「外階段の裏側に蜂の巣!」【大阪市のハチ駆除】2022/07/26
板倉敦司
板倉敦司

大阪市旭区戸建て住宅

階段裏の蜂の巣退治

 

2022年7月26日(火)

 

御自宅の一階に設置されている階段の裏側
部分にハチに巣作りされてしまっている!

 

ということで御連絡を頂いたのですがお客様宅は
一階がガレージとなっており,玄関が二階に位置
している状況でその玄関へ上がるための階段
部分に巣作りされているということ。

 

巣はかなり大きくなっており,ハチの数も多いので
自分ではどうすることも出来ない!

 

実はそちらの階段では春先頃から異変が発生
していたのです。

 

それは春先の4月頃に同階段にてハチに巣作り
されているのを発見したのです。

 

その際は巣は小さくハチもいなかったので
ご自分で駆除を行ったのです。

 

これで問題ないと思っていたら数日後に確認した
ところ,またまた蜂の巣が出来上がっていたのです。

 

かなり厄介だと思っていたのですが駆除しようか
どうか考えているうちにあっという間に時が経過。

 

定期的に巣の状況を確認していたのですが
その度に巣は大きくなっているような気がし
そしてハチの数も増加しているような気が...

 

そんな状況だったので駆除しないといけないと
思いつつも,結果放置してしまうことに。

 

するといつの間にか巣はかなり巨大化しハチの
数もかなり増加してしまっていたのです。

 

そして今回駆除を御決断なさったのはガレージに
自転車を駐輪し玄関に向かおうとした瞬間
突然目の前にハチが姿を現し,傍から離れず
かなり恐怖を覚えることとなったので
危険を感じ駆除を御決断なさったのでした。

 

蜂の巣はみるみるうちに大きくなっていったので
もっと早く駆除を行っていればと少し後悔
してしまうことに。

 

こういうことでございました。

 

ハチの種類は詳しくお聴きした結果
アシナガバチで間違いなし。

 

今回のように屋外に設置されている階段の裏側
というのも構造によっては蜂に巣作りされて
しまうポイントとなり,階段の裏側という事は
巣作りされてしまった箇所によっては一見した
だけでは分からず覗き込まないと確認出来ない
こともありますので発見が遅れてしまう
ことも多々あるのです。

 

そして階段の構造によっては上り下りを行った際
巣にかなりダイレクトに振動が伝わってしまう
こともあり,蜂をかなり刺激してしまうことに
なるので危険度の高い営巣箇所でもあります。

 

過去には階段を下りていた際,強く踏みしめて
しまったため,蜂を刺激してしまい足元を襲われ
刺されてしまった方もおられましたので
注意が必要な箇所になります。

 

そして今回のお客様は春先に巣作りされている
のを発見し,自分で駆除なさったということ
でしたが,蜂を駆除せずに巣のみを撤去しただけ
だったので完全に駆除出来ていなかったのです。

 

春先の時期はアシナガバチに関しては巣は小さく
ハチの数も一匹のみである事がほとんどなので
巣に蜂がいない状態で巣のみを撤去したとしても
完全な駆除は出来ておらず,再度同一箇所あるいは
近辺に巣作りされてしまうことがよく発生します。

 

春先に関しては危険性は最も低いのですが駆除の
やり方によっては後々弊害が発生してしまう事も
ありますのであまり軽く考えない方が良いでしょう。

 

今回のお客様もそのような状況で再度階段裏に
巣作りされてしまい,そのまま巨大化して
しまったということのようです。

 

ですのでご自分で蜂の巣駆除を行う場合は時期を
問わず細心の注意を払って頂くことが重要です。

 

玄関への出入りに支障が出てしまっている
状況なので迅速に駆除にお伺い。

 

該当の階段を確認しますと,すぐに蜂の姿!

 

頻繁に裏側へ行き来していたのです。

 

正体はセグロアシナガバチ。

 

裏側を確認したところ,巣はかなり巨大化。

 

ハチの巣階段裏

 

ハチの数もかなり増加している状況でしたので
危険度はかなり高くなっていたのです。

 

幸い階段の構造があまり蜂の巣には振動が
伝わらない構造でしたので通常の上り下りには
影響が無い状況だったのです。

 

しかしすぐ近辺が自転車の駐輪スペースとなって
いたので,蜂を刺激してしまう恐れのある箇所でした。

 

そして更には近辺にはポストが設置されて
いましたので,投函される方など第三者の方々にも
危険が及んでしまう状況だったのです。

 

状況が把握出来ましたので慎重に巣に最接近。

 

アシナガバチ巣階段

 

現時点で巣にいるアシナガバチたちを全て
退治し,そして巣も完全に撤去完了。

 

巣の内部にはかなり多数の幼虫,サナギが存在
しましたので更にハチの数は倍増していた
ことでしょうがそれは阻止。

 

セグロアシナガバチの巣

 

多数の戻りバチを地道に捕獲駆除しつつ,念のため
敷地内その他の箇所も細部まで調査実施。

 

結果,他では現時点では巣作りされていない
ことを確認出来ましたので駆除作業の完了。

 

これでご安心頂くことが出来ます。

 

今回のケースのように屋外に設置されている
外階段というのも裏側などが蜂の標的となって
しまうことがありますので,もしも敷地内に
階段が設置されている場合は裏側の見えない
部分にも注意を払っておくことが重要です。

 

裏側に巣作りされている場合,構造によっては
振動が巣に伝わりやすく,蜂を刺激しやすいので
足元には十分ご注意ください。

 

そして春先頃にアシナガバチの巣を発見し
ご自分で駆除なさる場合は再度巣作りされる
などの弊害を防止するためにも,必ず万全の
態勢で完全に駆除しておくことが重要になります。