行って頂く必要があります。

 

この時期はどの種類のハチも新たに巣作りを開始
している時期となり,この時期に巣を発見出来れば
危険性など最小限に抑える事が出来ますので
全域の点検を開始して頂ければと思います。